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公開番号2024049577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022155873
出願日2022-09-29
発明の名称紫外線照射装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B01J 19/12 20060101AFI20240403BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】発光素子の数を少なくしても、紫外線の照射領域を実質的に大きくすることができる紫外線照射装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る紫外線照射装置は、箱状を呈する筐体と;前記筐体の内部に設けられ、処理対象物を載置可能な載置部と;前記筐体の内部に設けられ、第1の方向において、前記載置部と対向し、前記載置部側に紫外線を照射可能な発光素子を有する照射部と;前記筐体の内部に設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記照射部の位置を移動させる移動部と;を具備している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
箱状を呈する筐体と;
前記筐体の内部に設けられ、処理対象物を載置可能な載置部と;
前記筐体の内部に設けられ、第1の方向において、前記載置部と対向し、前記載置部側に紫外線を照射可能な発光素子を有する照射部と;
前記筐体の内部に設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記照射部の位置を移動させる移動部と;
を具備した紫外線照射装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記筐体の内部に設けられ、前記載置部を支持する一対の支持部をさらに具備し、
前記第1の方向において、前記一対の支持部は、所定の間隔をあけて複数組設けられている請求項1記載の紫外線照射装置。
【請求項3】
前記載置部は、金網状を呈している請求項1または2に記載の紫外線照射装置。
【請求項4】
前記筐体の内部に設けられ、板状を呈し、前記載置部が設けられる空間と、前記照射部が設けられる空間と、を仕切り、前記紫外線を透過可能な仕切り部をさらに具備した請求項1または2に記載の紫外線照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、紫外線照射装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
紫外線を照射する発光ダイオードなどの発光素子を備えた紫外線照射装置がある。従来においては、この様な紫外線照射装置は、例えば、紫外線硬化型のインク、塗料、接着剤などの硬化、材料の表面改質、液晶の光配向などに用いられていた。また、紫外線には殺菌作用がある。そのため、紫外線照射装置は、部材の表面に付着した細菌の殺菌やウイルスの不活性化などにも用いられるようになってきている。
【0003】
ここで、紫外線照射の目的によっては、ピーク波長の短い紫外線を照射する発光素子を用いるのが好ましい場合がある。例えば、紫外線硬化型のインクや接着剤などの成分によっては、ピーク波長が300nm以下の紫外線を照射した方が好ましい場合がある。また、細菌やウイルスのDNAやRNAは、波長が260nm程度の紫外線を吸収し易い。そのため、細菌の殺菌やウイルスの不活性化を行う場合には、ピーク波長が260nm程度の紫外線を照射することが好ましい。
【0004】
そのため、紫外線照射装置の用途などによっては、ピーク波長が300nm以下の紫外線を照射する発光素子を用いる場合がある。しかしながら、ピーク波長が300nm以下の紫外線を照射する発光素子は、価格が高いという問題がある。
【0005】
また、ピーク波長にかかわらず、発光素子の光の出射面の面積は小さい。そのため、1つの発光素子による紫外線の照射領域は小さくなる。そのため。例えば、表面積の大きな処理対象物や、多数の処理対象物を処理する際には、多数の発光素子が必要となる。紫外線照射装置に多数の発光素子を設けると、紫外線照射装置の大型化、重量化、高価格化を招くことになる。また、前述した様に、ピーク波長が300nm以下の紫外線を照射する発光素子は価格が高いので、紫外線照射装置に多数の発光素子を設けると、紫外線照射装置のさらなる高価格化を招くことになる。
【0006】
そこで、発光素子の数を少なくしても、紫外線の照射領域を実質的に大きくすることができる紫外線照射装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-194331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、発光素子の数を少なくしても、紫外線の照射領域を実質的に大きくすることができる紫外線照射装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に係る紫外線照射装置は、箱状を呈する筐体と;前記筐体の内部に設けられ、処理対象物を載置可能な載置部と;前記筐体の内部に設けられ、第1の方向において、前記載置部と対向し、前記載置部側に紫外線を照射可能な発光素子を有する照射部と;前記筐体の内部に設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記照射部の位置を移動させる移動部と;を具備している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、発光素子の数を少なくしても、紫外線の照射領域を実質的に大きくすることができる紫外線照射装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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