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公開番号2024043093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148088
出願日2022-09-16
発明の名称通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム
出願人アズビル株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 12/28 20060101AFI20240322BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信制御に関する複数の設定を行わずに通信機器毎の通信の優先順位を制御する通信制御装置、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供する。
【解決手段】ビルなどの設備の制御システムにおける情報通信を制御する通信制御装置100であって、情報通信のパケットに含まれる通信制御に関する情報に基づき、パケットの送信先及び送信元の判定を行い、判定部132の判定結果に基づき、パケットに所定のキューを割り当て、キューに含まれる所定の条件に基づき、パケットの送信スケジュールを設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
設備の制御システムにおける情報通信を制御する通信制御装置であって、
前記情報通信のパケットに含まれる通信制御に関する情報に基づき、前記パケットの送信先および送信元の判定を行う判定部と、
前記判定部の判定結果に基づき、前記パケットに所定のキューを割り当てる割当部と、
前記キューに含まれる所定の条件に基づき、前記パケットの送信スケジュールを設定する設定部と、
を有することを特徴とする通信制御装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記パケットのうち受信パケットに含まれる前記通信制御に関する情報としてMACアドレスに含まれるOUIに基づき、前記送信先の機器および前記送信元の機器を判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記割当部は、前記送信元および前記送信先の組み合わせと前記キューとが関連付けられた所定の条件に基づき、前記所定の条件を満たす前記パケットに前記所定のキューを割り当てる、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記設定部は、前記キューに設定される前記所定の条件として前記情報通信の優先順位に関する情報に基づいて、前記キューに格納される前記パケットを送信するスケジュールを設定する、
ことを特徴とする請求項1または3に記載の通信制御装置。
【請求項5】
設備の制御システムにおける情報通信を制御する通信制御装置であって、
前記情報通信のパケットに含まれる通信制御に関する情報に基づき、前記パケットの送信先および送信元の判定を行う工程と、
判定部の判定結果に基づき、前記パケットに所定のキューを割り当てる工程と、
前記キューに含まれる所定の条件に基づき、前記パケットの送信スケジュールを設定する工程と、
を含むことを特徴とする通信制御方法。
【請求項6】
設備の制御システムにおける情報通信を制御する通信制御装置であって、
前記情報通信のパケットに含まれる通信制御に関する情報に基づき、前記パケットの送信先および送信元の判定を行う手順と、
判定部の判定結果に基づき、前記パケットに所定のキューを割り当てる手順と、
前記キューに含まれる所定の条件に基づき、前記パケットの送信スケジュールを設定する手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ビル等の設備の制御ネットワークにおいて、空調、電気、照明等の各機器の状態を監視したり、設定等を制御したりするシステムが知られている。これらのビル等に設置される機器類は、様々なメーカによって提供されている。したがって、ビル等の制御ネットワークは、各メーカのサブシステムを組み合わせたネットワーク構成となっている場合がある。
【0003】
前述の各メーカのサブシステムを組み合わせたネットワーク構成においては、各メーカの機器の通信時に、あるメーカの通信(例えば、イーサネット(登録商標)通信等)の影響で、他のメーカの通信ができなくなる場合がある。そのため、従来技術として、QoS(Quality of Service)等の技術を用いることで、通信を制御する方法が提供されている。
【0004】
例えば、スイッチングハブ内でフレームの転送量を測定し、基準値を超える場合には優先度の高いキューに待機させているフレームから送信を行う、という技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、イーサネットスイッチにおける送信のキューのパラメータを設定する場合において、優先度の高いキューに割り当てられた優先度の高い通信の遅延および損失を抑制し、所定の品質目標を満たすパラメータを設定することで、通信を行う順番や通信量を制御する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-120015号公報
特開2021-182694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術では、通信機器ごとの通信の優先順位の制御のために、通信制御に関する複数の設定が必要である、という問題があった。
【0007】
例えば、従来技術では、通信の分類、分類した通信の優先度設定、通信のスケジューリング、といった設定項目が複数存在している。加えて、前述の複数の設定を行うためには、複数の設定項目に関する知識、ネットワークに関する知識、ネットワーク内の通信内容に関する知識等を有した者でないと、通信制御に関する設定を行うことが難しい場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決し目的を達成するために、本発明の通信制御装置は、設備の制御システムにおける情報通信を制御する通信制御装置であって、前記情報通信のパケットに含まれる通信制御に関する情報に基づき、前記パケットの送信先および送信元の判定を行う判定部と、前記判定部の判定結果に基づき、前記パケットに所定のキューを割り当てる割当部と、前記キューに含まれる所定の条件に基づき、前記パケットの送信スケジュールを設定する設定部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、通信機器ごとの通信の優先順位の制御のために、通信制御に関する複数の設定を不要とする、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る通信制御の概要の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る通信制御装置の装置構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るキュー割当条件記憶部が記憶する情報の一例を示すテーブル図である。
図4は、実施形態に係る送信条件記憶部が記憶する情報の一例を示すテーブル図である。
図5は、実施形態に係る通信制御方法についてのフローチャートである。
図6は、従来方法による通信制御方法の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る通信制御方法の一例を示す図である。
図8は、従来方法に係る通信制御方法の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る通信制御方法の一例を示す図である。
図10は、通信制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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