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公開番号2024052610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2023168723
出願日2023-09-28
発明の名称通信管理サーバ、通信システム、通信管理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20240404BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本開示は、遠隔でイベントに参加する者が現場の者とコミュニケーションを取り易くすることを目的とする。
【解決手段】本開示の通信管理サーバ3は、実空間で音声の入出力が可能であって実空間位置情報で示される位置に自律移動が可能なロボットR1と実空間の生徒端末との間の音声通信を確立し(S32)、実空間の人に関するアイコンと実空間のロボットR1に関するアイコンとを示す仮想空間画像を作成し(S51)、生徒端末9fに仮想空間画像を送信し(S52)、生徒端末9fから仮想空間画像に対してロボットR1に関するアイコンの移動に基づく変更後の仮想空間位置情報を受信し(S54)、ロボットR1に対して変更後の仮想空間位置情報に対応する変更後の実空間位置情報を送信する(S55)。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
実空間で音声の入出力が可能であって実空間位置情報で示される位置に自律移動が可能な移動装置と前記実空間の所定の通信端末との間の音声通信を確立する通信確立部と、
前記実空間の人に関するアイコンと、当該実空間の前記移動装置に関するアイコンとを示す仮想空間画像を作成する画像作成部と、
前記所定の通信端末に前記仮想空間画像を送信する送信部と、
前記所定の通信端末から、前記仮想空間画像に対して前記移動装置に関するアイコンの移動に基づく変更後の仮想空間位置情報を受信する受信部と、
を有し、
前記送信部は、前記移動装置に対して、前記変更後の仮想空間位置情報に対応する変更後の実空間位置情報を送信する、
通信管理サーバ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記通信確立部は、前記音声通信に加えて、前記移動装置と前記所定の通信端末との間の映像通信が可能な映像音声通信を確立し、
前記移動装置は撮影が可能であって、前記移動装置から前記所定の通信端末に前記撮影により得られた映像が送信される、
請求項1に記載の通信管理サーバ。
【請求項3】
前記所定の通信端末からのログイン要求に対するログインが成功した場合には、前記所定の通信端末を前記移動装置が存在する前記実空間のイベントに対する仮想空間のイベントに参加する登録を行う参加登録部を有する請求項1に記載の通信管理サーバ。
【請求項4】
前記画像作成部は、前記参加登録部によって前記仮想空間のイベントに参加する登録が行われた前記所定の通信端末に関するアイコンと、前記実空間の前記イベントに出席した人に関するアイコンを示す前記仮想空間画像を作成する、請求項3に記載の通信管理サーバ。
【請求項5】
前記実空間の前記所定の通信端末と、前記実空間で音声入出力デバイスと音声通信可能な他の通信端末との間の音声通信を確立する音声通信確立部を有する請求項3に記載の通信管理サーバ。
【請求項6】
前記画像作成部は、前記実空間の人に関するアイコンとして前記所定の通信端末に関するアイコン及び前記他の通信端末に関するアイコンを示す前記仮想空間画像を作成し、
前記音声通信確立部は、前記所定の通信端末から、当該所定の通信端末に関するアイコンを前記他の通信端末に関するアイコンに関連付ける操作を受け付けることにより、前記所定の通信端末及び前記他の通信端末の間の専用の音声通信を確立する、
請求項5に記載の通信管理サーバ。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信管理サーバと、
前記移動装置と、
を有する通信システム。
【請求項8】
前記移動装置は、前記通信管理サーバによって確立された映像音声通信により、前記所定の通信端末から送られて来た映像を表示する、請求項7に記載の通信システム。
【請求項9】
実空間で音声の入出力が可能であって実空間位置情報で示される位置に自律移動が可能な移動装置と前記実空間の所定の通信端末との間の音声通信を確立する通信確立処理と、
前記実空間の人に関するアイコンと、当該実空間の前記移動装置に関するアイコンとを示す仮想空間画像を作成する画像作成処理と、
前記所定の通信端末に前記仮想空間画像を送信する送信処理と、
前記所定の通信端末から、前記仮想空間画像に対して前記移動装置に関するアイコンの移動に基づく変更後の仮想空間位置情報を受信する受信処理と、
を有し、
前記送信処理は、前記移動装置に対して、前記変更後の仮想空間位置情報に対応する変更後の実空間位置情報を送信する処理を含む、
