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公開番号2024039797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144421
出願日2022-09-12
発明の名称釣糸ガイド及び釣竿
出願人株式会社シマノ
代理人個人
主分類A01K 87/04 20060101AFI20240315BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣糸ガイドを軽量化すると共に釣糸ガイドにおける糸絡みの発生を抑制する。
【解決手段】釣竿の竿体2に取り付けられる釣糸ガイドであって、釣糸を案内する環状部と、竿体2に取り付けられる取付部12と、竿体2の中心軸線2aおよび環状部の中心軸線3aを含む平面100に対して一方側に設けられ、環状部と取付部12とを連結する連結部11と、を備え、連結部11は、環状部に連結される第1連結端部21と、取付部12に連結される第2連結端部22と、を有し、竿体2に取り付けられた状態において、第1連結端部21と平面100との間で定義される第1最短距離31は、第2連結端部22と平面100との間で定義される第2最短距離32よりも長い。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
釣竿の竿体に取り付けられる釣糸ガイドであって、
釣糸を案内する環状部と、
前記竿体に取り付けられる取付部と、
前記竿体の中心軸線および前記環状部の中心軸線を含む平面に対して一方側に設けられ、前記環状部と前記取付部とを連結する連結部と、
を備える、釣糸ガイド。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記連結部は、
前記環状部に連結される第1連結端部と、
前記取付部に連結される第2連結端部と、を有し、
前記竿体に取り付けられた状態において、前記第1連結端部と前記平面との間で定義される第1最短距離は、前記第2連結端部と前記平面との間で定義される第2最短距離よりも長い、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項3】
前記連結部は、少なくとも部分的に前記環状部の接線方向に延びる、請求項1又は2に記載の釣糸ガイド。
【請求項4】
前記連結部は、前記第1連結端部において、前記環状部の接線方向に延びる、請求項3に記載の釣糸ガイド。
【請求項5】
前記取付部は、前記竿体に取り付けられた状態において、前記平面の前記一方側に設けられる、請求項1又は2に記載の釣糸ガイド。
【請求項6】
前記連結部は、線状に設けられる、請求項1又は2に記載の釣糸ガイド。
【請求項7】
竿体と、
請求項1又は2に記載の釣糸ガイドと、 を備える、釣竿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸を案内するための釣糸ガイドと、釣糸ガイドを備えた釣竿に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
細い釣糸を使用し、軽い重りやルアーを使用する繊細な釣りには、軽い釣竿が適している。釣竿を軽量化するためには、竿体(ブランク)の軽量化と共に、釣糸ガイドの軽量化が求められる。また、釣糸が細い場合には、釣糸ガイドにおける糸絡みによって釣糸が損傷しやすく、破断もしやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
富士工業株式会社、2022年カタログ、P43
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、釣糸ガイドを軽量化すると共に釣糸ガイドにおける糸絡みの発生を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1側面に係る釣糸ガイドは、釣竿の竿体に取り付けられる釣糸ガイドである。釣糸ガイドは、環状部と、取付部と、連結部を備える。環状部は、釣糸を案内する。取付部は、竿体に取り付けられる。連結部は、竿体の中心軸線および環状部の中心軸線を含む平面に対して一方側に設けられる。連結部は、環状部と取付部とを連結する。
【0006】
竿体の中心軸線および環状部の中心軸線を含む平面を基準平面と称することとする。連結部は、基準平面に対して一方側に設けられている。釣糸ガイドは、スピニングリールを使用する釣竿の竿体に装着される。釣竿の使用状態において、スピニングリールは釣竿(竿体)の下側に位置し、釣糸ガイドもスピニングリールと同様に竿体の下側に位置する。この使用状態において、釣糸ガイドの連結部は、上側から見て、基準平面に対して左側に位置する。即ち、釣糸ガイドの連結部は、釣り人の左手側に位置する。従って、基準平面に対して一方側とは、釣糸ガイドが竿体に装着された状態であって且つその竿体の下側に釣糸ガイドが位置した状態において、竿体を上側から見た時に、左側である。
【0007】
このように連結部は、基準平面に対して一方側のみに設けられている。そのため、連結部が基準平面に対して両側に設けられている構成に比して、釣糸ガイドを軽量化することができる。釣糸ガイドは、スピニングリールから最も近いガイドである元ガイド(バットガイド)に好適に用いられる。スピニングリールから放出された釣糸は、螺旋を描きながら釣糸ガイドの環状部に向かう。釣糸の螺旋の向きは、竿尻側から見て時計回りである。そのため、スピニングリールから放出された釣糸が釣糸ガイドの環状部へと向かう際に、釣糸は左側から連結部に当たることになる。従って、連結部が基準平面に対して右側に位置している構成に比して、釣糸を効果的に環状部に誘導することができ、軽量でありながらも、糸絡みの発生を抑制することができる。
【0008】
本発明の第1側面に従う第2側面の釣糸ガイドにおいては、連結部は、第1連結端部と第2連結端部を有する。第1連結端部は、環状部に連結される。第2連結端部は、取付部に連結される。竿体に取り付けられた状態において、第1最短距離は、第1連結端部と基準平面との間で定義される。釣糸ガイドが竿体に取り付けられた状態において、第2最短距離は、第2連結端部と基準平面との間で定義される。第1最短距離は、第2最短距離よりも長い。この構成によれば、第1最短距離が第2最短距離よりも長いので、連結部に当たった釣糸は、第2連結端部から第1連結端部に向けて、即ち、取付部から環状部に向けて誘導されることになる。そのため、連結部における糸絡みの発生を抑制することができる。
【0009】
本発明の第1側面又は第2側面に従う第3側面の釣糸ガイドにおいては、連結部は、少なくとも部分的に環状部の接線方向に延びる。この構成によれば、連結部における糸絡みの発生を抑制することができる。
【0010】
本発明の第3側面に従う第4側面の釣糸ガイドにおいては、連結部は、第1連結端部において、環状部の接線方向に延びる。この構成によれば、連結部における糸絡みの発生をより一層抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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