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公開番号2024043914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149153
出願日2022-09-20
発明の名称磁気ディスク装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G11B 5/09 20060101AFI20240326BHJP(情報記憶)
要約【課題】ライト性能が高い磁気ディスク装置を提供すること。
【解決手段】磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、制御回路と、を備える。磁気ディスクは、径方向に配列された複数の第1記憶領域を有する。複数の第1記憶領域のそれぞれは記録方式の変更が可能である。制御回路は、複数の第1記憶領域のうちのひとつの第1記憶領域の記録方式の変更を指示する第1コマンドを受信した場合、当該ひとつの第1記憶領域である第2記憶領域の記録方式を第1コマンドに従って変更するとともに、第2コマンドを受信する前に磁気ヘッドを第2記憶領域上に移動させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
径方向に配列されたそれぞれは記録方式の変更が可能な複数の第1記憶領域を有する磁気ディスクと、
磁気ヘッドと、
複数の第1記憶領域のうちのひとつの第1記憶領域の記録方式の変更を指示する第1コマンドを受信した場合、前記ひとつの第1記憶領域である第2記憶領域の記録方式を前記第1コマンドに従って変更するとともに、第2コマンドを受信する前に前記磁気ヘッドを前記第2記憶領域上に移動させる制御回路と、
を備える磁気ディスク装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記制御回路は、前記第1コマンドが前記第2記憶領域の記録方式をSMR(Shingled Magnetic Recording)の方式に変更することを指示するコマンドである場合、前記第2記憶領域の記録方式をSMRの方式に変更するとともに、前記第2記憶領域内の最初にライトされるトラックである第1トラック上に前記磁気ヘッドを移動させる、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記制御回路は、前記第2コマンドを受信し、かつ前記第2コマンドが前記第2記憶領域へのデータのライトを指示するコマンドである場合、前記第1トラックからデータのライトを開始する、
請求項2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記第1コマンドが前記第2記憶領域の記録方式をCMR(Conventional Magnetic Recording)の方式に変更することを指示するコマンドであり、かつ前記第2コマンドを受信し、かつ前記第2コマンドが前記第2記憶領域へのデータのライトを指示するコマンドである場合、前記磁気ヘッドを前記第2記憶領域内のライト先のトラック上に移動させて、データのライトを開始する、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、磁気ディスクの記録方式を複数の方式の間で変更可能な磁気ディスク装置が開発されている。複数の方式は、例えば、SMR(Shingled Magnetic Recording)の方式またはCMR(Conventional Magnetic Recording)の方式を含み得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10522185号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの実施形態は、ライト性能が高い磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの実施形態によれば、磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、制御回路と、を備える。磁気ディスクは、径方向に配列された複数の第1記憶領域を有する。複数の第1記憶領域のそれぞれは記録方式の変更が可能である。制御回路は、複数の第1記憶領域のうちのひとつの第1記憶領域の記録方式の変更を指示する第1コマンドを受信した場合、当該ひとつの第1記憶領域である第2記憶領域の記録方式を第1コマンドに従って変するとともに、第2コマンドを受信する前に磁気ヘッドを第2記憶領域上に移動させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態の磁気ディスク装置の構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態にかかる磁気ディスクの構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態のSMRの方式を説明するための模式的な図である。
図4は、実施形態のCMRの方式を説明するための模式的な図である。
図5は、実施形態の磁気ディスクに設けられた複数のバンドの例を示す模式的な図である。
図6は、実施形態の磁気ディスク装置の、ひとつのバンドの記録方式をSMRの方式からCMRの方式に変更する動作の一例を示すフローチャートである。
図7は、実施形態の磁気ディスク装置の、ひとつのバンドの記録方式をCMRの方式からSMRの方式に変更する動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる磁気ディスク装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(実施形態)
図1は、実施形態の磁気ディスク装置1の構成の一例を示す図である。
【0009】
磁気ディスク装置1は、ホスト40に接続される。磁気ディスク装置1は、ホスト40から、ライトコマンドまたはリードコマンドなどの、アクセスコマンドを受信することができる。また、磁気ディスク装置1は、アクセスコマンドに加えて、記録方式の変更を指示するコマンドを受信し得る。記録方式および記録方式の変更については後述する。
【0010】
磁気ディスク装置1は、磁気ディスク11を備える。磁気ディスク装置1は、アクセスコマンドに応じて磁気ディスク11にデータをライトしたり磁気ディスク11からデータをリードしたりする。
(【0011】以降は省略されています)

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