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公開番号2024041017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022171004
出願日2022-10-03
発明の名称顧客情報管理システムの情報管理方法
出願人株式会社フルビズ
代理人
主分類G06Q 50/16 20240101AFI20240318BHJP(計算;計数)
要約【課題】顧客情報管理システムの情報管理方法及び情報提供方法を提供する。
【解決手段】顧客情報管理システムにおいて、顧客は、スマートフォンにニックネームとアンケート情報を入場前に入力し、見学するモデルハウスに設置された端末に入場時に情報を送信して入場する。また、後に見学した住宅会社の中から営業活動を許可する住宅会社を選択できる機能を設ける。
【効果】顧客は、必要な住宅会社から営業を受けるようになり、必要のない住宅会社からの営業の連絡を受ける煩わしさから解放されることになる。これにより顧客は多くのモデルハウスを見学でき、顧客が見学した住宅会社は、多くの見学者の情報が取得できる事で、顧客の動向や自社の評価に関する情報を広く取得できる。モデルハウスの販売会社は、より多くの顧客と接する機会が増え、自社の営業や経営分析に活用できる顧客情報の提供を行うことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザー端末機と、住宅展示場のモデルハウスに備えた情報収集端末機と、住宅会社が情報を管理する管理端末機と、各端末に接続して情報管理会社が情報を管理する管理サーバーとを備えた情報管理システムを用いた情報管理方法において。
・顧客がユーザー端末に登録する仮名(ニックネーム)を登録すると、
・管理サーバーは顧客コードを生成し、
・ユーザー端末に顧客がアンケート情報として顧客の不動産の購入予定情報を入力すると、
・顧客コードに紐付けされ
・顧客が住宅展示場のモデルハウスに設置された情報収集端末機に顧客コードを読み取らせるとアンケート情報が住宅展示場の住宅会社に設置された情報収集端末機に表示され、
・表示されたアンケート情報は管理サーバーを通じて管理端末機からアクセス可能にした情報管理方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報管理方法であって、
・顧客はユーザー端末機に個人情報として住所・氏名・連絡先を入力し、
・顧客は見学した住宅展示場のモデルハウスの中から特定の住宅会社に対して営業を許可する営業許可選択をユーザー端末機で設定すると、前記ユーザー端末機から管理サーバーに前記個人情報が送られ、
・前記営業許可を可と設定した住宅会社は前記個人情報が前記管理サーバーを通じて利用可能とする情報管理方法。
【請求項3】
ユーザー端末機と、住宅展示場のモデルハウスに備えた情報収集端末機と、住宅会社が情報を管理する管理端末機と、各端末に接続して情報管理会社が管理する管理サーバーとを備えた情報管理システムを用いた情報管理方法において、
・顧客がユーザー端末機に仮名(ニックネーム)を登録すると、
・管理サーバーは顧客コードを生成し、
・顧客ユーザー端末機に見学した住宅会社からのお知らせ通知の可否を入力すると前記管理サーバーに当該お知らせ通知の可否情報が送られ、
・住宅会社から送信するお知らせ情報に応じた不動産購入予定の対象範囲を設定すると前記管理サーバーは当該対象範囲の顧客データを管理端末機に提供し、
・管理端末は管理サーバーから受信した顧客データに基づいて、お知らせ情報を送信する情報提供方法。
【請求項4】
ユーザー端末機と、住宅展示場のモデルハウスに備えた情報収集端末機と、住宅会社が情報を管理する管理端末機と、各端末を接続して情報管理会社が管理する管理サーバーとを備えた情報管理システムを用いた情報管理方法において、
・顧客がユーザー端末に登録する仮名(ニックネーム)を登録すると、
・管理サーバーは顧客コードを生成し、
・アンケート情報として顧客の不動産の購入予定情報を入力すると、
・顧客コードに紐付けされ、
・顧客が住宅展示場のモデルハウスに設置された情報収集端末機に顧客コードを読み取らせるとモデルハウスIDが管理サーバーに送られ、
・住宅会社の管理端末機から特定の顧客の行動履歴として他の住宅会社を含めたモデルハウスの見学日とモデルハウス名を閲覧可能とした情報提供方法。
【請求項5】
ユーザー端末機と、商品展示店に備えた情報端末機と、商品販売会社が情報を管理する管理端末機と、各端末に接続して情報管理会社が情報を管理する管理サーバーとを備えた情報管理システムを用いた情報管理方法において、
・顧客がユーザー端末に登録する仮名(ニックネーム)を登録すると、
・管理サーバーは顧客コードを生成し、
・アンケート情報として顧客の購入予定情報を入力すると、
・顧客コードに紐付けされ
・顧客が商品展示店に設置された情報収集端末機に顧客コードを入力するとアンケート情報が商品展示店の商品販売会社に設置された情報収集端末機に表示され、
・表示されたアンケート情報は管理サーバーを通じて商品販売会社の管理端末機からアクセス可能にした情報管理方法。
【請求項6】
請求項5に記載の情報管理方法であって、
・顧客はユーザー端末機に個人情報として住所・氏名・連絡先を入力し、
・顧客は入店した商品展示店の中から営業を許可する特定の商品販売会社に対して営業許可をユーザー端末機で可と設定すると、前記ユーザー端末機から管理サーバーに前記個人情報が送られ、
