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公開番号2024051365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157496
出願日2022-09-30
発明の名称流体搬送装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B01D 46/42 20060101AFI20240404BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】構造体の目詰まり状態の判定の精度を向上できる流体搬送装置を提供する。
【解決手段】流体搬送装置(10)は、モータ(33)から得られる、流体通路(23)の圧力損失に相関する物理量を用いて構造体(40)の目詰まり状態を判定する制御器(50)を備える。搬送部(31)および流体通路(23)の少なくとも一方は、物理量に対する外乱の割合を小さくするように構成される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
流体通路(23)と、
モータ(33)と、該モータ(33)によって駆動される羽根車(32)とを有し、前記流体通路(23)の流体を搬送する搬送部(31)と、
前記流体通路(23)に配置される構造体(40)と、
前記モータ(33)から得られる、前記流体通路(23)の圧力損失に相関する物理量を用いて前記構造体(40)の目詰まり状態を判定する制御器(50)とを備え、
前記搬送部(31)および前記流体通路(23)の少なくとも一方は、前記物理量に対する外乱の割合を小さくするように構成される
流体搬送装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記外乱は、前記搬送部(31)の軸受け損の影響を含む
請求項1に記載の流体搬送装置。
【請求項3】
前記搬送部(31)は、前記搬送部(31)の最大回転数の25%の回転数における、該搬送部(31)の風損と軸受け損との合計に対する風損の割合が90%より大きい
請求項2に記載の流体搬送装置。
【請求項4】
前記外乱は、前記搬送部(31)の使用に伴う前記羽根車(32)の変形の影響を含む
請求項1に記載の流体搬送装置。
【請求項5】
前記羽根車(32)は樹脂製である
請求項4に記載の流体搬送装置。
【請求項6】
前記搬送部(31)の初回の運転の開始時を時点taとし、該時点taから、前記モータ(33)または前記羽根車(32)の最大使用温度にて最大回転数で600時間運転した時を時点tbとすると、
前記搬送部(31)は、前記時点taから前記時点tbまでの間の前記羽根車(32)の変形に起因する前記物理量の変化量が、必要精度の50%以下となるように構成される
請求項4に記載の流体搬送装置。
【請求項7】
前記外乱は、前記流体通路(23)の外部から内部への前記流体の移動の影響を含む
請求項1に記載の流体搬送装置。
【請求項8】
前記流体通路(23)の吸込口(21)および吹出口(22)の少なくとも一方が、上方または下方に向かって開口している
請求項7に記載の流体搬送装置。
【請求項9】
前記流体通路(23)の吸込口(21)および吹出口(22)の少なくとも一方は、室内空間(I)に向かって開口している
請求項7に記載の流体搬送装置。
【請求項10】
前記物理量は、前記搬送部(31)が停止する際の該搬送部(31)の減速度合いである
請求項1~9のいずれか1つに記載の流体搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、流体搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ファンの停止時間を用いてフィルタの目詰まり状態を判定する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-102596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、モータから得られる物理量を用いて、フィルタなどの構造体の目詰まり状態を判定するシステムにおいては、目詰まり状態の判定の精度を向上させることが望まれる。
【0005】
本開示の目的は、構造体の目詰まり状態の判定の精度を向上できる流体搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、流体通路(23)と、モータ(33)と、該モータ(33)によって駆動される羽根車(32)とを有し、前記流体通路(23)の流体を搬送する搬送部(31)と、前記流体通路(23)に配置される構造体(40)と、前記モータ(33)から得られる、前記流体通路(23)の圧力損失に相関する物理量を用いて前記構造体(40)の目詰まり状態を判定する制御器(50)とを備え、前記搬送部(31)および前記流体通路(23)の少なくとも一方は、前記物理量に対する外乱の割合を小さくするように構成される流体搬送装置である。
【0007】
第1の態様では、流体通路(23)には構造体(40)が配置されるので、構造体(40)が目詰まりすると、流体通路(23)の圧力損失に相関する物理量も変化する。したがって、この物理量を用いて、構造体(40)の目詰まり状態を判定できる。搬送部(31)および流体通路(23)の少なくとも一方は、モータ(33)から取得される物理量に対する外乱の割合を小さくするように構成される。このため、物理量を用いた構造体(40)の目詰まり状態の判定の精度を向上できる。
【0008】
ここでいう「前記物理量に対する外乱の割合を小さくする」は、次の1)2)のことを含む。
【0009】
1)外乱を小さくすることで、物理量に対する外乱の割合を小さくする。
【0010】
2)構造体の正常状態と目詰まり状態との間での、流体通路(23)の圧力損失の変化に伴う物理量の変化量を増大させることで、物理量に対する外乱の割合を小さくする。
(【0011】以降は省略されています)

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