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公開番号2024070330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180742
出願日2022-11-11
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/557 20210101AFI20240516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外部端子をバスバと溶接するときの熱が絶縁プレートに伝わることを抑制する。
【解決手段】本開示の一局面に従った蓄電セル1は、電極体100と、電極体100を収容するセルケース200と、セルケース200の上面に固定された外部端子300とを備えている。外部端子300は、セルケース200の上方に配置された端子板330と、セルケース200と端子板330との間に位置する絶縁プレート340とを有している。絶縁プレート340は、端子板330との間に空隙が形成されるように端子板330を支持している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記セルケースの上面に固定された外部端子とを備え、
前記外部端子は、
前記セルケースの上方に配置された端子板と、
前記セルケースと前記端子板との間に位置する絶縁プレートとを有し、
前記絶縁プレートは、前記端子板との間に空隙が形成されるように前記端子板を支持する、蓄電セル。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記絶縁プレートは、前記セルケースの上面上に設けられた平板部と、
前記平板部と前記端子板との間に位置する複数の介在部とを有し、
前記複数の介在部は、互いに離隔しつつ、前記平板部および前記端子板の両方に接している、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記複数の介在部は、前記平板部および前記端子板の両方に接着する接着部材である、請求項2に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記接着部材は、樹脂組成物からなる接着剤の硬化物である、請求項3に記載の蓄電セル。
【請求項5】
前記絶縁プレートは、前記セルケースの上面上に設けられた平板部と、
前記平板部と前記端子板との間に位置する介在部を有し、
前記介在部は、樹脂組成物からなる、前記空隙を有する発泡体である、請求項1に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2015-162458号公報)には、従来の蓄電セルが開示されている。この蓄電セルは、二次電池であって、電極組立体、電極組立体を収容するケース、および、ケースの上段開口部を密封するキャップ組立体を含む。キャップ組立体は、キャッププレートおよび電極端子を含む。キャッププレートは、ケースの上段開口部に相応する大きさおよび形状の金属板であることが可能である。キャッププレートの中央には、上面から下面まで貫通する端子通孔が形成されている。電極端子は、キャッププレートの端子通孔を貫通するように挿入される。電極端子は、キャッププレートの端子通孔に挿入される円柱形状の本体部と、キャッププレートの上面に一定の長さ突出した頭部からなることができる。キャッププレートの上面と電極端子の頭部の間は、ガスケットによって電気的に絶縁される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-162458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の蓄電セルの各々の外部端子が、バスバーによって互いに接続される場合がある。このとき、外部端子の金属端子部分(電極端子の頭部)は溶接によりバスバーと接続される。溶接時の熱は、外部端子の溶接箇所から、金属端子部分とセルケースの上面との間を絶縁する絶縁プレートに伝わる。これにより、当該絶縁プレートが溶融および熱分解で変形するおそれがある。絶縁プレートが熱変形すると、外部から絶縁プレートに応力がかかったときに、蓄電セル中において絶縁部材が相対的に変位しやすくなる。ひいては、絶縁部材による絶縁性が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、外部端子をバスバと溶接するときに与えられる熱が絶縁プレートに伝わることを抑制できる蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、電極体を収容するセルケースと、セルケースの上面に固定された外部端子とを備えている。外部端子は、セルケースの上方に配置された端子板と、セルケースと端子板との間に位置する絶縁プレートとを有している。絶縁プレートは、端子板との間に空隙が形成されるように端子板を支持している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、外部端子をバスバと溶接するときに与えられる熱が空隙に放出されるため、端子板とバスバとの溶接時の熱が絶縁プレートに伝わることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
正極部材の近傍の拡大断面図である。
負極部材の近傍の拡大断面図である。
本開示の第1実施形態の第1変形例における蓄電セルの拡大断面図である。
本開示の第1実施形態の第2変形例における蓄電セルの拡大断面図である。
本開示の第2実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図8に示される蓄電セルの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。図3は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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