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公開番号2024053868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160335
出願日2022-10-04
発明の名称記録装置、制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B65H 5/06 20060101AFI20240409BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】記録動作の所要時間の短縮と、紙ジャム等の搬送異常の防止とを両立すること。
【解決手段】本発明の一実施形態は、記録媒体を搬送方向における上流から下流に通過させる搬送路と、前記搬送路に配され、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送路において記録媒体の端部を検出する検出手段と、記録媒体を前記搬送手段によって前記上流の側に搬送する第1制御と、記録媒体を前記搬送手段によって前記下流の側に搬送する第2制御とを実行する制御手段と、を備える記録装置であって、前記制御手段は、前記検出手段によって記録媒体の後端が検出された後に、当該記録媒体の後端の位置に基づいて前記第1制御または前記第2制御を実行することを特徴とする記録装置である。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送方向における上流から下流に通過させる搬送路と、
前記搬送路に配され、記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送路において記録媒体の端部を検出する検出手段と、
記録媒体を前記搬送手段によって前記上流の側に搬送する第1制御と、記録媒体を前記搬送手段によって前記下流の側に搬送する第2制御とを実行する制御手段と、
を備える記録装置であって、
前記制御手段は、前記検出手段によって記録媒体の後端が検出された後に、当該記録媒体の後端の位置に基づいて前記第1制御または前記第2制御を実行することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御手段は、
前記後端が、前記搬送路における所定の第1領域に位置するとき、前記第1制御を実行し、
前記後端が、前記搬送路における所定の第2領域に位置するとき、前記第2制御を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1領域は、記録媒体の上流への搬送を許可する領域であり、
前記第2領域は、記録媒体の上流への搬送を許可しない領域である、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記搬送路は、前記搬送方向における位置が異なる複数の領域に分けられ、
前記複数の領域それぞれは、前記第1領域と前記第2領域との何れかに指定される、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記複数の領域のうち最も下流の領域は、前記第1領域に指定される、
ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第1領域として、前記搬送方向の位置がそれぞれ異なる複数の領域が指定され、
前記第2領域として、前記搬送方向の位置がそれぞれ異なる複数の領域が指定される、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
【請求項7】
記録媒体を給送する給送手段と、
前記搬送手段によって搬送される記録媒体を排出する排出手段と、
前記給送手段および前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
を更に有し、
前記搬送路は、前記給送手段の側を上流の側、前記排出手段の側を下流の側とする、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項8】
前記給送手段は、前記搬送路の上流から下流に搬送するときの第1方向に回転可能な給送ローラを含み、
前記搬送手段は、前記第1方向、または、当該第1方向と逆の第2方向に回転可能な搬送ローラを含み、
給送準備動作において、前記搬送ローラは、前記第2方向に所定の回転量だけ回転駆動する、
ことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記搬送ローラの下流の側に、前記第2領域が指定されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記搬送路に残った先行する第1記録媒体の排出動作と、後続の第2記録媒体の前記給送手段から前記搬送手段への給送動作との両方を同時に実行する給排送動作において、
前記制御手段は、
前記第1記録媒体の後端が前記第1領域にある場合、前記搬送ローラを前記第1方向に回転駆動することなく、前記給送準備動作を実行し、
前記第1記録媒体の後端が前記第2領域にある場合、前記第1記録媒体の後端が前記第1領域に到達するまで、前記搬送ローラを前記第1方向に回転駆動した後、前記給送準備動作を実行する、
ことを特徴とする請求項8または9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置において、用紙等の記録媒体を、1枚ずつ分離し搬送する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、記録装置に備えられる装置として、記録媒体を1枚ずつ分離して給送する給送装置がある。給送装置の中には、給送動作の完了後に準備位置へ復帰する動作(以下、給送準備動作と称する)にて、給送装置に連結される伝達部に欠歯歯車などを用いて、駆動源が回転駆動する方向を正逆に切り替えることにより、給送準備動作を行う自動給送装置がある。かかる自動給送装置以外にも、記録媒体の位置合わせなどの目的で、記録媒体を逆走させる自動給送装置がある。また、前述の給送装置の駆動源について、装置の小型化・コストダウンを目的として、給送装置より搬送方向下流側にある記録部に記録媒体を搬送するための搬送装置の駆動源としても用いる構成を採用した自動給送装置がある。
【0003】
この種の自動給送装置を備えた記録装置の中には、複数の記録媒体に記録を行う際、記録の所要時間を短縮するため、記録済みの記録媒体の排出を完了する前に、次の記録を行う記録媒体を自動給送装置から送り出す、いわゆる給排送動作を行うものがある。
【0004】
かかる記録装置においては、給排送動作により次の記録を行う記録媒体を給送装置から送り出すために、記録済みの記録媒体が搬送装置の搬送経路内に残った状態で給送準備動作を行う必要がある。しかし、前述のように、搬送装置の駆動源と給送装置の駆動源とを同一にする場合、給送準備動作などにより駆動源の駆動方向を切り替えると、搬送装置の搬送経路内に残った記録媒体が、搬送装置側から給送装置側に引き込まれることになる。従って、残った記録媒体の位置によっては、搬送経路のガイド部材や搬送ローラに記録媒体の端部が引っかかり、紙ジャム等を引き起こす問題があった。
【0005】
上記問題に対処するため、特許文献1は、記録済みの記録媒体を搬送装置から排出しきってから給送準備動作を行うことにより、紙ジャムの発生を防止する手法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-332142
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1では、記録済みの記録媒体が搬送装置内に残っている状態で給排送動作を行うことができず、記録動作の所用時間が増加してしまうという課題があった。そこで本開示は、上記課題に鑑み、記録動作の所要時間の短縮と、紙ジャム等の搬送異常の防止とを両立することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態は、記録媒体を搬送方向における上流から下流に通過させる搬送路と、前記搬送路に配され、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送路において記録媒体の端部を検出する検出手段と、記録媒体を前記搬送手段によって前記上流の側に搬送する第1制御と、記録媒体を前記搬送手段によって前記下流の側に搬送する第2制御とを実行する制御手段と、を備える記録装置であって、前記制御手段は、前記検出手段によって記録媒体の後端が検出された後に、当該記録媒体の後端の位置に基づいて前記第1制御または前記第2制御を実行することを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、記録動作の所要時間の短縮と、紙ジャム等の搬送異常の防止とを両立することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
インクジェット記録装置の外観を示す斜視図
給送部の斜視図
給送部の断面図
圧板の記録媒体積載面と平行な方向の断面図
分離ローラユニットの分解斜視図
給送部に設けられる駆動部の斜視図
搬送部の斜視図
搬送経路を示す搬送部の断面図
搬送経路を示す模式図
搬送経路における許可領域および不許可領域を示す模式図
記録装置の制御構成を示すブロック図
記録動作のフローチャート
給排送動作のフローチャート
不許可領域で記録完了した場合の給排送動作の説明図
許可領域で記録完了した場合の給排送動作の説明図
記録部が記録媒体の直上にあった場合の動作の説明図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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