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公開番号2024057475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164241
出願日2022-10-12
発明の名称ロール媒体支持機構及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 16/06 20060101AFI20240417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】重量の大きいロール媒体を支持するときや、振動や衝撃が加わったときにロール媒体を支持する機構の軸心の傾きを防止して、ロール媒体の搬送精度の低下を抑止できるロール媒体支持機構を提供する。
【解決手段】管状部材にシート状の媒体を巻き付けたロール媒体を、回転可能に支持するロール媒体支持機構において、管状部材を、軸心の両端において対向して支持する一対の管支持部と、一対の管支持部の各々を軸心の方向に移動可能に保持するレール部と、
レール部に保持された状態の一対の管支持部の、軸心に対する角度を規制する角度規制部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
管状部材にシート状の媒体を巻き付けたロール媒体を、回転可能に支持するロール媒体支持機構であって、
前記管状部材を、軸心の両端において対向して支持する一対の管支持部と、
前記一対の管支持部の各々を前記軸心の方向に移動可能に保持するレール部と、
前記レール部に保持された状態の前記一対の管支持部の、前記軸心に対する角度を規制する角度規制部と、
を有することを特徴とするロール媒体支持機構。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記一対の管支持部は、
互いに対向した状態で前記管状部材の中空に挿入される管支持材を有し、
前記管支持材は、前記軸心の方向において連結可能な構造を備える、
請求項1に記載のロール媒体支持機構。
【請求項3】
前記一対の管支持部は、前記軸心の方向において互いに嵌合可能な構造を備え、
一方には、凸状部を有し、
他方には、当該凸状部に嵌合する凹状部を備える、
請求項2に記載のロール媒体支持機構。
【請求項4】
前記凸状部は、前記軸心の方向に突出した円筒であり、
前記凹状部は、前記円筒に嵌合する穴である、
請求項3に記載のロール媒体支持機構。
【請求項5】
前記凸状部は、前記軸心の方向に突出した矩形であり、
前記凹状部は、前記矩形に嵌合する矩形状の穴である、
請求項3に記載のロール媒体支持機構。
【請求項6】
前記凸状部は、前記軸心の方向に突出した円錐であり、
前記凹状部は、前記凸状部に合致する円錐状の穴である、
請求項3に記載のロール媒体支持機構。
【請求項7】
ロール媒体からシート状の媒体を送り出す送出機構と、
前記媒体に液体を吐出して画像形成する画像形成部と、
前記画像形成部よりも搬送方向の下流側の位置で前記媒体を巻取る巻取機構と、
を備え、
前記送出機構または前記巻取機構の少なくともいずれか一方において、前記請求項1乃至6のいずれか一項に記載のロール媒体支持機構によって前記ロール媒体を回転可能に支持することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール媒体支持機構及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
連帳のシート状媒体(以下、「媒体」と表記する。)を管状部材に巻き付けて形成されたロール媒体を回転可能に支持するロール媒体支持機構が知られている。ロール媒体支持機構は、ロール媒体から送り出された媒体に画像を形成する画像形成装置において、媒体供給機構と媒体回収機構に用いられる。なお、ロール媒体支持機構を用いる画像形成装置としては、送り出された媒体を間欠的に搬送し液体を吐出することで画像を形成するものが知られている。
【0003】
ロール媒体支持機構は、長尺のロール媒体を軸心方向から挟持して支持するので、ロール媒体の両端に向いて対向する一対の支持部材を備える。そして、ロール媒体支持機構は、ロール媒体の送り出し側と巻取り側の双方に配置される。ロール媒体支持機構において、ロール媒体の軸心に対して支持部材の軸心がズレていると送り出しや巻き取りが乱れるので、媒体の搬送精度に悪影響を与え、結果、画像形成精度にも影響を与えることが懸念される。
【0004】
ロール媒体の軸心方向の長さが長いものや、媒体の巻数も多くロール媒体の重量が重いものは、一対の支持部材によって挟持されたときの軸心に対するずれが大きくなりやすいので、ずれを抑制するための従来技術がある。
【0005】
例えば、長尺の媒体を巻取る構成を備える巻取り装置において、フランジの軸心方向の位置を変えるために必要な操作力を低減する目的で、ギヤを用いた軸方向位置調整機構を搭載する構成が開示されている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されている構成は、媒体と巻き取って形成されるロール媒体を、フランジ機構を用いて支持するものである。この従来技術によるとロール媒体の軸心のずれには対応可能である。しかし、重いロール媒体や、軸心方向に長いロール媒体を支持したときに、振動や衝撃が加わると軸心にズレが生ずることが懸念される。
【0007】
しかし、画像形成装置を搬送するときなど、ロール媒体を挟持していない状態で振動や衝撃が加わると、軸心がズレた状態になりやすい。また、従来技術では、軸心がズレている状態で重いロール媒体を支持すると、送り出しや巻き取りにおける軸心のズレの影響によって搬送精度が低下する。
【0008】
すなわち、従来のロール媒体支持機構では、媒体の送り出しや巻き取りに伴う搬送の精度低下に影響を与える軸心のずれを抑制する点において課題が残る。
【0009】
本発明は、重量の大きいロール媒体を支持するときや、振動や衝撃が加わったときにロール媒体を支持する機構の軸心の傾きを防止して、ロール媒体の搬送精度の低下を抑止できるロール媒体支持機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、管状部材にシート状の媒体を巻き付けたロール媒体を、回転可能に支持するロール媒体支持機構に関し、前記管状部材を、軸心の両端において対向して支持する一対の管支持部と、一対の前記管支持部の各々を前記軸心の方向に移動可能に保持するレール部と、前記レール部に保持された状態の前記一対の管支持部の、前記軸心に対する角度を規制する角度規制部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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