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公開番号2023144869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-11
出願番号2022052049
出願日2022-03-28
発明の名称二室包装袋
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 81/32 20060101AFI20231003BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】二つの薬剤を収納し、配合皿などを必要とせずに混合させて使用できる包装袋を得る。
【解決手段】少なくとも、外側から金属層からなるバリア層(21)、接着層、熱可塑性樹脂層(23)の順に積層された層を内側に有する積層フィルム層(2)からなり、該積層フィルムの内側同士を向かい合わせ、周縁をシールして収納部を形成した包装袋において、上記接着層が、無水マレイン酸変性ポリエチレン単層、または、バリア層側に無水マレイン酸変性ポリエチレン、熱可塑性樹脂層側に低密度ポリエチレン、の共押し出し層からなり、かつ、上記収納部を二分する中央シール部(4)によって二室に分割し、該中央シール部が周縁のシール部よりシール強度を低く抑えたことを特徴とする二室包装袋(1)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも、外側から金属層からなるバリア層、接着層、熱可塑性樹脂層の順に積層された層を内側に有する積層フィルム層からなり、該積層フィルムの内側同士を向かい合わせ、周縁をシールして収納部を形成した包装袋において、
上記接着層が、無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン単層、または、
バリア層側に無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン、熱可塑性樹脂層側に低密度ポリエチレン、の共押し出し層からなり、
かつ、上記収納部を二分する中央シール部によって二室に分割し、該中央シール部が周縁のシール部よりシール強度を低く抑えたことを特徴とする二室包装袋。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記バリア層が、アルミニウム箔からなることを特徴とする請求項1に記載の二室包装袋。
【請求項3】
前記無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレンと低密度ポリエチレンとの共押し出し層の層厚比が、25:75~75:25としたことを特徴とする請求項1、又は2に記載の二室包装袋。
【請求項4】
無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレンが、無水マレイン酸グラフト率を0.1wt%~1.0wt%とし、密度を0.88g/cm

~0.9g/cm

とし、メルトフローレートを8.5g/10min~12.0g/10minとしたことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の二室包装袋。
【請求項5】
上記無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレンが、示差走査熱量計(Differential Scanning Calorimeter:以下DSCと略す)の測定で、融点ピークが90℃から100℃までにあり、50℃から低温側に融点ピークが20℃以上連続した成分を含有していることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の二室包装袋。
【請求項6】
熱可塑性樹脂層が、ヒートシール性を有する無延伸ポリエチレン系樹脂フィルムからなり、融点の異なる樹脂が二種類以上含有していることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の二室包装袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二液反応型の内容物をそれぞれ分けて収納可能な二室包装袋に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
二液反応型の内容物は、第一の反応性液体(主剤)と、第二の反応性液体(硬化剤)と、をそれぞれ別の缶やパウチに収納し、それら収納している缶やパウチから必要量を取り出して、混合して使用する。この時、使用する必要量を計測したり、攪拌したりする作業中に誤って手などに付着させてしまったり、周囲を汚してしまったりすることも多く、作業効率の点でも問題を発生させやすい作業であり、廃棄物も多く発生しやすい問題もあった。
【0003】
一般的に、包装袋に使用される接着層として、ウレタン系の二液硬化型ドライラミネート用接着剤などが、よく使用されている。
しかしながら、特に、二室に分けて収納される内容物として、二液反応型内容物の、ヘアカラー、塗料などがある。
そのような、二室に分けた容器に収納される内容物としての、ヘアカラーや塗料などには、含有物として強アルカリ性の液体が含有していることが多い。
このような強アルカリ性の含有物は、包装袋に使用しているドライラミネート用接着剤に悪影響を及ぼし、包装袋を構成する積層体におけるラミネート強度の低下を招き、層間で剥離が生じる問題が発生していた。
【0004】
以上のような問題に対し、特許文献1では、
少なくとも染料またはアンモニアが配合された第1剤と、少なくとも過酸化水素が配合された第2剤とからなる二剤式染毛剤を収容するための染毛剤用包装袋であって、
前記第1剤を収容する第1包装体が、基材層、接着層、金属箔からなるバリア層、接着樹脂層、ヒートシール層からなる積層体から構成され、
前記積層体が、前記基材層と前記金属箔からなるバリア層を、前記接着層を介してドライラミネート法により貼り合わせ、前記金属箔からなるバリア層の面に前記接着樹脂層と前記ヒートシール層を共押出しして形成され、
前記接着樹脂層が、不飽和カルボン酸でグラフト変性されたポリエチレン、またはエチレン・メタクリル酸メチル共重合体、またはアイオノマーであることを特徴とする染毛剤用包装袋を提案している。
【0005】
この包装袋は、第一剤と第二剤の二つの薬剤を別々の包装袋に入れ、使用時に調合皿に抽出して混ぜる形式である。この為、作業中に手などに薬剤を付着させてしまう問題が発生しやすい。さらに、それらの包装袋だけでなく、調合皿など、廃棄する時のごみが多いなどの問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4945871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、二つの薬剤を収納し、配合皿などを必要とせずに混合させて使用できる包装袋を得ることが本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の包装袋は、
少なくとも、外側から金属層からなるバリア層、接着層、熱可塑性樹脂層の順に積層された層を内側に有する積層フィルム層からなり、該積層フィルムの内側同士を向かい合わせ、周縁をシールして収納部を形成した包装袋において、
上記接着層が、無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン単層、または、
バリア層側に無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン、熱可塑性樹脂層側に低密度ポリエチレン、の共押し出し層からなり、
かつ、上記収納部を二分する中央シール部によって二室に分割し、該中央シール部が周縁のシール部よりシール強度を低く抑えたことを特徴とする二室包装袋である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の二室包装袋は、外側からバリア層、接着層、熱可塑性樹脂層の順に積層された層を内側に有する積層フィルム層からなり、上記バリア層と熱可塑性樹脂層との接着を無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレンにすることによって、強アルカリ性内容物の浸透に対しても耐えうる包装袋になっている。
また、収納部を二分しシール強度を低く抑えた中央シール部によって二室に分割した二室包装袋になっている。この二室包装袋は、使用直前に、中央シール部を剥離させることによって、二室の異なる薬剤を包装袋内部で混合させることができるので、手や周囲を汚させずに、かつ、混合皿など、余分な廃棄するごみを発生させずに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の二室包装袋の一例を示す正面図と、その縦断面図である。
本発明の二室包装袋の一つの室を押圧して、中央シール部を剥離した状態を示す正面図と、その縦断面図である。
本発明の二室包装袋に使用する積層フィルムの構成を示す模式図である。
本発明の二室包装袋の収納部の一方を押圧して、中央シール部の一部を剥離し、混合させる工程を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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