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公開番号2024051756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158072
出願日2022-09-30
発明の名称集塵機
出願人新東工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B01D 46/42 20060101AFI20240404BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】粉塵を検出するセンサが正常に機能することを簡便に確認できる技術を提供する。
【解決手段】集塵機は、外気が導入される吸気口を有する第1空気室と、第1空気室に配置され、第1空気室内の空気から粉塵を分離し、空気を通過させるフィルタと、フィルタを通過した空気が導入される導入口と、装置外に連通する排気口とを有する第2空気室と、第2空気室に配置され、排気口へ気流を発生させ、吸気口から第1空気室へ外気を送り込む送風機と、第2空気室に配置され、粉塵を検出するセンサと、第2空気室に粉塵を投入可能な投入口と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外気が導入される吸気口を有する第1空気室と、
前記第1空気室に配置され、前記第1空気室内の空気から粉塵を分離し、前記空気を通過させるフィルタと、
前記フィルタを通過した前記空気が導入される導入口と、装置外に連通する排気口とを有する第2空気室と、
前記第2空気室に配置され、前記排気口へ気流を発生させ、前記吸気口から前記第1空気室へ前記外気を送り込む送風機と、
前記第2空気室に配置され、粉塵を検出するセンサと、
前記第2空気室に前記粉塵を投入可能な投入口と、
を備える、集塵機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記投入口は、前記送風機によって発生する気流において前記センサよりも上流となる位置に設けられる、請求項1に記載の集塵機。
【請求項3】
前記第2空気室は、前記導入口を介して前記第1空気室に連通する減圧室と、前記送風機を介して前記減圧室に連通し、前記排気口を有する排気室と、に区画されており、
前記投入口は前記減圧室に設けられる、請求項1又は2に記載の集塵機。
【請求項4】
前記投入口に着脱可能な蓋部材を備える、請求項1又は2に記載の集塵機。
【請求項5】
前記第1空気室と前記第2空気室の前記投入口とを接続する配管と、
前記配管に設けられ、前記配管の開閉を制御するバルブと、
を備える、請求項1又は2に記載の集塵機。
【請求項6】
前記第1空気室に設けられ、前記フィルタによって分離された粉塵を収容するボックスを備え、
前記配管の端部は、前記ボックス内に配置される、請求項5に記載の集塵機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、集塵機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、外気を取り入れてほこりや臭いを除去する空気清浄機を開示する。空気清浄機は、除去フィルタと、除去フィルタに外気を通過させるファンと、除去フィルタを通過した空気に含まれるほこりを検出するセンサと、センサの検出信号に応じてファンの動作を制御する制御手段とを備える。空気清浄機は、センサの検出信号が予め定められた故障パターンの信号のときには、センサは故障していると判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-130826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、除去フィルタのフィルタ機能は正常であるという前提のもと、ほこりセンサの信号のみに基づいてほこりセンサの故障を判定する。このため、特許文献1に記載の装置は、除去フィルタが破損しているのか、又は、ほこりセンサが故障しているのかを切り分けることが困難である。本開示は、粉塵を検出するセンサが正常に機能することを簡便に確認できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る集塵機は、第1空気室、フィルタ、第2空気室、送風機、センサ、及び、投入口を備える。第1空気室は、外気が導入される吸気口を有する。フィルタは、第1空気室に配置され、第1空気室内の空気から粉塵を分離し、空気を通過させる。第2空気室は、フィルタを通過した空気が導入される導入口と、装置外に連通する排気口とを有する。送風機は、第2空気室に配置され、排気口へ気流を発生させ、吸気口から第1空気室へ外気を送り込む。センサは、第2空気室に配置され、粉塵を検出する。投入口は、第2空気室へ粉塵を投入可能である。
【0006】
この集塵機によれば、粉塵を検出するセンサが配置された第2空気室に、投入口を介して粉塵が投入され得る。このため、作業員(以下、作業ロボットも含む)は、フィルタの破損の有無に関わらず、投入口から粉塵を投入してセンサが正常に機能することを確認できる。よって、この集塵機は、粉塵を検出するセンサが正常に機能することを簡便に確認できる構造を有する。
【0007】
一実施形態においては、投入口は、送風機によって発生する気流においてセンサよりも上流となる位置に設けられてもよい。この場合、投入口から投入された粉塵がセンサにより確実に供給される。
【0008】
一実施形態においては、第2空気室は、導入口を介して第1空気室に連通する減圧室と、送風機を介して減圧室に連通し、排気口を有する排気室と、に区画されており、投入口は、減圧室に設けられてもよい。この場合、投入口から投入される粉塵は、負圧によって減圧室に吸引されるため、粉塵の飛散が抑制される。
【0009】
一実施形態においては、集塵機は、投入口に着脱可能な蓋部材を備えてもよい。この場合、粉塵が投入されない場合には、蓋部材によって投入口は閉とされる。よって、この集塵機は、投入口からも外気の吸引が行われることによって吸気口における外気吸引力が低下すること、を抑制できる。
【0010】
一実施形態においては、第1空気室と第2空気室の投入口とを接続する配管と、配管に設けられ、配管の開閉を制御するバルブとを備えてもよい。この場合、粉塵を含む空気が配管を介して第2空気室へ導入される。これにより、集塵機は、粉塵を検出するセンサが正常に機能することをより簡便に確認できる構造を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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