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公開番号2024037252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022141949
出願日2022-09-07
発明の名称織物
出願人東レ株式会社
代理人
主分類A01G 13/02 20060101AFI20240312BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
波長選択透過機能を更に向上した織物を提供することを目的とする。
【解決手段】
熱可塑性樹脂を主成分として、可視光透過率から赤外線透過率を減じた値が35%以上であるテープ状ヤーンと、熱可塑性樹脂を主成分として、波長400~2500nmの平均透過率が70%以上であるモノフィラメントから構成され、前記テープ状ヤーンと、前記モノフィラメントの交点が固定されていることを特徴とする織物である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱可塑性樹脂を主成分として、
可視光透過率から赤外線透過率を減じた値が35%以上であるテープ状ヤーンと、
熱可塑性樹脂を主成分として、
波長400~2500nmの平均透過率が70%以上であるモノフィラメントから構成され、
前記テープ状ヤーンと、前記モノフィラメントの交点が固定されていることを特徴とする織物。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
織物が複数の貫通孔を備え、
その貫通孔の面積値とテープ状ヤーンと交点をなしていないモノフィラメントの面積値との合計値を織物の面積値で除した数値を光学開口率と定義したとき、
前記光学開口率が1~15%であることを特徴とする請求項1に記載の織物。
【請求項3】
織物が複数の貫通孔を備え、
その貫通孔の面積値を織物の面積値で除した数値(百分率)を通気開口率と定義したとき、
前記通気開口率を前記光学開口率で除した数値(百分率)が75~95%であることを特徴とする
請求項1または2に記載の織物。
【請求項4】
前記モノフィラメントの織物の第1の面に露出している部分であり、かつ、
前記テープ状ヤーンと固定されている部分における第1の扁平度と、
前記モノフィラメントの織物の第2の面に露出している部分であり、かつ、
前記テープ状ヤーンと固定されている部分における第2の扁平度のうち、
より大きい扁平度の値を、より小さい扁平度の値で除した値が1.5~5.0で
あることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の織物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、織物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
農業において、夏場の高温障害に起因する農作物の生育不良や品質低下による生産性低下の問題がある。園芸作物ハウス(以下、ハウスと称することがある)においてはハウス内の温度が高くなり作業者の日射病や熱中症となるリスクが、昨今の気候変動の影響による気温上昇により年々増加している。これら課題に対しては、日よけシートをハウスの外側に被覆して太陽光によるハウス内の温度の上昇を抑制することが従来から行われてきた。
【0003】
しかしながら、日よけシートをハウスに被覆した場合、熱線となる赤外線が遮断されると同時に、農作物の成長に必要な可視光も遮断されてしまうトレードオフの課題があった。
【0004】
そこで、上記の課題に対応して、日よけシートとして、赤外線遮蔽機能を有するタングステン酸化物微粒子を含有するテープ状ヤーンを経糸もくしは緯糸の少なくとも一方に用い、テープ状ヤーンの総露出面積が織物の単位面積に占める割合が50%以上となる織物が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-59582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、赤外線遮蔽機能を有するタングステン酸化物微粒子を含有するテープ状ヤーンと、モノフィラメントとがからみ織りされている特許文献1に記載の織物は、上記のテープ状ヤーンと上記のモノフィラメントとの交点が存在するが、この交点では上記のテープ状ヤーンと上記のモノフィラメントとが固定されていない。このことにより、この交点では上記のテープ状ヤーンと上記のモノフィラメントとの間に空間(すなわち、空気層)が存在することになり、テープ状ヤーンと空気層の界面で反射が起こるため、赤外線の透過率のみならず、可視光の透過率も低下して、結果として、波長選択透過機能がハウス内で育成する農作物の種類によっては不十分であるという課題がある。
【0007】
なお、ここで、波長選択透過機能とは、多くの可視光線を透過し、かつ、多くの赤外線を遮蔽する能力のことを意味し、波長選択透過機能は、可視光線透過率(波長400~780nmの光線の透過率の算術平均値)から赤外線透過率(波長781~2500nmの光線の透過率の算術平均値)を引いた値であり、大きいほど優れる。よって、その値が大きいほど農業用日よけシートとしては好ましい。
【0008】
また、特許文献1に記載の織物においては、織物に波長選択透過機能に優れた糸を利用したとしても、上記の織物の波長選択透過機能が低下するという課題もある。
【0009】
そこで、本発明は上記の課題に鑑み、波長選択透過機能を更に向上した織物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するための、本発明の織物は次のようなものである。
すなわち、
(1)熱可塑性樹脂を主成分として、
可視光透過率から赤外線透過率を減じた値が35%以上であるテープ状ヤーンと、
熱可塑性樹脂を主成分として、
波長400~2500nmの平均透過率が70%以上であるモノフィラメントから構成され、
前記テープ状ヤーンと、前記モノフィラメントの交点が固定されていることを特徴とする織物であり、
また、(2)織物が複数の貫通孔を備え、
その貫通孔の面積値とテープ状ヤーンと交点をなしていないモノフィラメントの面積値との合計値を織物の面積値で除した数値を光学開口率と定義したとき、
前記光学開口率が1~15%であることを特徴とする(1)の織物であることが好ましい。
また、(3)織物が複数の貫通孔を備え、
その貫通孔の面積値を織物の面積値で除した数値(百分率)を通気開口率と定義したとき、
前記通気開口率を前記光学開口率で除した数値(百分率)が75~95%であることを特徴とする
(1)または(2)に記載の織物であることが好ましい。
また、(4)前記モノフィラメントの織物の第1の面に露出している部分であり、かつ、
前記テープ状ヤーンと固定されている部分における第1の扁平度と、
前記モノフィラメントの織物の第2の面に露出している部分であり、かつ、
前記テープ状ヤーンと固定されている部分における第2の扁平度のうち、
より大きい扁平度の値を、より小さい扁平度の値で除した値が1.5~5.0で
あることを特徴とする(1)~(3)のいずれかに記載の織物であることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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