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公開番号2024042783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147609
出願日2022-09-16
発明の名称着色液
出願人日本化薬株式会社
代理人
主分類C09B 67/20 20060101AFI20240322BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】本発明は、着色液及びそれを用いた着色液セット、着色された記録メディア及び着色方法の提供を課題とする。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物、及び、(1,4-Bis-(2-bromo-4-butyl-O-toluidino)anthraquinoneを含む着色液。
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(式(1)中、Mは1価の陽イオンを表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(1)で表される化合物、及び、下記式(2)で表される化合物を含む着色液。
TIFF
2024042783000009.tif
59
154
(式(1)中、Mは1価の陽イオンを表す。)
TIFF
2024042783000010.tif
49
150
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
上記着色液が染料液又はインクである請求項1に記載の着色液。
【請求項3】
さらに水溶性有機溶剤を含む請求項1又は2のいずれか一項に記載の着色液。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の着色液を含む着色液セット。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか一項に記載の着色液、あるいは請求項4に記載の着色液セットのいずれかで着色された記録メディア。
【請求項6】
上記記録メディアが繊維である請求項5に記載の記録メディア。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか一項に記載の着色液、あるいは請求項4に記載の着色液セットのいずれかで着色を行う着色方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着色液及びそれを用いた着色液セット、着色された記録メディア及び着色方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、多くの染料や顔料の開発が行われ、その一部についてはカラーインデックス番号が付与されるなど、市販化されている。例えば、アンスラキノン色素はその存在を古くから知られ、工業的に合成されるなどして広く利用されている。特に、書籍の印刷、衣服、食用色素、家具、建材などといった、現代の生活に欠かせない各種製品に使われている。近年では、インクジェット印刷用のインクや機能性色素など幅広い分野での活用が進められている。
一方で、インクジェット印刷等の精密な電子機器装置に使用される場合、着色液のろ過性や保存安定性の確保など、クリアしなくてはいけない重要な課題がいくつもある。その解決に向け様々な手法が研究されているが、特定の化合物を添加することによって、着色液の性能を向上させ、さらには印刷物の性能をも向上させる効果を有することはこれまでに知られていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、再溶解性に優れた着色液及びインクを提供し、かつ、堅牢性に優れた印刷物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、下記式(1)で表される化合物、及び、下記式(2)で表される化合物を含む着色液が、前記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】
TIFF
2024042783000001.tif
59
154
(式(1)中、Mは1価の陽イオンを表す。)
【0006】
TIFF
2024042783000002.tif
49
150
【0007】
より具体的には、上記式(1)で表される化合物、及び、上記式(2)で表される化合物を含有させることにより、上記式(1)で表される化合物の溶解性や溶解の安定性に寄与し、その結果、着色液のろ過性を良好にしてフィルター詰まりを防止、乾燥などの要因によって特定の色素が不本意に析出をするのを防止、また、一度乾燥してしまった着色液を再溶解させることも容易になる。これらの性能向上により、例えば、着色液をインクジェットプリンタのインクとして使用した場合に、ヘッドフィルターやノズルの詰まり等が生じるのを効果的に防止できるため、インクの吐出安定性にも良い効果がある。
【0008】
さらに、堅牢性向上にも効果があり、例えば、着色物が布であれば汗堅牢度、洗濯堅牢度、写真用紙を含む紙であれば耐水性及び耐オゾン性を向上させることができる。
【0009】
即ち本発明は、以下の1)~7)に関する。
1)
下記式(1)で表される化合物、及び、下記式(2)で表される化合物を含む着色液。
【0010】
TIFF
2024042783000003.tif
59
154
(式(1)中、Mは1価の陽イオンを表す。)
(【0011】以降は省略されています)

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