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公開番号2024051506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157714
出願日2022-09-30
発明の名称未然防止支援ワークシート生成システム
出願人株式会社構造化知識研究所,栗田工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20240404BHJP(計算;計数)
要約【課題】事故又は異常事象を未然に防止する情報の体系的な整理と表示を効率的に実行可能とする、ワークシート生成システムの提供を目的とする。
【解決手段】ワークシート生成システム10において、サーバ100は、事故又は異常事象に関連する複数の要素作業に関する要素作業情報を端末装置200に送信する。一方、端末装置200は、要素作業情報を表示し、ユーザから選択された要素作業を示す要素作業選択情報をサーバ100に応答する。また、サーバ100は、要素作業選択情報に基づき、事故又は異常事象を防止するためのワークシート情報を生成し、これを端末装置200に送信する構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するワークシート生成システムであって、前記ワークシート生成システムは、入力部及び表示部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含み、
前記サーバは、前記事故又は異常事象に関連する複数の要素作業を含む要素作業情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記要素作業情報に基づき、前記複数の要素作業を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部によって選択された要素作業を示す要素作業選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記要素作業選択情報に基づき、前記データベースから前記選択された要素作業を検索し、
前記サーバは、前記検索された要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、前記事故又は異常事象を防止するための前記ワークシート情報を生成し、前記ワークシート情報を前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワークシート生成システムであって、
前記要素作業情報は、複数の作業大分類を含み、前記複数の作業大分類のそれぞれは、前記複数の要素作業を含み、
前記端末装置は、前記要素作業情報に基づき、前記複数の作業大分類ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示する、ワークシート生成システム。
【請求項3】
事故又は異常事象を未然に防止するためのワークシート情報を生成するワークシート生成システムであって、前記ワークシート生成システムは、入力部及び表示部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、データベースを備えたサーバとを含み、
前記サーバは、前記事故又は異常事象が発生する可能性がある複数の部門を含む部門情報を、前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記部門情報に基づき、前記複数の部門を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部によって選択された部門を示す部門選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記部門選択情報に基づき、前記選択された部門に含まれる複数の作業大分類を示す作業大分類情報と、前記複数の作業大分類のそれぞれに含まれる複数の要素作業を示す要素作業情報とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記作業大分類情報及び前記要素作業情報に基づき、前記複数の作業大分類ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示し、
前記端末装置は、前記入力部で選択された要素作業を示す要素作業選択情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記要素作業選択情報に基づき、前記データベースから前記選択された要素作業を検索し、
前記サーバは、前記検索された要素作業のそれぞれについて単位作業の型に応じてグルーピングされた第1グループ、及び/又は前記検索された要素作業のそれぞれについて前記事故又は異常事象の型に応じてグルーピングされた第2グループに基づき、前記事故又は異常事象を防止するための前記ワークシート情報を生成し、前記ワークシート情報を前記端末装置に送信する、ワークシート生成システム。
【請求項4】
請求項1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記データベースは、前記要素作業に関連付けられると共に前記事故または異常事象に関する、具体的な内容、原因、未然防止のために実施すべき対策、事故又は異常事象の型、及び原因の型の少なくとも1つの情報を記憶するデータベース構造を有し、
前記サーバは、前記データベース構造を踏まえて、前記要素作業を検索すると共に、前記検索された要素作業に関連付けられた前記少なくとも1つの情報を加えて前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
【請求項5】
