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公開番号2024041100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145738
出願日2022-09-14
発明の名称スクリュープレスのスクリーン洗浄装置
出願人株式会社石垣
代理人
主分類B01D 29/66 20060101AFI20240319BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】
洗浄管を旋回可能に構成することで、洗浄管の洗浄ノズルの閉塞を防止するとともに、洗浄ノズルを容易に取り外すことができる円筒状スクリーンの洗浄装置を提供する。
【解決手段】
円筒状のスクリーン外方に設けた洗浄ガイド体に複数の洗浄ノズルを備えた洗浄管を取り付けたスクリュープレスのスクリーン洗浄装置において、スクリーン全長にわたって移動自在な洗浄ガイド体と、洗浄ガイド体に係合自在な一対の洗浄管と、洗浄時に洗浄管を吐出位置に位置させるとともに、脱水運転時に洗浄管を離反位置に位置させるよう各洗浄管を旋回させる洗浄管旋回装置と、を備えたことで、洗浄ノズルの閉塞を防止できる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のスクリーン(102)外方に設けた洗浄ガイド体(5)に複数の洗浄ノズル(11)を備えた洗浄管(7)を取り付けたスクリュープレス(101)のスクリーン洗浄装置(1)において、
スクリーン(102)全長にわたって移動自在な洗浄ガイド体(5)と、
洗浄ガイド体(5)に係合自在な一対の洗浄管(7)と、
洗浄時に洗浄管(7)を吐出位置(P3)に位置させるとともに、脱水運転時に洗浄管(7)を離反位置(P4)に位置させるよう各洗浄管(7)を旋回させる洗浄管旋回装置(15)と、
を備えた
ことを特徴とするスクリュープレスのスクリーン洗浄装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記洗浄管旋回装置(15)は、
旋回駆動機(37)と、
一端を旋回駆動機(37)に接続し、他端を洗浄管(7)に接続した旋回軸(19)と、
洗浄管(7)と洗浄液供給配管(32)を連結する回転継手(29)と、
で構成される
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレスのスクリーン洗浄装置。
【請求項3】
前記回転継手(29)を洗浄管(7)から側方に分岐して下方に曲折した連結洗浄管(9)と連結するとともに、旋回軸(19)を連結洗浄管(9)の曲折部に接続し、
洗浄管(7)が回転継手(29)の中心を支点に旋回する構成とした
ことを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュープレスのスクリーン洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円筒状のスクリーンに外方から洗浄液を噴射するスクリュープレスのスクリーン洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、円筒のスクリーン内にスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸を配設し、スクリュー軸を回転させながら外筒の始端部に供給した汚泥を搬送しつつ、ろ液をスクリーンから排出して外筒の終端部から脱水汚泥を取り出すスクリュープレスが固液分離機として用いられている。
【0003】
特許文献1には、洗浄管のノズルを円環状に配設し、洗浄水をスクリーンの外周に噴射してスクリーンを洗浄するスクリュープレスが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、非洗浄時に回転駆動装置にて下方の洗浄管の向きを変え、ノズルの閉塞を防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭63-11198号公報
特開2021-62323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1は、常時スクリーンの下方に洗浄ノズルが位置しているため、スクリュープレスの脱水運転でスクリーンを透過したろ液中に混在する固形物やスクリーンを目抜けした汚泥により洗浄ノズルが目詰まりしやすい。目詰まりした洗浄ノズルを洗浄するためには洗浄管をスクリュープレス本体から取り外す必要があり、メンテナンス作業に手間を要していた。
【0007】
特許文献2は、非洗浄時に回転駆動装置を駆動して下方の洗浄管をスクリーンと反対方向に向けることで洗浄ノズルに固形物が堆積しないが、下方の洗浄管のみを回動させる構成であるため、スクリーン上部から下部にかけて半円状に形成している洗浄管には適用できない。
【0008】
本発明は、洗浄管を非洗浄時にスクリーンから離反する位置に回動させておくことで、洗浄ノズルの目詰まりを防止できるとともに、洗浄管を回動自在に構成したことで洗浄ノズルのメンテナンス作業を容易に行うことができるスクリュープレスのスクリーン洗浄装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、円筒状のスクリーン外方に設けた洗浄ガイド体に複数の洗浄ノズルを備えた洗浄管を取り付けたスクリュープレスのスクリーン洗浄装置において、スクリーン全長にわたって移動自在な洗浄ガイド体と、洗浄ガイド体に係合自在な一対の洗浄管と、洗浄時に洗浄管を吐出位置に位置させるとともに、脱水運転時に洗浄管を離反位置に位置させるよう各洗浄管を旋回させる洗浄管旋回装置と、を備えたことで非洗浄時に洗浄管をスクリーンから離反するように旋回させることができる。
【0010】
前記洗浄管旋回装置は、旋回駆動機と、一端を旋回駆動機に接続し、他端を洗浄管に接続した旋回軸と、洗浄管と洗浄液供給配管を連結する回転継手と、で構成されることで、洗浄管の旋回を安定して行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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