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公開番号2024048533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154494
出願日2022-09-28
発明の名称照明システム
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 47/165 20200101AFI20240402BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】所望の光色を再現できる照明システムを提供する。
【解決手段】制御部25は、1つの照明器具12に複数の対象のチャンネルが割り当てられ、複数の対象のチャンネルの調光率が操作装置11で操作された場合、記憶部24に記憶された対象のチャンネルの混色比を参照し、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算された各光色の出力割合となるように、各光色の発光素子27の明るさを制御する。制御部25は、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算されることで、最も高くなる光色の出力値が所定の上限値を超える場合、最も高い光色の出力値が上限値となる割合で各光色の出力値を低下させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
個別に制御可能な複数の光色の発光素子を有する照明器具と;
前記照明器具に制御のために割り当てられる複数のチャンネルと、チャンネル毎に登録される各光色の出力割合である混色比と、を記憶する記憶部と;
チャンネル毎の調光率を操作する操作装置と;
1つの前記照明器具に複数の対象のチャンネルが割り当てられ、その複数の対象のチャンネルの調光率が前記操作装置で操作された場合、前記記憶部に記憶された対象のチャンネルの混色比を参照し、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算された各光色の出力割合となるように、各光色の前記発光素子の明るさを制御する制御部と;
を備え、
前記制御部は、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算されることで、最も高くなる光色の出力値が所定の上限値を超える場合、最も高い光色の出力値が上限値となる割合で各光色の出力値を低下させる
を備えることを特徴とする照明システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
個別に制御可能な複数の光色の発光素子を有する照明器具と;
前記照明器具に制御のために割り当てられる複数のチャンネルと、チャンネル毎に登録される各光色の出力割合である混色比と、を記憶する記憶部と;
チャンネル毎の調光率を操作する操作装置と;
1つの前記照明器具に複数の対象のチャンネルが割り当てられ、その複数の対象のチャンネルの調光率が前記操作装置で操作された場合、前記記憶部に記憶された対象のチャンネルの混色比を参照し、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算された各光色の出力割合となるように、各光色の前記発光素子の明るさを制御する制御部と;
を備え、
前記制御部は、赤色を混色比の制御対象に含んで構成される白色の光色の混色比が登録されたチャンネルがある場合、該チャンネルの調光率を下げていくにつれて、白色の光色の混色比における赤色の比率を増加させる
ことを特徴とする照明システム。
【請求項3】
前記記憶部は、予め初期登録された混色比と、任意に登録される混色比と、を記憶可能とする
ことを特徴とする請求項1または2記載の照明システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、舞台照明やスタジオ照明などに用いられる照明器具では、ハロゲン電球を光源とし、カラーフィルタを組み合わせることで、光色を調整していた。また、複数の照明器具もしくは複数の光照射口にそれぞれ異なるカラーフィルタを組み合わせて、所望の光色に調整する場合もあった。
【0003】
近年、舞台照明やスタジオ照明などに用いられる照明器具でも、光源としてLEDなどの発光素子が用いられ、赤、緑、青の発光素子の組み合わせで光色を調整している。このような照明器具においては、従来のハロゲン電球とカラーフィルタによって作り出される光色を、カラーフィルタを用いずに、赤、緑、青などのLED発光素子の出力調整によって作り出すことが要望されている。
【0004】
また、この照明器具を、複数のチャンネルを含む制御信号を用いて通信する調光卓により制御する場合、1つの照明器具に複数のチャンネルを割り当てることにより、チャンネル毎の調光率を個別に操作することで、チャンネル毎に登録された光色で明るさを調整可能となっている。そして、複数のチャンネルを合わせて光色を調整する場合には、従来の複数のカラーフィルタを組み合わせた場合の光色をLEDで再現した場合に、所望の光色を再現できることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-9594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、所望の光色を再現できる照明システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の照明システムは、照明器具と、記憶部と、操作装置と、制御部と、を備える。照明器具は、個別に制御可能な複数の光色の発光素子を有する。記憶部は、照明器具に制御のために割り当てられる複数のチャンネルと、チャンネル毎に登録される各光色の出力割合である混色比と、を記憶する。操作装置は、チャンネル毎の調光率を操作する。制御部は、1つの照明器具に複数の対象のチャンネルが割り当てられ、複数の対象のチャンネルの調光率が操作装置で操作された場合、記憶部に記憶された対象のチャンネルの混色比を参照し、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算された各光色の出力割合となるように、各光色の発光素子の明るさを制御する。制御部は、対象のチャンネル毎の混色比と調光率とで求まる各光色の出力値がそれぞれ光色毎に合算されることで、最も高くなる光色の出力値が所定の上限値を超える場合、最も高い光色の出力値が上限値となる割合で各光色の出力値を低下させる。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の照明システムによれば、所望の光色を再現することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態を示す照明システムの構成図である。
同上照明システムの各光色の調光率のグラフを示し、(a)はチャンネル1の各光色の調光率を示すグラフ、(b)はチャンネル2の各光色の調光率を示すグラフ、(c)はチャンネル1、2の各光色の調光率を合計した調光率を示す比較例のグラフである。
同上照明システムの各光色の調光率のグラフを示し、(a)はチャンネル1の各光色の調光率を示すグラフ、(b)はチャンネル2の各光色の調光率を示すグラフ、(c)はチャンネル1、2の各光色の調光率を合計した調光率を示す比較例のグラフ、(d)はチャンネル1、2の各光色の調光率を合計した調光率を調整したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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