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公開番号2024051917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158311
出願日2022-09-30
発明の名称撮影システム、撮影装置および方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03B 37/04 20210101AFI20240404BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 複数の画像を適切につなぎ合わせて合成する撮影システム、撮影装置および方法を提供すること。
【解決手段】 少なくとも2つのカメラ260を含む撮影システム100であって、第1のカメラ260Rおよび第1の慣性センサ270Rを支持する第1の支持体112Rと、第2のカメラ260Lおよび第2の慣性センサ270Lを支持する第2の支持体112Lとが連結部材111で連結され、第1の慣性センサ270Rの測定値と、第2の慣性センサ270Lの測定値とに基づいて、第1のカメラ260Rが撮影した第1の画像と、第2のカメラ260Lが撮影した第2の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成する合成画像生成部323を含む。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2つのカメラを含む撮影システムであって、
第1のカメラおよび第1の慣性センサを支持する第1の支持体と、第2のカメラおよび第2の慣性センサを支持する第2の支持体とが連結部材で連結され、
前記第1の慣性センサの測定値と、前記第2の慣性センサの測定値とに基づいて、前記第1のカメラが撮影した第1の画像と、前記第2のカメラが撮影した第2の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成する生成手段と、
を含む、撮影システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記生成手段は、前記第1の画像と、前記第2の画像とが重複する領域を補正して前記合成画像を生成する、
請求項1に記載の撮影システム。
【請求項3】
前記生成手段は、前記重複する領域をパターンマッチングによって抽出する、
請求項2に記載の撮影システム。
【請求項4】
前記生成手段は、前記パターンマッチングにおいて探索する前記第1の画像および前記第2の画像の範囲を、前記第1の慣性センサの測定値と、前記第2の慣性センサの測定値とに基づいて、オフセットすることを特徴とする、
請求項3に記載の撮影システム。
【請求項5】
前記第1の支持体に第3のカメラがさらに支持され、
前記第2の支持体に第4のカメラがさらに支持される、
請求項1に記載の撮影システム。
【請求項6】
前記生成手段は、前記第1の画像と、前記第2の画像と、前記第3のカメラが撮影した第3の画像と、前記第4のカメラが撮影した第4の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成する、
請求項5に記載の撮影システム。
【請求項7】
少なくとも2つのカメラを含む撮影装置であって、
第1のカメラおよび第1の慣性センサを支持する第1の支持体と、第2のカメラおよび第2の慣性センサを支持する第2の支持体とが連結部材で連結され、
前記第1の慣性センサの測定値と、前記第2の慣性センサの測定値とに基づいて、前記第1のカメラが撮影した第1の画像と、前記第2のカメラが撮影した第2の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成する生成手段と、
を含む、撮影装置。
【請求項8】
前記撮影装置は、前記第1の支持体および前記第2の支持体によって取り付け位置を把持するウェアラブルデバイスである、
請求項7に記載の撮影装置。
【請求項9】
第1のカメラおよび第1の慣性センサを支持する第1の支持体と、第2のカメラおよび第2の慣性センサを支持する第2の支持体とが連結部材で連結された撮影装置において、前記第1のカメラが第1の画像を撮影し、前記第2のカメラが第2の画像を撮影するステップと、
前記第1の慣性センサの測定値と、前記第2の慣性センサの測定値とに基づいて、前記第1の画像と、前記第2の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成するステップ
を含む、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の画像を合成する撮影システム、撮影装置および方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年の情報処理技術の発達に伴って、多様なデバイスが市場に流通している。特に、ユーザの身体に装着するタイプのデバイス(以下、「ウェアラブルデバイス」として参照する)においては、さまざまな形状のものが開発されている。
【0003】
ウェアラブルデバイスの一例として、ユーザの頭部に装着するタイプのものが挙げられる。例えば、国際公開WO2019/078338号明細書(特許文献1)には、複数のカメラを搭載したヘッドフォン型のウェアラブルデバイスが開示されている。特許文献1によれば、ユーザの少なくとも一部を撮影する機能を有する電子機器を小型化することができる。
【0004】
ところで、複数のカメラを備えるウェアラブルデバイスにおいては、各カメラが撮影した画像を合成して、全天球画像やパノラマ画像などの広角画像を生成する形態がある。このような合成画像の生成では、各画像の重複する領域をパターンマッチングすることによって、当該領域を適切につなぎ合わせる処理が行われることがある。
【0005】
しかしながら、特許文献1をはじめとする従来技術におけるウェアラブルデバイスでは、ユーザが装着することによってカメラの相対的な位置関係が変動する可能性がある。そのため、パターンマッチングにおいて重複した領域を探索する範囲が、規定の設計値から外れることになり、合成処理における負荷が増大することとなる。
【0006】
したがって、合成した画像を生成する処理の負荷を軽減する技術が求められていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、複数の画像を適切につなぎ合わせて合成する撮影システム、撮影装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明によれば、
少なくとも2つのカメラを含む撮影システムであって、
第1のカメラおよび第1の慣性センサを支持する第1の支持体と、第2のカメラおよび第2の慣性センサを支持する第2の支持体とが連結部材で連結され、
前記第1の慣性センサの測定値と、前記第2の慣性センサの測定値とに基づいて、前記第1のカメラが撮影した第1の画像と、前記第2のカメラが撮影した第2の画像とをつなぎ合わせた合成画像を生成する生成手段と、
を含む、撮影システムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の画像を適切につなぎ合わせて合成する撮影システム、撮影装置および方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における撮影システム全体のハードウェアの概略構成を示す図。
本実施形態の撮影システムを構成する各種装置に含まれるハードウェア構成を示す図。
本実施形態の撮影システムに含まれるソフトウェアブロック図。
本実施形態のウェアラブルデバイスの例を示す斜視図。
本実施形態のウェアラブルデバイスの装着例を示す斜視図。
本実施形態において画像を撮影する例を示す図。
画像のパターンマッチングにおける探索範囲を説明する図。
本実施形態の画像のパターンマッチングにおいて、探索範囲を補正する例を示す図。
本実施形態の撮影システムが合成画像を生成する処理を示すフローチャート。
他の好ましい実施形態におけるウェアラブルデバイスを示す斜視図。
その他の実施形態におけるウェアラブルデバイスを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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