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公開番号2024040659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145134
出願日2022-09-13
発明の名称釣り具
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/0155 20060101AFI20240318BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】1つの操作部材で容易かつ確実に釣り具の特性の設定変更ができるだけでなく、該釣り具の複数の特性の設定変更もでき、装置全体としての小型化や防水が可能となる釣り具を提供する。
【解決手段】釣り具の特性に関する設定の変更のため、ユーザにより操作可能な操作部と、釣り具の特性を制御する制御部であって、操作部による操作を受付けて釣り具の特性に関する設定の変更が可能な制御部と、を備え、釣り具の特性に関する設定の変更は、設定についての複数の設定値の中で行われるものであり、前回の釣り具の特性に関する設定の変更が、設定の第1の方向への変化であるのか又は第2の方向への変化であるのかに基づき、制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、設定の設定値の変更を行うように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
釣り具の特性に関する設定の変更のため、ユーザにより操作可能な操作部と、該釣り具の特性を制御する制御部であって、該操作部による操作を受付けて該釣り具の特性に関する設定の変更が可能な制御部と、を備える釣り具であって、
前記釣り具の特性に関する設定の変更は、該設定についての複数の設定値の中で行われるものであり、
前回の前記釣り具の特性に関する設定の変更が、該設定の第1の方向への変化であるのか又は第2の方向への変化であるのかに基づき、該制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、該設定の設定値の変更を行うことを特徴とする釣り具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1の方向は、前記釣り具の特性に関する設定の設定値の増加方向であり、前記第2の方向は、前記釣り具の特性に関する設定の設定値の減少方向である、請求項1に記載の釣り具。
【請求項3】
前記第1の方向が前記釣り具の特性に関する設定の設定値の増加方向である場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前記設定の設定値の増加方向への変更を行い、前記第2の方向が前記釣り具の特性に関する設定の設定値の減少方向である場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前記設定の設定値の減少方向への変更を行う、請求項1に記載の釣り具。
【請求項4】
前記釣り具の特性は、キャストブレーキのブレーキ制動力、ドラグ装置のドラグ力、前記ユーザへの報知部の出力又は巻上げ装置の巻上げ力のいずれかである、請求項1に記載の釣り具。
【請求項5】
前回の前記釣り具の特性に関する設定の変更が、該設定の第1の方向への変化又は第2の方向への変化であって、該設定の設定値が上限又は下限に到達している場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、該設定の該第1の方向と反対の方向又は該第2の方向とは反対の方向への変更を行う、請求項1に記載の釣り具。
【請求項6】
魚釣用リールの状態変化を検出する状態変化検出部を備え、該状態変化検出部が該魚釣用リールの状態変化を検出した場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前回の該設定の変更が該第1の方向であった場合は、該第1の方向とは反対の方向への変更を行い、前回の該設定の変更が該第2の方向であった場合は、該第2の方向とは反対の方向への変更を行う、請求項1に記載の釣り具。
【請求項7】
前記状態変化検出部は、クラッチ検出部又はモーションセンサである、請求項6に記載の釣り具。
【請求項8】
設定変化方向初期化部を備え該初期化部による初期化検知により、該制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前回の前記釣り具の特性に関する設定の変更に基づく該設定の設定値の変更を行わない、請求項1に記載の釣り具。
【請求項9】
前記設定変化方向初期化部は、キャスト終了、キャスト準備開始又はシステム起動の少なくともいずれかを検知する、請求項8に記載の釣り具。
【請求項10】
前記釣り具の特性が、キャストブレーキのブレーキ制動力である場合、前記設定変化方向初期化部の初期化検知により、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、該ブレーキ制動力を減少する方向への設定値の変更を行う、請求項8又は9に記載の釣り具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り具(例えば、魚釣用リール等)に関し、特にボタン操作により該釣り具の特性の設定を変更可能な釣り具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、風向きなどの環境変化、使用するルアーの重量、空気抵抗等のバランス、使用する竿の長さや硬さ、ユーザの技量など、様々な要因によって変わり得る制動力の最適値を、状況に応じて複数の設定値の中からユーザが設定変更可能な魚釣用リールが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-135417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る両軸受リールのスプール制動装置では、キャスティングに用いられ、リール本体に回転自在に装着され釣り糸が装着されるスプールを制動する両軸受リールのスプール制動装置であって、前記スプールと前記リール本体とに設けられ、電気的に制御可能に前記スプールを制動するスプール制動手段と、前記リール本体に移動自在に設けられ複数の第1操作位置に操作可能な第1操作具と、前記リール本体に移動自在に設けられ複数の第2操作位置に操作可能な第2操作具と、前記第1操作具の前記第1操作位置及び前記第2操作具の前記第2操作位置に応じて前記スプール制動手段の制動力を電気的に制御するスプール制御手段と、備えることが開示されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1では、1または複数のダイヤルによって設定を変更しており、ボタンと比較してこのようなダイヤルを用いると1つの操作部材で左・右回転の操作が可能となるものの、その性質上、防水が難しく、また、設定対象となる数分の操作部材が必要となるため、小型化が困難となってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、1つの操作部材で容易かつ確実に釣り具の特性の設定変更ができるだけでなく、該釣り具の複数の特性の設定変更もでき、装置全体としての小型化や防水が可能となる釣り具を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る釣り具は、釣り具の特性に関する設定の変更のため、ユーザにより操作可能な操作部と、該釣り具の特性を制御する制御部であって、該操作部による操作を受付けて該釣り具の特性に関する設定の変更が可能な制御部と、を備え、前記釣り具の特性に関する設定の変更は、該設定についての複数の設定値の中で行われるものであり、前回の前記釣り具の特性に関する設定の変更が、該設定の第1の方向への変化であるのか又は第2の方向への変化であるのかに基づき、該制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、該設定の設定値の変更を行うように構成される。
【0008】
本発明の一実施形態に係る釣り具において、前記第1の方向は、前記釣り具の特性に関する設定の設定値の増加方向であり、前記第2の方向は、前記釣り具の特性に関する設定の設定値の減少方向である。
【0009】
本発明の一実施形態に係る釣り具において、前記第1の方向が前記釣り具の特性に関する設定の設定値の増加方向である場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前記設定の設定値の増加方向への変更を行い、前記第2の方向が前記釣り具の特性に関する設定の設定値の減少方向である場合、前記制御部は、次の前記操作部の操作を受付けて、前記設定の設定値の減少方向への変更を行うように構成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る釣り具において、前記釣り具の特性は、キャストブレーキのブレーキ制動力、ドラグ装置のドラグ力、前記ユーザへの報知部の出力又は巻上げ装置の巻上げ力のいずれかである。
(【0011】以降は省略されています)

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