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公開番号2024081026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022194440
出願日2022-12-05
発明の名称車両用表示装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240610BHJP(電気通信技術)
要約【課題】表示画像が自車両から見てどの方向のものであるかを容易に判別できる車両用表示装置を得る。
【解決手段】自車両の前方、左側方、右側方、及び後方の各々の画像データを取得する複数の車外カメラ5と、車外カメラ5で取得した画像データを合成して自車両の全周を俯瞰した全周俯瞰合成画像を生成する映像処理装置6と、画像を表示する表示器7と、運転者の上半身を撮像可能な車内カメラ8と、車内カメラ8の撮像画像から運転者の視線を検知する視線情報取得装置9と、運転者の視線が、一定方向を所定の規定時間以上向いている等の場合に、運転者の視線に最も近い特定方向の領域を表示器7に拡大表示し、運転者の視線が、拡大表示した特定方向から外れた状態が規定時間以上継続している場合に、拡大表示を終了するように表示器7を制御する注意領域推定装置10と、を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の前方、左側方、右側方、及び後方の各々の画像データを取得する複数の撮像部と、
前記複数の撮像部で取得した画像データを合成して前記自車両の全周を俯瞰した全周俯瞰合成画像を生成する画像処理部と、
画像を表示する表示部と、
運転者の上半身を撮像可能な車内撮像部と、
前記車内撮像部の撮像画像から前記運転者の視線を検知する視線検知部と、
前記視線検知部で検知した前記運転者の視線が、一定方向を所定の第一規定時間以上向いている場合、及び前記第一規定時間内に複数の特定方向のいずれかに第二規定時間以上向いている場合のいずれかの場合に、前記運転者の視線に最も近い特定方向の領域を前記表示部に拡大表示し、前記運転者の視線が、前記拡大表示した特定方向から外れた状態が前記第一規定時間以上継続している場合に、前記拡大表示を終了するように前記表示部を制御する表示制御部と、
を含む車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両の前後左右等の各々設けられた複数台のカメラによって取得した画像データを合成することで全周俯瞰合成画像を生成して表示する車両用表示装置が知られている。
【0003】
さらに、特許文献1には、運転者のステアリング操作、運転者の顔の方向、及び車載レーダ等により右左折時の運転行動を推定して、車両の後側方等の死角となる車両周辺の映像を自動的に表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-109505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、顔方向と視線方向とが一致しない場合もあり、運転者が注視する車両周辺の映像を表示できないおそれがあった。
【0006】
本発明は上記事実を考慮したもので、運転者が注意を払う領域の映像を表示可能な車両用表示装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の車両用表示装置は、自車両の前方、左側方、右側方、及び後方の各々の画像データを取得する複数の撮像部と、前記複数の撮像部で取得した画像データを合成して前記自車両の全周を俯瞰した全周俯瞰合成画像を生成する画像処理部と、画像を表示する表示部と、運転者の上半身を撮像可能な車内撮像部と、前記車内撮像部の撮像画像から前記運転者の視線を検知する視線検知部と、前記視線検知部で検知した前記運転者の視線が、一定方向を所定の第一規定時間以上向いている場合、及び前記第一規定時間内に複数の特定方向のいずれかに第二規定時間以上向いている場合のいずれかの場合に、前記運転者の視線に最も近い特定方向の領域を前記表示部に拡大表示し、前記運転者の視線が、前記拡大表示した特定方向から外れた状態が前記第一規定時間以上継続している場合に、前記拡大表示を終了するように前記表示部を制御する表示制御部と、を含んでいる。
【0008】
請求項1に記載の車両用表示装置は、運転者の視線が所定時間向いた方向の拡大画像を表示する。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、請求項1に係る車両用表示装置は、運転者が注意を払う領域の映像を拡大表示できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る車両用表示装置の構成の一例を示したブロック図である。
本実施形態に係る車両用表示装置の処理の一例を示したフローチャートである。
(A)は特定方向の一例及び車両俯瞰画(通常)の一例を示し、(B)は運転者の視線及び特定方向の車両俯瞰画(拡大)の一例を各々示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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