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公開番号2024043292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148399
出願日2022-09-16
発明の名称切屑回収システム及び切屑回収方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240322BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】メインダクト内のテープ部材の切屑をメインダクトの出口まで効率よく移動させることができる切屑回収システムなどを提供する。
【解決手段】切屑回収システム1は、部品装着装置3が備えるテープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を受容するサブダクト312と、サブダクトが接続されており、サブダクトと連通する開口部を有するメインダクト31と、サブダクト内に設置され、サブダクト内の切屑をメインダクトに移動させる第1切屑搬送部と、開口部を通じてサブダクトからメインダクト内に移動された切屑をメインダクトの出口に移動させる複数の第2切屑搬送部と、第1切屑搬送部及び複数の第2切屑搬送部の動作を制御する制御部62と、を備え、制御部は、第1切屑搬送部によってサブダクト内の切屑をメインダクトに移動させた後、複数の第2切屑搬送部をそれぞれ独立して制御することで切屑をメインダクトの出口に移動させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
部品装着装置が備えるテープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を受容するサブダクトと、
前記サブダクトが接続されており、前記サブダクトと連通する開口部を有するメインダクトと、
前記サブダクト内に設置され、前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させる第1切屑搬送部と、
前記開口部を通じて前記サブダクトから前記メインダクト内に移動された前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる複数の第2切屑搬送部と、
前記第1切屑搬送部及び前記複数の第2切屑搬送部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1切屑搬送部によって前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させた後、前記複数の第2切屑搬送部をそれぞれ独立して制御することで前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる
切屑回収システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1切屑搬送部は、前記開口部に向かってエアを吹き出すことで前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させ、
前記複数の第2切屑搬送部のそれぞれは、前記メインダクトの出口に向かってエアを吹き出すことで前記メインダクト内の前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる
請求項1に記載の切屑回収システム。
【請求項3】
前記メインダクトは、互いに直列に配置されている複数の分割領域を有し、
前記複数の第2切屑搬送部は、それぞれ、前記複数の分割領域に設置される
請求項1または2記載の切屑回収システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1切屑搬送部によって前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させた後、前記複数の第2切屑搬送部を前記メインダクトの出口から遠い順に順次動作させることで前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる
請求項3に記載の切屑回収システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記複数の第2切屑搬送部のうち、互いに隣接して配置される少なくとも2つの分割領域に設置される少なくとも2つの第2切屑搬送部が前記切屑を移動させる動作の期間が重複するように前記複数の第2切屑搬送部の動作を制御する
請求項3に記載の切屑回収システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1切屑搬送部と、前記複数の第2切屑搬送部の少なくとも1つの第2切屑搬送部とが前記切屑を移動させる動作の期間が重複するように前記第1切屑搬送部及び前記複数の第2切屑搬送部の動作を制御する
請求項1または2に記載の切屑回収システム。
【請求項7】
さらに、
前記部品装着装置内の前記切屑を搬送するための搬送路であって、前記サブダクトに連通する搬送路に設置され、前記搬送路内の前記切屑を前記サブダクトに移動させる第3切屑搬送部を備え、
前記制御部は、前記第1切屑搬送部と、前記第3切屑搬送部とが前記切屑を移動させる動作の期間が重複するように前記第1切屑搬送部及び前記第3切屑搬送部の動作を制御する
請求項1または2に記載の切屑回収システム。
【請求項8】
前記第3切屑搬送部は、前記搬送路の出口に向かってエアを吹き出すことで前記搬送路内の前記切屑を前記サブダクトに移動させる
請求項7に記載の切屑回収システム。
【請求項9】
さらに、
前記メインダクトの出口から排出された前記切屑を受け入れる回収部を備え、
前記回収部は、
切屑収集路と、
前記切屑収集路内に設置され、前記切屑を容器に移動させる第4切屑搬送部と、を有し、
前記制御部は、前記第1切屑搬送部と前記複数の第2切屑搬送部とが動作していない期間に前記第4切屑搬送部を動作させる
請求項1または2に記載の切屑回収システム。
【請求項10】
前記第4切屑搬送部は、前記切屑収集路の出口に向かってエアを吹き出すことで前記切屑収集路内の前記切屑を前記容器に移動させる
