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公開番号2024070400
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180864
出願日2022-11-11
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/583 20210101AFI20240516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】反転板の発熱を抑制することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セル1は、電極体と、セルケースと、外部端子300と、を備える。セルケースは、ケース本体と蓋とを有する。蓋は、正極又は負極に帯電した蓋本体222と、蓋本体と外部端子とを短絡させることが可能な反転板224と、を有する。外部端子300は、反転板と対向しており平坦に形成された対向部332を有する。反転板224は、蓋本体に接続された基部224aと、平坦に形成されており対向部332に接触することが可能な平坦接触部224bと、基部224aと平坦接触部224bとを連結する連結部224cと、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記セルケースの上面に固定された外部端子と、を備え、
前記セルケースは、
前記電極体を収容するとともに上向きに開口する開口部を有するケース本体と、
前記ケース本体の前記開口部を塞ぐように前記ケース本体に接続された蓋と、を有し、
前記蓋は、
前記ケース本体の前記開口部に接続されており、前記電極体における正極又は負極に帯電した蓋本体と、
前記蓋本体に接続されており、前記蓋本体と前記外部端子とを短絡させることが可能な反転板と、を有し、
前記外部端子は、前記反転板と対向しており平坦に形成された対向部を有し、
前記反転板は、
前記蓋本体のうち前記外部端子の下方に位置する部位に接続されており、環状に形成された基部と、
前記基部の内側に配置されるとともに平坦に形成されており、前記対向部に接触することが可能な平坦接触部と、
前記基部と前記平坦接触部とを連結する連結部と、を有する、蓄電セル。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記連結部は、当該連結部が折り畳まれた状態で前記平坦接触部を前記対向部から離間した位置に保持する折畳み状態と、当該連結部が伸長した状態で前記平坦接触部を前記対向部に接触する位置に保持する伸長状態と、に切り替え可能であり、
前記連結部が前記折畳み状態から前記伸長状態に切り替わるのに必要な力よりも、前記連結部が前記伸長状態から前記折畳み状態に切り替わるのに必要な力の方が大きい、請求項1に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2017-174732号公報には、電極組立体と、電極組立体を収容するケースと、を備える蓄電セルが開示されている。ケースは、本体と、本体に固定された蓋部と、を有している。蓋部には、反転板が接続されている。蓋部は、正極の外部端子と電気的に接続されており、反転板は、蓋部と電気的に接続されている。反転板の上方には、負極の外部端子と電気的に接続された通電板が配置されている。
【0003】
上記蓄電セルにおいて反転板が反転すると、反転板が通電板に接触する。そうすると、通電板、反転板及び蓋部を介して正極の外部端子及び負極の外部端子が短絡するため、反転板に短絡電流が流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-174732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特開2017-174732号公報に記載される蓄電セルでは、反転板と導通板との接触面積が小さい場合、反転板が発熱する懸念がある。
【0006】
本開示の目的は、反転板の発熱を抑制することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、前記セルケースの上面に固定された外部端子と、を備え、前記セルケースは、前記電極体を収容するとともに上向きに開口する開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部を塞ぐように前記ケース本体に接続された蓋と、を有し、前記蓋は、前記ケース本体の前記開口部に接続されており、前記電極体における正極又は負極に帯電した蓋本体と、前記蓋本体に接続されており、前記蓋本体と前記外部端子とを短絡させることが可能な反転板と、を有し、前記外部端子は、前記反転板と対向しており平坦に形成された対向部を有し、前記反転板は、前記蓋本体のうち前記外部端子の下方に位置する部位に接続されており、環状に形成された基部と、前記基部の内側に配置されるとともに平坦に形成されており、前記対向部に接触することが可能な平坦接触部と、前記基部と前記平坦接触部とを連結する連結部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、反転板の発熱を抑制することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
反転板の近傍の拡大断面図である。
反転板の動作後の状態を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)

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