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公開番号2024049873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156364
出願日2022-09-29
発明の名称レンジフード
出願人株式会社ノーリツ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類F24F 7/06 20060101AFI20240403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】設備機器が外部通信網と通信する際の中継装置を搭載したレンジフードの待機電力を抑制する。
【解決手段】通信部170は、ルータ30との無線通信52により、インターネット40と接続した通信を行うことができる。通信部180は、無線通信52よりも近距離の無線通信51aにより、コンロ10との通信を実行する。電源スイッチ160は、通信部170への電源供給をオンオフする。マイコン135は、レンジフード100及びコンロ10の状態に応じて、電源スイッチ160のオンオフを制御する。マイコン135は、電源スイッチ160が電源供給をオフしている状態において、コンロ10を運転状態とするためのユーザ操作を検知すると、電源供給をオンする様に電源スイッチ160を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レンジフードであって、
外部通信網と通信を行うための第1の通信部と、
設備機器と通信を行うための第2の通信部と、
前記第1の通信部に対する電源供給をオンオフする電源スイッチと、
前記レンジフード及び前記設備機器の状態に応じて前記電源スイッチのオンオフを制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記電源スイッチが前記電源供給をオフしている状態において、前記設備機器の待機状態を解除するユーザ操作を検知すると、前記電源供給をオンする様に前記電源スイッチを制御する、レンジフード。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記電源スイッチが前記電源供給をオフしている状態において、前記第2の通信部からの受信信号に基づいて、前記ユーザ操作を検知する、請求項1記載のレンジフード。
【請求項3】
前記設備機器の作動開始又は作動停止を報知するための前記設備機器からの信号の受信部を更に備え、
前記制御部は、前記電源スイッチが前記電源供給をオフしている状態において、前記第2の通信部からの受信信号、又は、前記受信部からの前記受信信号に基づいて、前記ユーザ操作を検知する、請求項1記載のレンジフード。
【請求項4】
前記制御部は、前記電源スイッチが前記電源供給をオンしている状態において、前記レンジフードが前記待機状態であることを検知し、かつ、前記設備機器が前記待機状態であることを検知すると、前記電源供給をオフする様に前記電源スイッチを制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載のレンジフード。
【請求項5】
前記制御部は、前記電源スイッチが前記電源供給をオフしている状態において、前記レンジフードの前記待機状態を解除するためのユーザ操作を検知すると、前記電源供給をオンする様に前記電源スイッチを制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載のレンジフード。
【請求項6】
前記第1の通信部による通信は、前記第2の通信部による通信と比較して、通信距離が長い、請求項1~3のいずれか1項に記載のレンジフード。
【請求項7】
前記設備機器は、電池駆動式のコンロである、請求項1~3のいずれか1項に記載のレンジフード。
【請求項8】
前記第1の通信部は、無線LANルータと通信するための無線LAN通信モジュールである、請求項1~3のいずれか1項に記載のレンジフード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンジフードに関し、より特定的には、設備機器が外部通信網と通信する際の中継装置を搭載したレンジフードに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
加熱調理器と、携帯端末と、給湯リモコンと、サーバとを備えた通信システムにおいて、加熱調理器と、携帯端末及び給湯リモコンとの間でBluetooth(登録商標)方式による通信(BT通信)を行うとともに、給湯リモコンがWiFi(登録商標)方式による通信(Wi-Fi通信)を実行してインターネット経由でサーバに通信接続する構成が、特開2020-112319号公報(特許文献1)に記載されている。
【0003】
特許文献1には、上記通信システムにおいて、給湯リモコン及び加熱調理器の間でBT通信が確立されている場合に、サーバに格納されたレシピデータが、中継装置として動作する給湯リモコンを経由して、加熱調理器に送信されることが記載される。又、給湯リモコンの代わりに、加熱調理器の近傍に配置される機器、例えばレンジフードを、中継装置として使用してもよいことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-112319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、レンジフードが中継装置として使用された特許文献1の通信システムでは、レンジフード以外の機器によってWi-Fi通信が利用されることに備えて、Wi-Fi通信を常時有効化することで、レンジフードの待機電力が十分に抑制できないことが懸念される。
【0006】
本発明はこの様な問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、設備機器が外部通信網と通信する際の中継装置を搭載したレンジフードの待機電力を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある局面では、レンジフードが提供される。レンジフードは、外部通信網と通信を行うための第1の通信部と、設備機器と通信を行うための第2の通信部と、第1の通信部に対する電源供給をオンオフする電源スイッチと、制御部とを備える。制御部は、レンジフード及び設備機器の状態に応じて電源スイッチのオンオフを制御する。制御部は、電源スイッチが電源供給をオフしている状態において、設備機器を運転状態とするためのユーザ操作を検知すると、電源供給をオンする様に電源スイッチを制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、設備機器が外部通信網と通信する際の中継装置を搭載したレンジフードにおいて、設備機器の通信機能を阻害することなくレンジフードの待機電力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係るレンジフードの外観を示す斜視図である。
本実施の形態に係るレンジフードを用いて構成される通信システムを説明するブロック図である。
図2に示された電源スイッチのオンオフ制御を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下では、図中の同一又は相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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