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公開番号2024054704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161113
出願日2022-10-05
発明の名称在庫配置案決定装置
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20240410BHJP(計算;計数)
要約【課題】保守部品の需要が発生するタイミングを的確に予測し、そのタイミングに合わせた在庫管理を可能とする。
【解決手段】この在庫配置案決定装置は、各種情報を記憶する記憶部を含む記憶装置と、記憶部に記憶される情報に基づいて部品の在庫の配置に関する各種演算を実行する演算部を含む制御装置を備える。記憶部は、部品の需要に関する需要情報、部品に関する検索の履歴に関する検索履歴情報を少なくとも記憶する。演算部は、少なくとも需要情報と検索履歴情報とに基づいて、将来において当該部品の需要が発生するタイミングを予測する需要発生タイミング予測部と、需要発生タイミング予測部での予測結果に基づいて、物流拠点における部品の在庫についての在庫配置案を生成する在庫配置案生成部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御装置と記憶装置とを有し、物流拠点における部品の在庫の配置を決定する在庫配置案決定装置において、
前記記憶装置は、
各種情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御装置は、
前記記憶部に記憶される情報に基づいて前記部品の在庫の配置に関する各種演算を実行する演算部を備え、
前記記憶部は、前記部品の需要に関する需要情報、前記部品に関する検索の履歴に関する検索履歴情報を少なくとも記憶し、
前記演算部は、
少なくとも前記需要情報と前記検索履歴情報とに基づいて、将来において当該部品の需要が発生するタイミングを予測する需要発生タイミング予測部と、
前記需要発生タイミング予測部での予測結果に基づいて、前記物流拠点における部品の在庫についての在庫配置案を生成する在庫配置案生成部と
を備えることを特徴とする在庫配置案決定装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記在庫配置案生成部が生成した前記在庫配置案と、前記需要発生タイミング予測部が予測した前記部品の需要が発生する前記タイミングに基づいて、前記物流拠点のサービス率と在庫金額を計算する評価指標演算部を更に備える、請求項1に記載の在庫配置案決定装置。
【請求項3】
前記需要発生タイミング予測部は、前記部品が利用される機械の稼働情報と前記検索履歴情報の因果関係を用いて前記部品の需要が発生する前記タイミングを予測する、請求項1に記載の在庫配置案決定装置。
【請求項4】
前記記憶部は、前記部品の特性を示す部品特性情報を更に記憶し、
前記需要発生タイミング予測部は、前記需要情報、前記検索履歴情報、及び前記部品特性情報に基づき前記タイミングを予測する、請求項1に記載の在庫配置案決定装置。
【請求項5】
前記需要発生タイミング予測部は、前記部品の特性に従い、前記タイミングの予測を停止し、前記在庫配置案生成部が前記在庫配置案の生成を停止する、請求項4に記載の在庫配置案決定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、在庫配置案決定装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
建設機械の運転においては、保守部品の寿命の到来、故障、消耗が定期的又は不定期に発生するため、建設機械メーカや代理店においては、そのような保守部品を迅速に顧客に供給することが求められている。
【0003】
保守部品の中には、比較的短い周期で寿命が到来して頻繁に交換の対象となる部品もある一方で、数年に1度程度しか需要が発生しない部品も多数存在する。そのような数年に一度しか需要が発生しない部品は、概して高額である。そのような需要が少ないが高額な保守部品を常にエンドユーザ(顧客)の拠点の近隣の倉庫(地域デポ)に保有する場合、数年間に亘りそれらの保守部品が倉庫を占有し、その保管管理業務が発生し、在庫回転率が減少し、棚卸資産の増加に繋がるという問題が生じる。このため、そのような低需要及び高額の保守部品をできるだけ在庫として保有しないような管理が求められる。
【0004】
一方で、サービス性の向上の観点からは、建設機械の稼働停止によるエンドユーザの業務の停止の可能性をできるだけ抑制することが望ましい。そのためには、低需要で高額な保守部品も、できるだけエンドユーザの拠点に近い物流拠点(地域デポ)に保有し、受注即日出荷を実現して、納期リードタイムを短縮することが求められる。
【0005】
保守部品の在庫を縮減しつつも、サービス性の向上を図るため、保守部品の需要を予測して在庫管理に利用する技術が、例えば特許文献1により知られている。特許文献1の技術は、品目の特性や過去の需要実績、機械の過去の稼働実績などの情報を用いて未来の需要を予測し、その予測結果に従って在庫を管理するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-85645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、従来の技術では、過去の需要実績と機械の過去の稼働実績との間に相関関係が認められない場合が多く、このため予測の精度が十分でないという問題がある。
【0008】
本開示は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、保守部品の需要が発生するタイミングを的確に予測し、そのタイミングに合わせた在庫管理を可能とする在庫配置案決定装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本開示に係る在庫配置案決定装置は、制御装置と記憶装置とを有し、物流拠点における部品の在庫の配置を決定する在庫配置案決定装置において、前記記憶装置は、各種情報を記憶する記憶部を備え、前記制御装置は、前記記憶部に記憶される情報に基づいて前記部品の在庫の配置に関する各種演算を実行する演算部を備える。前記記憶部は、前記部品の需要に関する需要情報、前記部品に関する検索の履歴に関する検索履歴情報を少なくとも記憶する。前記演算部は、少なくとも前記需要情報と前記検索履歴情報とに基づいて、将来において当該部品の需要が発生するタイミングを予測する需要発生タイミング予測部と、前記需要発生タイミング予測部での予測結果に基づいて、前記物流拠点における部品の在庫についての在庫配置案を生成する在庫配置案生成部とを備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、保守部品の需要が発生するタイミングを的確に予測し、そのタイミングに合わせた在庫管理を可能とする在庫配置案決定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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