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公開番号
2024050199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-10
出願番号
2022156896
出願日
2022-09-29
発明の名称
制御装置、制御方法及び制御プログラム
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
11/14 20060101AFI20240403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】バックアップの回数、処理時間、コスト等の制限下、データの整合性を保ちつつミラリングを行うことできる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、取得部と、SRAMと、DRAMと、判定部と、同期部とを有する。取得部は、更新指示を取得し、SRAMは、データ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶し、DRAMは、バックアップデータ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶し、判定部は、取得部により取得された更新指示に含まれるメモリデータの種別を判定し、同期部は、判定部により判定されたデータ種別に対応する方法により、取得部により取得された更新指示に従って、SRAMに記憶されたデータと、DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
更新指示を取得する取得部と、
データ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するSRAMと、
バックアップデータ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するDRAMと、
前記取得部により取得された更新指示に含まれるメモリデータの種別を判定する判定部と、
前記判定部により判定されたデータ種別に対応する方法により、前記取得部により取得された更新指示に従って、前記SRAMに記憶されたデータと、前記DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行う同期部と、
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記判定部は、取得部により取得された更新指示に含まれるメモリデータが積算値データであると判定した場合、前記SRAMに記憶されたデータと、前記DRAMに記憶されたバックアップデータとが一致するか否かを判定し、
前記同期部は、前記判定部により一致すると判定された場合、前記取得部により取得された更新指示に従ってSRAMのメモリデータ及び更新するデータをもとに演算したチェックサム値を更新し、当該更新されたSRAMに記憶されたデータと、DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、演算したチェックサム値を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記同期部は、前記判定部により積算値データでないと判定された場合、前記取得部により取得された更新指示に従って、SRAMのメモリデータを更新し、当該更新されたSRAMに記憶されたデータと、DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
制御装置で実行される方法であって、
前記制御装置は、
データ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するSRAMと、
バックアップデータ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するDRAMとを有し、
更新指示を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された更新指示に含まれるメモリデータの種別を判定する判定工程と、
前記判定工程により判定されたデータ種別に対応する方法により、前記取得工程により取得された更新指示に従って、前記SRAMに記憶されたデータと、前記DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行う同期工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
【請求項5】
更新指示を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された更新指示に含まれるメモリデータの種別を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより判定されたデータ種別に対応する方法により、前記取得ステップにより取得された更新指示に従って、データ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するSRAMに記憶されたデータと、バックアップデータ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶するDRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行う同期ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
同一のデータを複数のストレージに書き込むことにより、データ損失を防ぐミラリングという技術が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-003929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バックアップの回数、処理時間、コスト等の制限下、データの整合性を保ちつつミラリングを行うことが困難である場合があった。
【0005】
例えば、復元するためのデータをバックアップする不揮発メモリとして、フラッシュROMを使用する場合、書き込み回数に制限があるため、製品寿命を考慮すると1日1回のデータバックアップしか行えない。
【0006】
こうした状況でバックアップを行うと前日のデータに復元されるため、積算値が前日の値に戻ってしまったり、前日のスケジュール実行される値に戻ったり、動作パラメータが前日の設定に戻ったりして運用上のトラブルが発生することがあった。
【0007】
このため、SRAMのような揮発性のメモリにバッテリを搭載することで、バックアップとして利用するという対応もあるが、毎回バックアップするための処理時間やコスト面を考えると、直前のデータを記録しておくことが難しい。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、バックアップの回数、処理時間、コスト等の制限下、データの整合性を保ちつつミラリングを行うことができる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願に係る制御装置は、取得部と、SRAMと、DRAMと、判定部と、同期部とを有する。取得部は、更新指示を取得し、SRAMは、データ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶し、DRAMは、バックアップデータ及びデータ種別ごとにチェックサム値を記憶し、判定部は、取得部により取得された更新指示に含まれるメモリデータの種別を判定し、同期部は、判定部により判定されたデータ種別に対応する方法により、取得部により取得された更新指示に従って、SRAMに記憶されたデータ、DRAMに記憶されたバックアップデータとを同期し、それぞれでチェックサム値の更新を行う。
【0010】
上記制御装置において、判定部は、取得部により取得された更新指示に含まれるメモリデータが積算値データであると判定した場合、SRAMに記憶されたデータと、DRAMに記憶されたバックアップデータとが一致するか否かを判定し、同期部は、判定部により一致すると判定された場合、取得部により取得された更新指示に従ってSRAMのメモリデータ及び更新するデータをもとに算出したチェックサム値を更新し、当該更新されたSRAMに記憶されたデータ及びチェックサム値と、DRAMに記憶されたバックアップデータ及びチェックサム値とを同期し、演算したチェックサム値を更新する。
(【0011】以降は省略されています)
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