TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024043753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148920
出願日2022-09-20
発明の名称射出成形機
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B29C 45/76 20060101AFI20240326BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】射出成形機の誤動作を抑制する、技術を提供する。
【解決手段】射出成形機は、駆動部と、前記駆動部によって駆動される被駆動部と、前記駆動部に備えられ、前記被駆動部の駆動状況を検出して検出信号を出力する検出器と、前記検出信号を受けて前記駆動部による駆動を制御する制御装置と、を備える。前記検出器は第1メモリを有し、前記制御装置は前記第1メモリと共通の情報を記憶する第2メモリを有する。前記制御装置は、前記共通の情報が第1メモリと第2メモリとで不一致である場合に、前記駆動部による駆動を制限する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
駆動部と、
前記駆動部によって駆動される被駆動部と、
前記駆動部に備えられ、前記被駆動部の駆動状況を検出して検出信号を出力する検出器と、
前記検出信号を受けて前記駆動部による駆動を制御する制御装置と、
を備え、
前記検出器は第1メモリを有し、前記制御装置は前記第1メモリと共通の情報を記憶する第2メモリを有し、
前記制御装置は、前記共通の情報が前記第1メモリと前記第2メモリとで不一致である場合に、前記駆動部による駆動を制限する、射出成形機。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記駆動部はモータを含み、前記検出器は前記モータの回転を検出するエンコーダを含み、
前記共通の情報は、前記モータの磁極位置を含む、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記駆動部はモータを含み、
前記制御装置は、前記共通の情報が前記第1メモリと前記第2メモリとで不一致である場合に、前記モータの磁極位置検出、または、前記モータの磁極位置の調整を実施する、請求項1または2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記駆動部はモータを含み、
前記制御装置は、前記共通の情報が前記第1メモリと前記第2メモリとで不一致である場合に、前記モータの磁極位置の調整をオペレータに促す報知を実施する、請求項1または2に記載の射出成形機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の射出成形機は、駆動部と、駆動部によって駆動される被駆動部と、駆動部に備えられ、被駆動部の駆動状況を検出して検出信号を出力する検出器と、検出器からの検出信号に応じて駆動部による駆動を制御する制御装置と、を備える。駆動部は例えばモータであり、検出器は例えばモータの回転を検出するエンコーダである。
【0003】
検出器は第1メモリを有し、制御装置は第2メモリを有する。第1メモリと第2メモリは共通の情報を記憶する。これにより、検出器と制御装置の少なくとも一方が交換された場合に、共通の情報の比較または書き換えが可能になる。
【0004】
制御装置は、射出成形機の電源投入時に、上記の比較を行う。共通の情報が不一致である場合、制御装置は、アラームで報知する制御と、不一致の内容をディスプレイに表示させる制御とを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4005922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
共通の情報が第1メモリと第2メモリとで不一致である場合、検出器と制御装置の少なくとも一方が誤った情報を有している。誤った情報を基に駆動部を駆動させると、誤動作が生じる恐れがある。
【0007】
本発明の一態様は、射出成形機の誤動作を抑制する、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る射出成形機は、駆動部と、前記駆動部によって駆動される被駆動部と、前記駆動部に備えられ、前記被駆動部の駆動状況を検出して検出信号を出力する検出器と、前記検出信号を受けて前記駆動部による駆動を制御する制御装置と、を備える。前記検出器は第1メモリを有し、前記制御装置は前記第1メモリと共通の情報を記憶する第2メモリを有する。前記制御装置は、前記共通の情報が第1メモリと第2メモリとで不一致である場合に、前記駆動部による駆動を制限する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、共通の情報が第1メモリと第2メモリとで不一致である場合に駆動部による駆動を制限する。これにより、誤った情報に基づく誤動作を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。
図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。
図3は、フィードバック制御系の一例を示す図である。
図4は、モータと被駆動部とエンコーダの組み合わせ例を示す図である。
図5は、モータの磁極位置調整の一例を示す図である。
図6は、一実施形態に係る制御装置の処理の一例を示す図である。
図7は、通常時に比較される情報の一例を示す図である。
図8は、新規製作時またはエンコーダと制御装置の同時交換時に比較される情報の一例を示す図である。
図9は、エンコーダのみの交換時に比較される情報の一例を示す図である。
図10は、制御装置のみの交換時に比較される情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
3次元造形装置
6か月前
東レ株式会社
金型の製造方法
3か月前
東レ株式会社
シート成形口金
4か月前
津田駒工業株式会社
連続成形機
2か月前
東レ株式会社
積層基材の製造方法
5か月前
東レ株式会社
繊維強化樹脂成形体
7か月前
東レ株式会社
接合用繊維強化樹脂
7か月前
睦月電機株式会社
樹脂成形用金型
7か月前
輝創株式会社
接合方法
4か月前
世紀株式会社
造形装置
4か月前
東レ株式会社
延伸フィルムの製造方法
3か月前
六浦工業株式会社
接着装置
4か月前
株式会社不二越
射出成形機
7か月前
グンゼ株式会社
印刷層の除去方法
3か月前
東レエンジニアリング株式会社
処理装置
7か月前
AGC株式会社
車両窓用窓ガラス
7か月前
株式会社吉野工業所
計量キャップ
5か月前
パナック株式会社
複合体の製造方法
8か月前
大塚テクノ株式会社
樹脂製の構造体
2か月前
個人
超高速射出点描画による熱溶解積層法
4か月前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
14日前
株式会社城北精工所
押出成形用ダイ
2か月前
東レ株式会社
リーフディスク型フィルター
5か月前
株式会社アフィット
粉末焼結積層造形装置
5か月前
ダイハツ工業株式会社
3Dプリンタ
5か月前
株式会社イクスフロー
成形装置
1か月前
株式会社スリーエス
光造形装置
11日前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
NISSHA株式会社
加飾成形品の製造方法
26日前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
4か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
TOWA株式会社
樹脂成形装置
6か月前
UBEマシナリー株式会社
シミュレータ装置
4か月前
三井化学株式会社
光学部材の製造方法
7か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
続きを見る