TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024055336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162171
出願日2022-10-07
発明の名称ストッカシステム
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類G06Q 10/083 20230101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】受取者の利便性をより向上させる。
【解決手段】ストッカシステムは、異なるサイズの複数の収容ボックスを有するストッカを備える。更に、このシステムは、物品の受取者を識別可能な情報である受取者情報を、収容ボックスを識別可能な情報である収容ボックス情報と対応付けて記憶する記憶部と、収容ボックス間で物品の移し替えが要求されると、受取者情報を入力させ、入力させた受取者情報に基づいて記憶部から対応する収容ボックスを見つけ出して解錠した後、物品が収容されていた収容ボックスとは異なるサイズの新たな収容ボックスを解錠する制御部と、受取者情報と収容ボックス情報との対応付けを、物品が収容されていた前の収容ボックスから新たな収容ボックスに更新する更新部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
異なるサイズの複数の収容ボックスを有するストッカを備えるストッカシステムであって、
前記収容ボックスに収容されている物品の受取者を識別可能な情報である受取者情報を、当該収容ボックスを識別可能な情報である収容ボックス情報と対応付けて記憶する記憶部と、
前記収容ボックス間で物品の移し替えが要求されると、前記受取者情報を入力させ、入力させた前記受取者情報に基づいて前記記憶部から対応する収容ボックスを見つけ出して解錠した後、前記物品が収容されていた収容ボックスとは異なるサイズの新たな収容ボックスを解錠する制御部と、
前記受取者情報と前記収容ボックス情報との対応付けを、当該物品が収容されていた前の収容ボックスから前記新たな収容ボックスに更新する更新部と、
を備えるストッカシステム。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
請求項1に記載のストッカシステムであって、
前記受取者情報は、受取者が前記物品を注文した際に付与された注文番号である、
ストッカシステム。
【請求項3】
請求項1または2に記載のストッカシステムであって、
操作者により操作される操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部を介して前記物品に収容されていた収容ボックスとは異なるサイズの新たな収容ボックスの選択を受け付け、選択された前記収容ボックスを解錠する、
ストッカシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のストッカシステムであって、
前記収容ボックスの開閉を検知する検知部を備え、
前記制御部は、入力させた前記受取者情報に対応する収容ボックスを解錠した後、開放された前記収容ボックスが閉鎖されたことが前記検知部により検知されると、前記新たな収容ボックスの選択を受け付ける、
ストッカシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ストッカシステムについて開示する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内部に上側の収納領域A1と下側の収納領域A2とに分ける仕切りが設けられた収納部を備えたロッカー装置において、配送業者が収納領域A1に物品を配送し、物品を利用者が取り出す前に別の物品の配送を依頼し、配送業者が収納領域A2に物品を搬送することで、利用者が複数の物品を一括して受け取ることができるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このロッカー装置は、同一の利用者により配送先として予約され、受取が済んでいない収納部がある場合、新たに配送する物品を同一の収納部に収納可能であるか否かを判定する。ロッカー装置は、予約済みの収納部に空き状態の収納領域が残っており、空き状態の収納領域の最大収納寸法が物品特徴データに示された物品の寸法よりも大きく、物品特徴データに示された温度管理種別に対応可能な収納部であれば、新たに配送する物品を同一の収納部に収納可能であると判定する。そして、ロッカー装置は、同一の収納部に収納可能であれば、予約済みの収納部を配送先として選択し、同一の収納部に収納可能でなければ、予約済みの収納部の近傍から配送先の収納部を選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-055401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置では、新たに配送する物品の寸法が空き状態の収納領域の最大収納寸法よりも大きい場合には、当該物品を別の収納部に収納することとなるため、物品の受取者の利便性を欠く。
【0005】
本開示は、受取者の利便性をより向上させることができるストッカシステムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のストッカは、
異なるサイズの複数の収容ボックスを有するストッカを備えるストッカシステムであって、
前記収容ボックスに収容されている物品の受取者を識別可能な情報である受取者情報を、当該収容ボックスを識別可能な情報である収容ボックス情報と対応付けて記憶する記憶部と、
前記収容ボックス間で物品の移し替えが要求されると、前記受取者情報を入力させ、入力させた前記受取者情報に基づいて前記記憶部から対応する収容ボックスを見つけ出して解錠した後、前記物品が収容されていた収容ボックスとは異なるサイズの新たな収容ボックスを解錠する制御部と、
前記受取者情報と前記収容ボックス情報との対応付けを、当該物品が収容されていた前の収容ボックスから前記新たな収容ボックスに更新する更新部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示のストッカでは、例えば、既に物品が収容されている収容ボックスに十分な空きスペースがなく、同じ収容ボックスに追加で新たな物品を収容できない場合であっても、これらの物品をより大きいサイズの収容ボックスに移し替えることで、複数の物品を同じ収容ボックスに収容することが可能となる。受取者は、複数の物品を同じ収容ボックスからまとめて取り出すことができるため、受取者の利便性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
販売管理システムおよびストッカシステムの一例を示す概略説明図である。
ストッカの概略構成図である。
使用状況情報の一例を示す説明図である。
移動処理の前半部分の一例を示すフローチャートである。
移動処理の後半部分の一例を示すフローチャートである。
処理選択画面の一例を示す説明図である。
移動先選択画面の一例を示す説明図である。
移動先選択画面の他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乗降調査装置
15日前
個人
自動販売機
22日前
日本精機株式会社
投影装置
15日前
個人
リユース統合システム
1か月前
日本精機株式会社
投影システム
16日前
株式会社SUBARU
車両
23日前
個人
チラシ掲載位置表示システム
1か月前
個人
情報処理装置及びプログラム
1か月前
小林クリエイト株式会社
RFタグ
22日前
17LIVE株式会社
サーバ
15日前
株式会社協同印刷
防災・災害マウス
28日前
太陽誘電株式会社
触覚生成装置
26日前
株式会社ゼロボード
価格決定システム
14日前
株式会社イトーキ
分析装置
26日前
株式会社フォーバル
仕訳システム
1か月前
株式会社アジラ
姿勢推定システム
13日前
株式会社カネカ
異常推定システム
1か月前
日本信号株式会社
自転車貸出システム
16日前
小林クリエイト株式会社
あて先表示システム
22日前
個人
ブロックチェーンと既存網との接続方法
1か月前
日本電気株式会社
勤務管理装置
21日前
個人
言語翻訳システム及びプログラム
6日前
株式会社小野測器
移動量計測システム
6日前
個人
防災訓練オフ会
23日前
NISSHA株式会社
指装着型コントローラー
21日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
22日前
日本信号株式会社
駐車場システム
29日前
NVデバイス株式会社
視線検出システム
1か月前
日本信号株式会社
所持物検査装置
20日前
原田産業株式会社
衣服の注文方法
1か月前
株式会社日立製作所
演算装置
1か月前
富士通株式会社
プロセッサ
8日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
13日前
個人
集配システムと保管システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
13日前
続きを見る