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公開番号2024054582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160893
出願日2022-10-05
発明の名称シート排出装置および画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 31/26 20060101AFI20240410BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】排出されたシートのスタック性を向上させる。
【解決手段】
シートを積載部に排出するシート排出装置であって、積載部に排出される排出シートが接触することにより回動する接触部材を有し、接触部材は、排出シートと接触する排出シート当接部と、排出シート当接部の反対側に形成され、積載部に積載された積載シートと接触する接触部位を含む積載シート当接部と、積載シートを押える押え部位と、を有し、接触部位と押え部位とは、シート排出方向に凸となる湾曲形状をなして接続されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートを積載部に排出するシート排出装置であって、
前記積載部に排出される排出シートが接触することにより回動する接触部材を有し、
前記接触部材は、
前記排出シートと接触する排出シート当接部と、
該排出シート当接部の反対側に形成され、前記積載部に積載された積載シートと接触する接触部位を含む積載シート当接部と、
前記積載シートを押える押え部位と、を有し、
前記接触部位と前記押え部位とは、シート排出方向に凸となる湾曲形状をなして接続されていることを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記接触部材は、前記積載シート当接部の前記押え部位とは反対側に位置する端部である頂上部位を有し、
前記接触部材の回動中心から前記頂上部位までの距離を、前記接触部材の回動中心から前記押え部位までの距離よりも長くしたことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記積載シート当接部と前記積載シートとのなす角度が小さくなるように、前記湾曲形状が前記シート排出方向に膨らむ形状であることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記接触部材は、前記接触部材を前記シート排出装置に支持するための支持部を有し、
前記支持部は、前記支持部を前記シート排出装置の前記接触部材を支持するための接触部材支持部に挿入するための挿入部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記挿入部は、円の一部が切り欠かれたような形状であり、
前記接触部材支持部に前記挿入部を挿入することで前記接触部材が支持されたときに、前記積載部側と反対側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記シート排出装置は、前記接触部材と当接して前記接触部材の回動を止めるストッパ部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項7】
前記接触部材は、排出される所定の大きさのシートの幅方向の端部に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項8】
前記接触部材は、前記接触部材の回動を止めるためのストッパ部材と当接するストッパ部材当接部を有し、
前記ストッパ部材当接部は、前記接触部材の回動中心から前記積載シート当接部までストレート状に延在するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項9】
前記積載シート当接部は、前記接触部材におけるシートの幅方向全体のうちの一部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項10】
前記接触部材は、前記積載シート当接部の前記押え部位とは反対側に位置する端部である頂上部位と、前記前記接触部材の回動を止めるためのストッパ部材と当接するストッパ部材当接部とが湾曲形状をなすように接続する第2積載シート当接部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート排出装置および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年の電子写真装置における画像形成装置は、機能の多様化、また小型化が求められている。そして、画像形成装置としては、一般的にプリンタや、プリンタと読取装置であるスキャナあるいはADF(自動原稿送付機構)等とが一体化したMFPと呼ばれるものが挙げられる。そして、用紙を排紙するための排紙機構が備えられている。
【0003】
排紙機構によって排出された用紙は、画像形成装置内に設けられている用紙に熱と圧力を付与する定着機構を通過していることから、バックカールやサイドカールが生じることがある。これらバックカールやサイドカールが生じた用紙により後続紙が引っ掛かり、先行紙を押し出すことがある。そこで、これを防止するために、排紙機構の排紙ローラと同一軸に積載された用紙のカールを押えるための押え部材によってカールを押えることで、後続紙の引っ掛かりを防止し、スタック性を向上させる技術が知られている。また、このような場合、押え部材が持ち上がる際に、スタックした用紙を押し出すことを防止し、スタック性を向上させる必要がある。
【0004】
例えば、特許文献1には、排紙ローラ、排紙ローラにそれぞれ対向する排紙従動ローラ、排紙ローラと同じ回転軸に回動可能に配置された排紙される用紙の側面部分を押さえるための少なくとも2個の端側押さえ部、及び排紙ローラと同じ回転軸に回動可能に配置された用紙の側面部分を押さえるための少なくとも2個の内側押さえ部を備え、内側押さえ部と端側押さえ部は、非退避時において、その先端が回転軸から排紙ローラと排紙従動ローラの共通接線を越えて延在し、端側押さえ部は内側押さえ部よりも長く、用紙積載部に堆積した用紙に載るように構成される排紙装置が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、ハウジングと、ハウジング内に設けられ、画像定着済みの用紙を排紙トレイに向けて排出する排出部と、ハウジングにおける排出部よりも排出方向下流側の位置に設けられ、用紙における排紙トレイとは反対側の面を押圧可能な押圧位置から、用紙への押圧を解除する方向への変位可能とされた押圧部材と、押圧部材による前記用紙への押圧力を変更可能な押圧力変更手段とを備えた画像形成装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、排出されたシートのスタック性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、シートを積載部に排出するシート排出装置であって、前記積載部に排出される排出シートが接触することにより回動する接触部材を有し、前記接触部材は、前記排出シートと接触する排出シート当接部と、該排出シート当接部の反対側に形成され、前記積載部に積載された積載シートと接触する接触部位を含む積載シート当接部と、前記積載シートを押える押え部位と、を有し、前記接触部位と前記押え部位とは、シート排出方向に凸となる湾曲形状をなして接続されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、排出されたシートのスタック性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る実施形態における画像形成装置の構成図。
本発明に係る実施形態における排紙装置の側面図。
本発明に係る実施形態における排紙装置の斜視図。
本発明に係る実施形態における押え部材の動作の説明図。
本発明に係る排紙装置における満杯検知機構の説明図。
比較例における課題を説明するための図。
本発明に係る押え部材の構成を示す図。
ストッパ部材の構成を示した図。
本発明に係る押え部材と比較例に係る押え部材との用紙の押し出される量の違いを示した図。
用紙の押し出される量の違いが生じるメカニズムについて説明した図。
用紙の押し出しをより防止するための構成についての説明図。
用紙の押し出しをより防止するための別の構成についての説明図。
本発明に係る押え部材の変形例1を示す図。
本発明に係る押え部材の変形例2を示す図。
本発明に係る押え部材の変形例3を示す図。
変形例3における用紙の蹴り出しの様子を示した図。
本発明に係る押え部材の変形例4を示す図。
本発明に係る別の実施形態における画像形成装置の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態を、図面を用いて、以下に説明をする。
<本実施形態における画像形成装置について>
図1に、本発明に係る実施形態における画像形成装置を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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