請求項1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記サーバは、原因の型に応じてグルーピングされた第3グループに基づき、前記第1グループ及び/又は前記第2グループをさらにグルーピングして、前記ワークシート情報を生成する、ワークシート生成システム。
【請求項6】
請求項1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記ワークシート情報は、前記事故又は異常事象の型ごとに、原因の型、又は未然防止のための一般知識に関する情報を含む、ワークシート生成システム。
【請求項7】
請求項6に記載のワークシート生成システムであって、
前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
【請求項8】
請求項5に記載のワークシート生成システムであって、
前記原因の型は、前記事故若しくは異常事象に関する業務上エラー、危険源、起因物、加害物、使用条件、環境条件、使用者、使用地域、製品・作業の内乱、作業ミス、経営リソース、品質マネジメントシステム要素からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、ワークシート生成システム。
【請求項9】
請求項1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記端末装置は、前記ワークシート情報を前記表示部に表示すること、及び/又は前記ワークシート情報を前記端末装置に接続された印刷装置に印刷させる、ワークシート生成システム。
【請求項10】
請求項1又は3に記載のワークシート生成システムであって、
前記単位作業は複数の単位作業であり、前記複数の要素作業のそれぞれが、前記複数の単位作業のいずれかに属しており、
前記端末装置は、前記複数の単位作業ごとに前記複数の要素作業を前記表示部に表示する、ワークシート生成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、事故又は異常事象を未然に防止する情報を生成する、ワークシート生成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
製品や工程で発生しているトラブルのほとんどは、よく知られている技術的なメカニズムの組合せ(因果連鎖)によっており、かつ不具合の最終的な形態は異なっていても、その因果連鎖に含まれるメカニズムの本質部分の多くは様々なアイテムに共通している。SSM(Stress-Strength Model:ストレス-ストレングスモデル)は、その点に着目し、製品や工程に起こりうるトラブル発生メカニズムの知識を、将来の設計・計画に再利用できるように構造的に表現するモデルとなる。
【0003】
上述のSSMに関する従来技術として、例えば、設計対象に不具合等が生ずる可能性を設計段階で発見するのに好適な設計支援装置(特許文献1参照)が、本出願人により提案されている。
【0004】
この設計支援装置は、不具合レコード記憶部は不具合レコードを記憶し、辞書部は不具合モード辞書部と定義属性辞書部とを含み、不具合モード辞書部は関連レコードを記憶し、定義属性辞書部は定義属性等を記憶し、入力受付部は定義属性等の入力を受け付け、不具合レコード検索部は全ての表示対象不具合レコードを検索し、順序判断部は因果連鎖不具合レコード群を抽出して記憶して、当該順序関係と因果方向とを比較し、順序関係と前記因果方向とが同一の場合、因果連鎖関係を正順序連鎖として記憶し、順序関係と前記因果方向とが異なる場合、因果連鎖関係を逆順序連鎖として記憶し、出力部は、前記表示対象不具合レコード、正順序連鎖表示図形等を表示するものである(特許文献1要約)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2005/101253号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
SSMの前提となった課題認識として、設計・計画の不備による品質や安全に関するトラブルが後を絶たない点があげられる。この問題点の原因のひとつに、トラブル情報(過去の事故又は異常事象等)をうまく活用できていないことが指摘される。
【0007】
勿論、トラブル情報を、製品や製造工程の設計・計画業務に活用するために、トラブル情報データベースを持っている企業は多い。しかしながら、実際の設計・計画時の未然防止・再発防止活動のなかで、それらのデータベースの中のトラブル情報をうまく未然防止・再発防止に再利用できていない。
【0008】
トラブル情報が、設計・計画時に再利用できない理由は多くあるが、例えば、トラブル情報の記述が不十分で設計・計画で使えるレベルにない、他の設計・計画に再利用できるトラブル情報を特定の製品や作業の不具合情報として整理している、トラブル情報が散在しているため体系的に引き出せない、トラブル情報が膨大で実務で使えるように効率よく検索できない、トラブル未然防止の実務に使える形で知識が整理されていない、役立つトラブル情報が設計や計画のニーズに応じた形でうまく引き出せない、といったものが挙げられる。
【0009】
したがって、トラブル未然防止のためのデータベース活用において、トラブル情報を文書のまま保有し、文書検索する仕組みではなく、過去のトラブル経験やトラブル情報から知識を体系的に整理し、業務の内容に応じて、その業務に再利用可能な知識を的確に検索、抽出して、トラブル未然防止活動に活用できる形式で知識をワークシートに出力する必要がある。
【0010】
そこで、本発明の好ましい態様は、事故又は異常事象を未然に防止する情報を生成する、ワークシート生成システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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