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公開番号2024050198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156895
出願日2022-09-29
発明の名称フィールド機器監視装置、フィールド機器監視方法およびフィールド機器監視プログラム
出願人アズビル株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 19/042 20060101AFI20240403BHJP(制御;調整)
要約【課題】制御系統の構成、特に各フィールドデバイスの通信経路ごと個別に制御系統との通信設定を行い、事前にフィールド機器管理システムのプログラムに組み込むことを不要とする。
【解決手段】フィールド機器監視装置100は、フィールド機器の状態監視と設定制御を行うフィールド機器監視装置であって、制御系統との通信設定の仕様に関する情報である、制御系統との通信で共通に用いられる通信設定の共通仕様情報および該制御系統における個々のフィールド機器との通信で個別に用いられる通信設定の個別仕様情報を受け付け、共通仕様情報と個別仕様情報とに基づき、制御系統との通信設定を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フィールド機器の状態監視と設定制御を行うフィールド機器監視装置であって、
制御系統との通信設定の仕様に関する情報である、前記制御系統との通信で共通に用いられる通信設定の共通仕様情報および該制御系統における個々のフィールド機器との通信で個別に用いられる通信設定の個別仕様情報を受け付ける受付部と、
前記共通仕様情報と前記個別仕様情報とに基づき、前記制御系統との通信設定を行う設定部と、
を有することを特徴とするフィールド機器監視装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記受付部は、前記制御系統との通信設定の仕様に関する情報として、前記制御系統における前記フィールド機器の通信経路によらず前記制御系統との通信設定の仕様が共通である前記共通仕様情報と、
前記制御系統における前記フィールド機器の通信経路ごとに前記制御系統との通信設定の仕様が異なる前記個別仕様情報と、を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載のフィールド機器監視装置。
【請求項3】
前記受付部は、所定の様式に基づきユーザが入力する前記共通仕様情報および前記個別仕様情報を受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載のフィールド機器監視装置。
【請求項4】
前記個別仕様情報を用いて運転操作情報を生成する生成部を更に有する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフィールド機器監視装置。
【請求項5】
フィールド機器の状態監視と設定制御を行うフィールド機器監視装置であって、
制御系統との通信設定の仕様に関する情報である、前記制御系統との通信で共通に用いられる通信設定の共通仕様情報および該制御系統における個々のフィールド機器との通信で個別に用いられる通信設定の個別仕様情報を受け付ける工程と、
前記共通仕様情報と前記個別仕様情報とに基づき、前記制御系統との通信設定を行う工程と、
を含むことを特徴とするフィールド機器監視方法。
【請求項6】
フィールド機器の状態監視と設定制御を行うフィールド機器監視装置であって、
制御系統との通信設定の仕様に関する情報である、前記制御系統との通信で共通に用いられる通信設定の共通仕様情報および該制御系統における個々のフィールド機器との通信で個別に用いられる通信設定の個別仕様情報を受け付ける手順と、
前記共通仕様情報と前記個別仕様情報とに基づき、前記制御系統との通信設定を行う手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするフィールド機器監視プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フィールド機器監視装置、フィールド機器監視方法およびフィールド機器監視プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
フィールド機器の状態監視と設定制御を実施するフィールド機器管理システムが知られている。例えば、従来技術では、フィールド機器の接続状態や、コミッショニングや、アナログ入出力等の動作状態のチェックおよびチェックの進捗状況の確認等を、作業者が簡単に実施可能とする技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。さらに、フィールド機器を制御する制御系統や監視系統を構成する通信路を通じて、通信の状態を監視する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。加えて、フィールド機器の監視に際し、フィールド機器の監視系統から制御系統を操作する技術が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-208694号公報
特開2012-208695号公報
特開2014-135020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、制御系統の構成、特に各フィールドデバイスの通信経路ごと個別に制御系統との通信設定を行い、事前にフィールド機器管理システムのプログラムに組み込むことが必要であるという問題があった。
【0005】
例えば、従来技術では、フィールド機器の制御系統を介して操作し、監視系統で状態監視することによりフィールド機器の状態に関する情報を取得したり、機器監視ユニットとコントローラの通信を用いてフィールド機器の監視系統から制御系統を操作可能したり、といった技術が知られている。しかしながら、従来技術では、制御系統の操作方法は、制御系統の構成(例えば、運転操作ユニットやコントローラ等)によって異なることが知られている。したがって、フィールド機器の監視系統を経由して制御系統を操作する場合、制御系統との通信の設定については、運転操作ユニットとコントローラごとに個別に設定する必要があった。
【0006】
そのため、運転操作ユニットとコントローラ、更にユーザの要求の全てを考慮してフィールド機器管理システムを構築するためには、前述の内容を全て考慮に入れて設計された専用の機器監視ユニットが必要となり、これらの構成の一部が異なるだけでフィールド機器の監視ができなくなる場合があるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、上記の課題を解決し目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、フィールド機器の状態監視と設定制御を行うフィールド機器監視装置であって、制御系統との通信設定の仕様に関する情報である、前記制御系統との通信で共通に用いられる通信設定の共通仕様情報および該制御系統における個々のフィールド機器との通信で個別に用いられる通信設定の個別仕様情報を受け付ける受付部と、前記共通仕様情報と前記個別仕様情報とに基づき、前記制御系統との通信設定を行う設定部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、制御系統の構成、特に各フィールドデバイスの通信経路ごと個別に制御系統との通信設定を行い、事前にフィールド機器管理システムのプログラムに組み込むことを不要とする、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るフィールド機器管理システムの概要の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る機器監視ユニットの概要の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るフィールド機器監視の概要の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係るフィールド機器監視装置の装置構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る共通仕様情報記憶部が記憶する情報の一例を示すテーブル図である。
図6は、実施形態に係る個別仕様情報記憶部が記憶する情報の一例を示すテーブル図である。
図7は、実施形態に係るフィールド機器監視手順についてのフローチャートである。
図8は、変形例に係るフィールド機器監視の概要の一例を示すブロック図である。
図9は、変形例に係る共通仕様情報入力画面の一例を示す図である。
図10は、変形例に係る個別仕様情報入力画面の一例を示す図である。
図11は、変形例に係るAOチェックツール画面の一例を示す図である。
図12は、フィールド機器監視装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
ここから、実施の形態(以降、「実施形態」)について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、以下に記載する実施形態の説明は、本発明に係るフィールド機器監視装置、フィールド機器監視方法およびフィールド機器監視プログラムを限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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