TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024043082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148070
出願日2022-09-16
発明の名称排気制御装置
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類F01N 3/20 20060101AFI20240322BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】暖機の途中では触媒温度の昇温を早めることができ、暖機後では触媒温度の低下を抑制できる排気制御装置を提供すること。
【解決手段】排気制御装置は、エンジンから排出された排気が流れる排気通路に排気浄化触媒を備えた排気系で用いられる排気制御装置であって、排気浄化触媒の上流側における排気の温度を取得する取得部と、排気の温度が閾値よりも低いか否かを判定する判定部と、排気の温度が閾値よりも低い場合、排気の流量を低減させる制御を行う制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンから排出された排気が流れる排気通路に排気浄化触媒を備えた排気系で用いられる排気制御装置であって、
前記排気浄化触媒の上流側における前記排気の温度を取得する取得部と、
前記排気の温度が閾値よりも低いか否かを判定する判定部と、
前記排気の温度が閾値よりも低い場合、前記排気の流量を低減させる制御を行う制御部と、を有する、
排気制御装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記制御では、
吸気スロットルバルブ、可変ノズルターボ、および排気再循環バルブのうち、少なくとも1つの開度が制御される、
請求項1に記載の排気制御装置。
【請求項3】
前記制御では、
気筒に設けられた吸気バルブおよび排気バルブの開度が制御される、
請求項1に記載の排気制御装置。
【請求項4】
前記制御は、
前記排気の温度が前記閾値に至るまで行われる、
請求項1に記載の排気制御装置。
【請求項5】
前記閾値は、
前記排気浄化触媒の温度である、
請求項1に記載の排気制御装置。
【請求項6】
前記閾値は、
前記排気浄化触媒の浄化性能の下限値に対応する温度である、
請求項1に記載の排気制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、排気制御装置に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンから排出された排気が流れる排気通路において、例えば酸化触媒やSCR(Selective Catalytic Reduction)触媒といった排気浄化触媒が設けられることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
排気浄化触媒の浄化性能は、その温度(以下、触媒温度という)に大きく影響を受ける。よって、高い浄化性能を維持するためには、触媒温度を精密に制御することが求められる。例えば冷間始動時などでは、できるだけ早く暖機を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-3669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排気浄化触媒の温度は、排気の温度(以下、排気温度という)や流量に影響を受ける。
【0006】
例えば、暖機の途中において、排気温度が触媒温度を下回った場合、排気浄化触媒から排気への熱移動が発生することにより、排気浄化触媒が冷却され、触媒温度の昇温が遅れてしまう。
【0007】
また、暖機後においても、排気温度が触媒温度を下回った場合、上記同様に排気浄化触媒が冷却され、触媒温度が低下してしまう。
【0008】
本開示の一態様の目的は、暖機の途中では触媒温度の昇温を早めることができ、暖機後では触媒温度の低下を抑制できる排気制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る排気制御装置は、エンジンから排出された排気が流れる排気通路に排気浄化触媒を備えた排気系で用いられる排気制御装置であって、前記排気浄化触媒の上流側における前記排気の温度を取得する取得部と、前記排気の温度が閾値よりも低いか否かを判定する判定部と、前記排気の温度が閾値よりも低い場合、前記排気の流量を低減させる制御を行う制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、暖機の途中では触媒温度の昇温を早めることができ、暖機後では触媒温度の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
池見式タービン
20日前
株式会社クボタ
エンジン
18日前
株式会社MCラボ
発電機システム
21日前
ダイハツ工業株式会社
エンジン
27日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
流量制御弁
4日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの制御装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
バルブ及び内燃機関
4日前
フタバ産業株式会社
マフラ
26日前
株式会社SUBARU
ブローバイガス処理装置
19日前
フタバ産業株式会社
排気装置
4日前
本田技研工業株式会社
内燃機関の排気装置
21日前
株式会社アイシン
弁開閉時期制御装置
19日前
本田技研工業株式会社
オイル循環装置
19日前
株式会社SUBARU
診断装置
20日前
いすゞ自動車株式会社
オイルジェット装置
20日前
株式会社豊田自動織機
インシュレータ
19日前
井関農機株式会社
エンジンのシリンダーカバーとエンジンの制御装置
24日前
コベルコ建機株式会社
再生制御装置及びこれを備えた建設機械
19日前
フィルトラン・エルエルシー
フィルタアセンブリ
18日前
三菱重工業株式会社
エンジンシステム、船舶
13日前
三菱重工業株式会社
冷熱発電装置、及び冷熱発電システム
4日前
三菱重工業株式会社
下半内車室の変形調整方法
13日前
日立Astemo株式会社
内燃機関の制御装置
13日前
いすゞ自動車株式会社
排ガス浄化装置の製造方法
24日前
トヨタ自動車株式会社
カムシャフト
11日前
三菱重工業株式会社
水回収システム、および、発電プラント
12日前
コベルコ建機株式会社
建設機械の制御装置及びこれを備えた建設機械
19日前
日立Astemo株式会社
内燃機関のバルブタイミング制御装置
12日前
株式会社豊田自動織機
エンジンシステム
4日前
株式会社豊田自動織機
エンジンシステム
4日前
日産自動車株式会社
排気浄化触媒の劣化診断方法及び排気浄化触媒の劣化診断装置
11日前
株式会社IJTT
エキゾーストマニホールドの固定構造及びエキゾーストマニホールド
14日前
ヤンマーホールディングス株式会社
エンジン
27日前
トヨタ自動車株式会社
冷却水循環装置及び車両用電池の昇温方法
11日前
三菱重工業株式会社
コンバインドサイクルプラント、及びその燃料供給方法
26日前
続きを見る