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公開番号2024046987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152392
出願日2022-09-26
発明の名称施工管理システム及び施工管理方法
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/08 20240101AFI20240329BHJP(計算;計数)
要約【課題】土の流通状態をリアルタイムに管理することができる施工管理システム及び施工管理方法を提供する。
【解決手段】管理対象領域内の複数の車両が行う運土を管理する施工管理システムであって、前記車両に設けられ、前記車両が行う運土に関する作業内容と前記車両の位置とを含む運土情報を生成する検出部と、複数の前記車両に設けられた複数の前記検出部から複数の運土情報を取得し、複数の前記運土情報を集約し、運搬する土の量を自動集計する集計情報を生成し、複数の前記運土情報に基づいて複数の車両と地図データとを統合し、前記集計情報に基づいて、前記土の流通状態をリアルタイムに管理する運土帳票を生成する管理装置と、を備えることを特徴とする施工管理システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管理対象領域内の複数の車両が行う運土を管理する施工管理システムであって、
前記車両に設けられ、前記車両が行う運土に関する作業内容と前記車両の位置とを含む運土情報を生成する検出部と、
複数の前記車両に設けられた複数の前記検出部から複数の運土情報を取得し、
複数の前記運土情報を集約し、運搬する土の量を自動集計する集計情報を生成し、
複数の前記運土情報に基づいて複数の車両と地図データとを統合し、
前記集計情報に基づいて、前記土の流通状態をリアルタイムに管理する運土帳票を生成する管理装置と、を備えることを特徴とする、
施工管理システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記車両の位置情報と、前記車両の作業内容に関する作業情報とを含む前記運土情報を生成する、
請求項1に記載の施工管理システム。
【請求項3】
前記検出部は、前記車両に設けられた積載部を監視し、
前記積載部に積載された前記土を検出し、
前記積載部における空荷、運搬、積載量、積み下ろしを含む前記運土情報を生成する、
請求項2に記載の施工管理システム。
【請求項4】
前記管理装置は、前記位置情報と前記運土情報とに基づいて、前記車両の位置と前記車両の前記作業内容とを関連付けて前記地図データに統合し、前記車両の現在の位置と空荷、運搬、積載量、積み下ろしの状態を前記地図データ上に表示させる、
請求項3に記載の施工管理システム。
【請求項5】
前記管理装置は、前記土の前記積み込みを行った第1位置における前記積載量と、前記土の前記積み下ろしを行った第2位置における前記積載量とに基づいて、前記第1位置における前記土の搬出量を積算すると共に、前記第2位置における前記土の搬入量を積算し、前記集計情報を生成し、前記集計情報に基づいて前記第1位置と前記第2位置との間の前記運土の前記流通状態を示す前記運土帳票を自動的に生成する、
請求項4に記載の施工管理システム。
【請求項6】
前記管理装置は、前記土の種類に応じた前記運土帳票を生成する、
請求項5に記載の施工管理システム。
【請求項7】
管理対象領域内の複数の車両が行う運土を管理する施工管理システムに搭載されたコンピュータにおいて実行される施工管理方法であって、
前記車両に設けられた検出部により生成された、前記車両が行う運土に関する作業内容と前記車両の位置とを含む運土情報を複数の前記車両から取得し、
複数の前記運土情報を集約し、
運搬する土の量を自動集計する集計情報を生成し、
複数の前記運土情報に基づいて複数の車両と地図データとを統合し、
前記集計情報に基づいて、前記土の流通状態をリアルタイムに管理する運土帳票を生成することを特徴とする、
施工管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施工管理システム及び施工管理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
造成工事において、土の運搬管理は必須事項である。土の運搬管理においては、土を掘った場所と土を運んで積み上げた場所との施工記録に基づいて、施工進捗が把握されると共に、施工計画が策定され、品質管理される。従来、ダンプトラックなどの車両がどのエリアからどこのエリアに土を運搬したかという土の運搬管理は、車両運転手などの人力に基づいて記録されていた。
【0003】
複数のダンプが配備された現場では、それぞれの車両の運土記録を回収し、施工現場内の土を運搬した回数及びその土量合計を手作業で集計している。これらデータは、施工計画の策定や品質管理に必須であるのにもかかわらず、運転手が手作業により記録するため運土した場所の正確な位置を把握できない虞があると共に、数え間違いや記録の欠損が生じ、データの信頼性が欠如する虞がある。
【0004】
例えば、特許文献1には、ダンプトラックの撮像データと位置情報とに基づいてダンプトラックの作業情報と位置情報とを管理し表示手段に表示する車両管理システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-263080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された技術によれば、ダンプトラックの位置情報や作業情報を管理するものであり、土の運搬管理を行うものではなかった。
【0007】
本発明は、土の流通状態をリアルタイムに管理することができる施工管理システム及び施工管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達するために、本発明は、管理対象領域内の複数の車両が行う運土を管理する施工管理システムであって、前記車両に設けられ、前記車両が行う運土に関する作業内容と前記車両の位置とを含む運土情報を生成する検出部と、複数の前記車両に設けられた複数の前記検出部から複数の運土情報を取得し、複数の前記運土情報を集約し、運搬する土の量を自動集計する集計情報を生成し、複数の前記運土情報に基づいて複数の車両と地図データとを統合し、前記集計情報に基づいて、前記土の流通状態をリアルタイムに管理する運土帳票を生成する管理装置と、を備えることを特徴とする、施工管理システムである。
【0009】
本発明によれば、複数の車両から複数の運土情報を取得して集約することにより、管理対象領域における土の流通状態をリアルタイムに管理することができる。
【0010】
また、本発明の前記検出部は、前記車両の位置情報と、前記車両の作業内容に関する作業情報とを含む前記運土情報を生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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