請求項9に記載の切屑回収システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、テープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を回収する切屑回収システム及び切屑回収方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板に部品を装着する部品装着装置において、部品供給部としてのテープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を自動で回収する切屑回収システムが知られている(例えば下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/131165号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、メインダクト内のテープ部材の切屑をメインダクトの出口まで効率よく移動させることができる切屑回収システム及び切屑回収方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る切屑回収システムは、部品装着装置が備えるテープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を受容するサブダクトと、前記サブダクトが接続されており、前記サブダクトと連通する開口部を有するメインダクトと、前記サブダクト内に設置され、前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させる第1切屑搬送部と、前記開口部を通じて前記サブダクトから前記メインダクト内に移動された前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる複数の第2切屑搬送部と、前記第1切屑搬送部及び前記複数の第2切屑搬送部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1切屑搬送部によって前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させた後、前記複数の第2切屑搬送部をそれぞれ独立して制御することで前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる。
【0006】
本開示の一態様に係る切屑回収方法は、部品装着装置が備えるテープフィーダから排出されたテープ部材の切屑を受容するサブダクトと、前記サブダクトが接続されており、前記サブダクトと連通する開口部を有するメインダクトと、前記サブダクト内に設置され、前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させる第1切屑搬送部と、前記開口部を通じて前記サブダクトから前記メインダクト内に移動された前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる複数の第2切屑搬送部と、を備える切屑回収システムにおける切屑回収方法であって、前記第1切屑搬送部によって前記サブダクト内の前記切屑を前記メインダクトに移動させ、前記複数の第2切屑搬送部をそれぞれ独立して制御することで前記切屑を前記メインダクトの出口に移動させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の切屑回収システム及び切屑回収方法によれば、メインダクト内のテープ部材の切屑をメインダクトの出口まで効率よく移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態1に係る切屑回収システムを部品装着装置の作業ラインとともに示す斜視図である。
図2は、実施の形態1における部品装着装置の側面図である。
図3は、実施の形態1における部品装着装置の一部と切屑回収システムの一部の断面図である。
図4は、実施の形態1における切屑回収システムの斜視図である。
図5は、実施の形態1における切屑回収システムの模式的平面図の一例を示す図である。
図6は、本実施の形態に係る回収部の構成を説明するための斜視図である。
図7は、本実施の形態に係る回収部の構成を説明するための断面図である。
図8は、カバー部材の構成を説明するための斜視図である。
図9は、カバー部材の機能について説明するための図である。
図10は、実施の形態1において、制御部とその制御対象となるバルブとの一例を示す図である。
図11は、実施の形態1に係る切屑回収システムの動作の第1の例を説明するための図である。
図12は、実施の形態1に係る切屑回収システムの動作の第2の例を説明するための図である。
図13は、本実施の形態に係る切屑回収システムの動作の第3の例を説明するための図である。
図14は、実施の形態2における切屑回収システムの側面図の一部を示す図である。
図15は、実施の形態2における切屑回収システムの模式的平面図の一例を示す図である。
図16は、実施の形態2において、制御部とその制御対象となるバルブとの一例を示す図である。
図17は、実施の形態2に係る切屑回収システムの動作の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の基礎となった知見)
特許文献1では、テープカッタによって切断されたテープ部材の切屑は自重で落下してサブダクト(受容部)に受容された後、サブダクト内に設置されたエア吹出器から吹き出されるエアによってメインダクト(回収路)に移動される。そして、メインダクト内に設けられたエア吹出器から吐出されるエアによってメインダクトのエア出口側に送られるようになっている。
【0010】
上記従来の切屑回収システムでは、エア吹出器はメインダクトの最上流側に一つ設けられている。そして、そのエア吹出器からエアを大きな吐出力で吐出させることによって、メインダクト内の切屑を一気にエア出口まで送り出すようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

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