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公開番号2024043390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148558
出願日2022-09-16
発明の名称射出成形機
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B29C 45/84 20060101AFI20240322BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】部品の履歴を適切に管理する。
【解決手段】一実施形態に係る射出成形機は、コントローラと、当該射出成形機に対して着脱可能な部品と、部品毎に履歴情報を記憶する記憶媒体と、を備え、コントローラは、第1部品の着脱に関する変化を検出した場合に、第1部品が交換されたことを示す情報を履歴情報に追加する、第1部品の履歴情報の初期化する旨を出力する、又は、第1部品の履歴情報を初期化する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラと、
当該射出成形機に対して着脱可能な部品と、
前記部品毎に履歴情報を記憶する記憶媒体と、を備え、
前記コントローラは、第1部品の着脱に関する変化を検出した場合に、前記第1部品が交換されたことを示す情報を前記履歴情報に追加する、前記第1部品の前記履歴情報の初期化する旨を出力する、又は、前記第1部品の前記履歴情報を初期化する、
射出成形機。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記記憶媒体は、前記部品の前記履歴情報として、前記第1部品の交換した履歴を保持する交換履歴情報と、前記射出成形機の動作によって前記第1部品に生じた負荷を保持する負荷履歴情報と、を備え、
前記コントローラは、前記第1部品の着脱に関する変化を検出した場合又は前記第1部品の前記履歴情報の初期化する旨を出力した場合に、前記第1部品が交換されたことを示す情報を前記交換履歴情報に追加し、前記第1部品の前記負荷履歴情報の初期化を実行する、
請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記コントローラは、前記射出成形機における動作時間又は通電時間に基づいた値を、前記部品の負荷を示す情報として、前記負荷履歴情報を更新する、
請求項2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記コントローラは、前記射出成形機における動作時間又は通電時間を、前記部品の動作状況に基づいて補正した値を、前記部品の負荷を示す情報とする、
請求項3に記載の射出成形機。
【請求項5】
前記第1部品は、前記第1部品を識別する第1識別情報を格納した記憶媒体を備え、
前記射出成形機に設けられた前記記憶媒体は、前記第1部品を識別する第2識別情報が格納され、
前記コントローラは、前記第1識別情報と、前記第2識別情報と、が一致するか否かを、前記第1部品の着脱に関する変化として検出する、
請求項1乃至4のいずれか一つに記載の射出成形機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から射出成形機においては、射出成形機に設けられた部品の履歴を管理する技術が提案されている。例えば、特許文献1は、1回のショットで生じる負荷とショット数とに基づいて、部品の劣化度合いを推定し、当該劣化度合いを管理する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-087587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、ショット数に応じて劣化度合いを推定しているので、部品の交換を行ったタイミングで、劣化度合いを初期化する必要がある。劣化度合いの初期化は、客先で行うことも多い。このため、作業者による初期化の操作の失念などによって、劣化度合いの初期化が行われない場合もあり得る。この場合、部品の劣化度合いが適切に管理されていないという状況が生じる。
【0005】
本発明の一態様は、部品の着脱に関する変化を検出した場合に、射出成形機に格納されている部品の履歴に関する情報を処理することで、部品の履歴を適切に管理する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る射出成形機は、コントローラと、当該射出成形機に対して着脱可能な部品と、部品毎に履歴情報を記憶する記憶媒体と、を備え、コントローラは、第1部品の着脱に関する変化を検出した場合に、第1部品が交換されたことを示す情報を履歴情報に追加する、第1部品の履歴情報の初期化する旨を出力する、又は、第1部品の履歴情報を初期化する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、部品の履歴を適切に管理する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。
図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。
図3は、一実施形態に係る射出成形機の制御装置の構成要素と、射出成形機に装着された部品の記憶媒体と、を機能ブロックで示す図である。
図4は、一実施形態に係る交換履歴記憶部のテーブル構造を例示した図である。
図5は、一実施形態に係る表示制御部が表示する部品毎の負荷の一覧表示の画面例を示している。
図6は、一実施形態に係る制御装置における部品交換に関する第1の制御を示したフローチャートである。
図7は、一実施形態に係る表示制御部により表示される、交換された部品の通知画面を例示した図である。
図8は、一実施形態に係る表示制御部が表示する、部品交換後の部品毎の負荷の一覧表示の画面例を示している。
図9は、一実施形態に係る制御装置における部品交換に関する第2の制御を示したフローチャートである。
図10は、一実施形態に係る表示制御部により表示される、部品が交換された否かの確認画面を例示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、説明を省略することがある。
【0010】
図1は、第1の実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。図2は、第1の実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。本明細書において、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向は互いに垂直な方向である。X軸方向およびY軸方向は水平方向を表し、Z軸方向は鉛直方向を表す。型締装置100が横型である場合、X軸方向は型開閉方向であり、Y軸方向は射出成形機10の幅方向である。Y軸方向負側を操作側と呼び、Y軸方向正側を反操作側と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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