TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024044589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150211
出願日2022-09-21
発明の名称予測プログラム、予測装置、及び予測方法
出願人富士通株式会社
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人,個人
主分類G06Q 10/04 20230101AFI20240326BHJP(計算;計数)
要約【課題】時系列予測の予測精度を向上させる。
【解決手段】コンピュータは、複数の時系列データそれぞれの特徴情報のうち、処理対象時系列データの特徴情報と類似する複数の特徴情報を特定する。コンピュータは、複数の特徴情報それぞれに基づいて、処理対象時系列データの予測値分布を求め、複数の特徴情報それぞれに基づいて求められた予測値分布から合成分布を求める。コンピュータは、合成分布に基づいて、処理対象時系列データに対する予測値の範囲を決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の時系列データそれぞれの特徴情報のうち、処理対象時系列データの特徴情報と類似する複数の特徴情報を特定し、
前記複数の特徴情報それぞれに基づいて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求め、
前記複数の特徴情報それぞれに基づいて求められた前記予測値分布から合成分布を求め、
前記合成分布に基づいて、前記処理対象時系列データに対する予測値の範囲を決定する、
処理をコンピュータに実行させるための予測プログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数の特徴情報を特定する処理は、前記複数の時系列データそれぞれの特徴情報のうち、前記処理対象時系列データに対応する時系列データの特徴情報を、前記処理対象時系列データの特徴情報として用いて、前記複数の時系列データそれぞれの特徴情報と前記処理対象時系列データの特徴情報とを比較することで、前記複数の特徴情報を特定する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の予測プログラム。
【請求項3】
前記処理対象時系列データは、所定の時間帯の各時刻におけるデータを含み、
前記処理対象時系列データの予測値分布は、前記所定の時間帯よりも後の時刻におけるデータの分布を表し、
前記処理対象時系列データの予測値分布を求める処理は、前記所定の時間帯を示す時間帯情報と、前記処理対象時系列データと、前記複数の特徴情報各々とを用いて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求める処理を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の予測プログラム。
【請求項4】
前記複数の時系列データ各々は、特定の時間帯の各時刻におけるデータを含み、
前記所定の時間帯を示す時間帯情報と、前記処理対象時系列データと、前記複数の特徴情報各々とを用いて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求める処理は、前記特定の時間帯を示す時間帯情報と前記複数の時系列データとを用いた機械学習によって生成された予測モデルを用いて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求める処理を含むことを特徴とする請求項3に記載の予測プログラム。
【請求項5】
前記複数の時系列データそれぞれの特徴情報は、前記機械学習を行うことで決定されるパラメータであることを特徴とする請求項4記載の予測プログラム。
【請求項6】
複数の時系列データそれぞれの特徴情報のうち、処理対象時系列データの特徴情報と類似する複数の特徴情報を特定する特定部と、
前記複数の特徴情報それぞれに基づいて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求め、前記複数の特徴情報それぞれに基づいて求められた前記予測値分布から合成分布を求める分布生成部と、
前記合成分布に基づいて、前記処理対象時系列データに対する予測値の範囲を決定する決定部と、
を備えることを特徴とする予測装置。
【請求項7】
複数の時系列データそれぞれの特徴情報のうち、処理対象時系列データの特徴情報と類似する複数の特徴情報を特定し、
前記複数の特徴情報それぞれに基づいて、前記処理対象時系列データの予測値分布を求め、
前記複数の特徴情報それぞれに基づいて求められた前記予測値分布から合成分布を求め、
前記合成分布に基づいて、前記処理対象時系列データに対する予測値の範囲を決定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする予測方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、予測技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
時系列予測のユースケースとして、予測値が後段アプリケーションの目標値として用いられることがある。例えば、無線通信システムにおいて効率的な基地局制御を行うためには、通信トラフィック需要の予測が重要となる。この場合、基地局制御は、後段アプリケーションに対応し、予測された通信トラフィック量を制御の目標値として用いる。未来における通信トラフィック量を適切に予測することで、無線通信システム全体の性能低下を防ぐことが可能になる。
【0003】
通信トラフィック量を予測する技術として、深層強化学習を用いた予測方法が知られている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2を参照)。
【0004】
高精度な通信障害の予測処理を実行する通信状況予測装置も知られている(例えば、特許文献1を参照)。ネットワークのトラフィック量をネットワーク装置のインタフェース毎に少ない処理負荷で計測し、予測する方法も知られている(例えば、特許文献2を参照)。マージン要件を決定するシステムも知られている(例えば、特許文献3及び特許文献4を参照)。
【0005】
時刻のベクトル表現も知られている(例えば、非特許文献3を参照)。混合密度ネットワークも知られている(例えば、非特許文献4を参照)。行動プリミティブの自己組織化も知られている(例えば、非特許文献5を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-136937号公報
特開2016-127360号公報
米国特許出願公開第2020/0226684号明細書
米国特許出願公開第2013/0060673号明細書
【非特許文献】
【0007】
C. W. Huang et al., “Mobile Traffic Offloading with Forecasting using Deep Reinforcement Learning”, arXiv:1911.07452v1, 2019.
Q. Wu et al., “Deep Reinforcement Learning With Spatio-Temporal Traffic Forecasting for Data-Driven Base Station Sleep Control”, IEEE/ACM Transactions on Networking VOL. 29, NO. 2, pages 935-948, 2021.
S. M. Kazemi et al., “Time2Vec: Learning a Vector Representation of Time”, arXiv:1907.05321v1, 2019.
C. M. Bishop, “Mixture Density Networks”, Aston University, 1994.
J. Tani, “Self-Organization of Behavioral Primitives as Multiple Attractor Dynamics: A Robot Experiment”, Proceedings of the 2002 International Joint Conference on Neural Networks, IJCNN'02, pages 489-494, 2002.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
無線通信システムにおいて未来の通信トラフィック量を予測する場合、通信トラフィック量の予測値が実際の通信トラフィック量よりも小さくなることがある。
【0009】
なお、かかる問題は、無線通信システムにおいて通信トラフィック量を予測する場合に限らず、様々な時系列予測を行う場合において生ずるものである。
【0010】
1つの側面において、本発明は、時系列予測の予測精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乗降調査装置
21日前
個人
管理装置
5日前
個人
プロジェクター
今日
個人
自動販売機
28日前
日本精機株式会社
投影装置
21日前
日本精機株式会社
投影システム
22日前
株式会社SUBARU
車両
29日前
小林クリエイト株式会社
RFタグ
28日前
株式会社協同印刷
防災・災害マウス
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
21日前
太陽誘電株式会社
触覚生成装置
1か月前
株式会社ゼロボード
価格決定システム
20日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
5日前
株式会社NGA
画像投稿システム
5日前
株式会社イトーキ
分析装置
1か月前
株式会社アジラ
姿勢推定システム
19日前
小林クリエイト株式会社
あて先表示システム
28日前
個人
言語翻訳システム及びプログラム
12日前
株式会社三富
取引管理システム
今日
日本電気株式会社
勤務管理装置
27日前
株式会社小野測器
移動量計測システム
12日前
日本信号株式会社
自転車貸出システム
22日前
日本信号株式会社
所持物検査装置
26日前
個人
集配システムと保管システム
22日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
22日前
個人
防災訓練オフ会
29日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
19日前
旭化成株式会社
装置
今日
富士通株式会社
プロセッサ
14日前
NISSHA株式会社
指装着型コントローラー
27日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
19日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
29日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
29日前
SKY SOCIAL株式会社
情報提供システム
6日前
東芝ITコントロールシステム株式会社
分類装置
今日
続きを見る