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公開番号2024039749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144344
出願日2022-09-12
発明の名称検査管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類G05B 19/418 20060101AFI20240315BHJP(制御;調整)
要約【課題】正確に不具合原因を特定することができる検査管理システムを提供する。
【解決手段】検査管理システムは、検査情報を入力する検査情報入力部と、入力された前記検査情報を記憶する検査情報データベースと、不具合箇所および不具合原因を入力する不具合情報入力部と、入力された前記不具合箇所の情報と、前記検査情報データベースに記憶されている前記検査情報と、を利用して不具合原因を推定する推定部と、推定された不具合原因を表示する表示部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検査情報を入力する検査情報入力部と、
入力された前記検査情報を記憶する検査情報データベースと、
不具合箇所および不具合原因を入力する不具合情報入力部と、
入力された前記不具合箇所の情報と、前記検査情報データベースに記憶されている前記検査情報と、を利用して不具合原因を推定する推定部と、
推定された不具合原因を表示する表示部と、
を備える、検査管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、検査管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載される車両の検査管理システムでは、不具合現象に対する不具合原因のランキングを表示させることができると共に、不具合原因の手直し方法のランキングを表示させることにより、不具合原因及び不具合原因の手直し方法の特定を支援する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-301872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記構成の車両の検査管理システムにおいて、不具合原因の推定は、作業者の知識や経験に依存しているため、単純に不具合原因のランキングを表示するだけでは、作業者の熟練度によっては、正しい不具合原因を特定することが困難であるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、検査管理システムが提供される。この検査管理システムは、検査情報を入力する検査情報入力部と、入力された前記検査情報を記憶する検査情報データベースと、不具合箇所および不具合原因を入力する不具合情報入力部と、入力された前記不具合箇所の情報と、前記検査情報データベースに記憶されている前記検査情報と、を利用して不具合原因を推定する推定部と、推定された不具合原因を表示する表示部と、を備える、
この形態の検査管理システムによれば、推定部によって、入力された不具合箇所の情報を用いて不具合原因が推定され、表示部によって、推定された不具合原因が表示される。このため、検査管理を行う作業者は、過去の検査情報を用いて不具合原因を推定することができ、正確に不具合原因を特定することができる。
なお、本システムは、例えば、機械学習を用いたシステムに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の第1実施形態における検査管理システムの構成を概略的に示したブロック図である。
検査管理システムにより実行される検査管理の各工程を示すフローチャートである。
不具合原因推定結果の画面表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
A1.検査管理システム1の全体構成:
以下、本開示の第1実施形態について、図1~図3を参照して説明する。図1は、本開示の第1実施形態における検査管理システム1の構成を概略的に示したブロック図である。第1実施形態の検査管理システム1は、例えば車両の部品を製造するラインに配置されて、製造された部品の検査管理を行い、不具合が検出された部品について、手直しの可否判断を行い、製品として後工程へ送るか否かを選別するシステムである。
【0009】
図1に示すように、検査管理システム1は、制御部10と、記憶部20と、入出力部30とを備えている。検査管理システム1は、プロセッサおよびメモリを有する一般的なコンピュータによって構成される。より、具体的には、検査管理システム1は、タッチパネルを有するタブレットや携帯端末であってよい。制御部10は、検査管理システム1が有する機能を司る演算装置である。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置によって構成される。記憶部20は、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。入出力部30は、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置や、モニタや液晶表示画面等の出力表示装置によって構成される。
【0010】
記憶部20は、検査管理において必要な各種データを記憶する。具体的には、記憶部20は、検査情報データベース21を含んでいる。検査情報データベース21は、検査情報として検査や製造の情報を蓄積する。検査情報は、具体的には、検査をする作業者氏名、検査日時、製品情報(シリアルNo、加工日時など)、設備情報(号機、ショット数など)、検査結果(ランク、不具合有無)といった各種情報を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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