・前記営業許可を設定した商品販売会社は前記個人情報が前記管理サーバーを通じて利用可能とする情報管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は不動産や動産の商品の購入を希望する顧客の情報を商品の販売会社に提供して顧客と販売会社との間に有益な情報を円滑に提供するための情報管理・提供システムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
モデルハウス、住宅展示場、モデルルーム等の展示住空間施設を利用して顧客の嗜好性に合わせて情報を提供するシステムは存在しました。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003―331033
特開2007―109132
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
不動産の購入を希望する顧客は住宅展示場に行き、個人情報として住所・氏名・連絡先の電話番号などを記入した上で見学を行なう事が一般的に行われている。住宅会社はその名簿をもとにセールスを行うが、顧客にとっては、個人情報を公開していることにより意図しないセールスを受けることになる。見学した社数分のセールスの可能性があり、そのセールスに抵抗感や不安を感じている。それを原因としてモデルハウス等の見学に消極的になる。住宅の購入形態は、ここ数年、新築住宅のみならず中古住宅などの比率も上がっており、本来、実際の家屋を見学しながら検討したり、参考にするべきであるが、セールスに対する抵抗感や不安から多くの顧客は行動できずにいる。住宅は生活の基盤であるだけでなく、産業においても多数の業種と関連する主要産業である。その活性化を図るために購入検討者の早期の活動を促す事が求められている。多数の住宅展示場を抵抗感なく見学することで、将来的な購入検討層の関心を高め、マーケットの活性化を促す必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
顧客は展示場にあるモデルハウスに入場するたびに個人情報を記入する事を求められることなく、顧客のスマートフォンであるユーザー端末機に入力した仮名としてのニックネームと見学前アンケートの結果を、入力する事で顧客QRコードを取得し、顧客QRコードをモデルハウスに設置されたタブレット端末等を使った情報収集端末に読み取らせる事で個人情報を提示せずに入場できるようになる。また、顧客は複数のモデルハウスを見学した後で営業を許可する住宅会社を選定でき、営業を許可すると選定された住宅会社には顧客のスマートフォンに入力した個人情報(本名・住所・電話番号やメールアドレス等)と共に購入希望情報を提供できるようにした情報管理・提供システムである。
【発明の効果】
【0006】
顧客はモデルハウスに入場する際には個人情報が提供されなくなるため意図しない営業活動を販売会社から受けることが無くなる。また、モデルハウスの販売会社はより多くの顧客と接する機会が増え、個人情報がなくとも自社の販促情報をメッセージとしてユーザー端末に提供する事ができる。また、販売会社には即時の営業活動につながらない顧客の情報を含めてより多くの顧客情報が得られることで、自社の営業や経営分析に活用できる顧客情報の提供を行うものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
システム全体の構成図
ユーザー端末の画面推移
住宅会社の情報収集端末の画面推移
住宅会社の管理端末の画面推移
ユーザー端末と住宅会社の情報収集端末並びに管理サーバーで実行される処理フロー
住宅会社の管理端末と情報管理会社の管理サーバーで実行される処理フロー
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は本発明の情報管理・提供システム全体のネットワーク構成を示している。このシステムには情報管理システム全体を管理する情報管理会社が保有する管理サーバーがあり、この管理サーバーにはユーザー端末にダウンロードするアプリケーションプログラムやモデルハウスの情報収集端末に提供するアプリケーションプログラム並びに住宅会社で情報管理を行うためのソフトウェアとそれらに各端末で入力・収集された情報を保存するデータベースが接続されている。
【0009】
情報管理会社の管理サーバーでは、システム全体の運用管理を行う処理フローが実行される。その詳細は図5で詳細を説明するが、主に顧客が住宅展示場にあるモデルハウスの見学を行うときに提供される様々な情報をデータベースに保存する機能と、モデルハウスの営業担当者と住宅会社の間で管理する情報を保管し分析した結果を住宅会社に提供する機能がある。一連の情報を保管するデータベースとしては住宅会社ID、モデルハウスID、顧客プロフィール、顧客行動履歴、モデルハウスお知らせ通知、などを保存管理する機能が含まれている。
【0010】
顧客が保有するユーザー端末ではニックネーム登録、見学前アンケート入力、端末の顧客QRコード表示、モデルハウスのQRコード読み取り、見学後アンケート、営業許可設定、お知らせ通知設定、個人情報登録、モデルハウス問合せ等の機能がある。それぞれの機能については図2で詳細を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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