通信管理方法。
【請求項10】
コンピュータに、請求項9に記載の方法を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示内容は、通信管理サーバ、通信システム、通信管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リモートワークの普及により、学校の通信端末と各生徒の通信端末を接続して遠隔授業が行わることが普及してきた。更に、ウィルス感染対策、及び新しい働き方の推進等によって、実際に学校に登校する場合に加えて、自宅等から通信端末で遠隔授業に参加できるニーズが大きくなってきた。
【0003】
また、教室等の実空間の現場に存在する通信可能なロボットを介して、授業に出席した生徒と遠隔授業に参加した生徒がコミュニケーションを取ることができる提案がなされている(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、遠隔授業等のイベントに参加した者からすると、ロボット等の移動装置は、必ずしも現場でコミュニケーションを取りたい相手の近くにいるとは限らないため、コミュニケーションが取りづらいという課題が生じる。
【0005】
本開示は、上述の課題を鑑みてなされたもので、遠隔でイベントに参加する者が現場の者とコミュニケーションを取り易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、実空間で音声の入出力が可能であって実空間位置情報で示される位置に自律移動が可能な移動装置と前記実空間の所定の通信端末との間の音声通信を確立する通信確立部と、前記実空間の人に関するアイコンと、当該実空間の前記移動装置に関するアイコンとを示す仮想空間画像を作成する画像作成部と、前記所定の通信端末に前記仮想空間画像を送信する送信部と、前記所定の通信端末から、前記仮想空間画像に対して前記移動装置に関するアイコンの移動に基づく変更後の仮想空間位置情報を受信する受信部と、を有し、前記送信部は、前記移動装置に対して、前記変更後の仮想空間位置情報に対応する変更後の実空間位置情報を送信する、通信管理サーバである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、遠隔でイベントに参加する者が現場の者とコミュニケーションを取り易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の通信システムの全体構成図である。
実空間における教室の状況を示した図である。
通信管理システムのハードウェア構成図である。
教師端末、ロボット端末、及び生徒端末のハードウェア構成図である。
マイク付きイヤホンのハードウェア構成図である。
広角撮影装置のハードウェア構成図である。
広角撮影装置の使用イメージ図の一例である。
広角撮影装置で撮像された画像から正距円筒射影画像及び全天球画像が作成されるまでの処理の概略を説明する図である。
広角撮影装置で撮像された画像から正距円筒射影画像及び全天球画像が作成されるまでの処理の概略を説明する図である。
全天球画像を三次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
図10の立体斜視図等の一例を示す図である。
所定領域情報と所定領域の画像の関係との関係を示した図の一例である。
車両装置のハードウェア構成図である。
通信システムの各機能構成図である。
位置情報管理テーブルの概念図である。
各端末及びロボットのログイン処理を示したシーケンス図である。
音声通信及び映像音声通信の開始処理、並びに出席登録の処理を示すシーケンスである。
生徒の出席登録画像を示す図である。
仮想空間画像の表示の処理を示すシーケンスである。
教師及びロボットの現在位置を示す各アイコン、各生徒の初期位置を示す各アイコン、並びにロボットからの映像を含む仮想空間画像を示す図である。
ロボットのアイコンを移動させた後の仮想空間画像を示す図である。
ロボットが移動後の実空間における教室の状況を示した図である。
ロボット端末に映し出された遠隔の生徒の映像を示す図である。
専用の音声通信を行う処理を示すシーケンス図である。
専用の音声通信を行う相手のアイコンを選択した状態の仮想空間画像を示す図である。
ヘッドマウントディスプレイのハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔通信システムの概略〕
図1を用いて通信システム1の概略を説明する。図1は、本実施形態の通信システムの全体構成図である。
【0010】
通信システム1は、通信管理サーバ3、教師端末5、マイク付きイヤホン6、生徒端末9、及びテレプレゼンスロボット(以降「ロボット」と示す)Rによって構築されている。
(【0011】以降は省略されています)

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