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公開番号2024039438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144009
出願日2022-09-09
発明の名称制御ケース及びこれを備える魚釣用電動リール
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/017 20060101AFI20240314BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】安定的かつ確実なスイッチ操作を行わしめ、かつ故障のリスクを最小限に抑えることができる制御ケース及びこれを備える電動リールを提供する。
【解決手段】魚釣用電動リールのための制御ケースであって、電動リールの制御のための電気部品と、下部ケースと上部ケースとを有し、リール本体の上部に配置されかつ該電気部品が内蔵されるケース本体と、前記上部ケースの上側に取付けられるカバー部材と、該カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能にされる、押圧操作可能な1又は複数のスイッチ操作部と、を備え、前記カバー部材は、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第1の貫通孔を有し、前記上部ケースは、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第2の貫通孔を有し、該第1の貫通孔と該第2の貫通孔との同芯性を確保するため、前記カバー部材と前記上部ケースとは凹凸嵌合部により位置決め可能とされる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
電動リールの制御のための電気部品と、下部ケースと上部ケースとを有し、リール本体の上部に配置されかつ該電気部品が内蔵されるケース本体と、前記上部ケースの上側に取付けられるカバー部材と、該カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能にされる、押圧操作可能な1又は複数のスイッチ操作部と、を備える魚釣用電動リールのための制御ケースであって、
前記カバー部材は、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第1の貫通孔を有し、前記上部ケースは、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第2の貫通孔を有し、
該第1の貫通孔と該第2の貫通孔との同芯性を確保するため、前記カバー部材と前記上部ケースとは凹凸嵌合部により位置決め可能とされることを特徴とする制御ケース。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能な表示部をさらに備える、請求項1に記載の制御ケース。
【請求項3】
前記カバー部材又は前記上部ケースのいずれか一方に環状凸部を、他方に環状凹部を設けた、請求項1に記載の制御ケース。
【請求項4】
前記環状凸部は、前記カバー部材の前記第1の貫通孔又は前記上部ケースの前記第2の貫通孔の径方向外側に設けられる、請求項3に記載の制御ケース。
【請求項5】
前記環状凹部は、前記カバー部材の前記第1の貫通孔又は前記上部ケースの前記第2の貫通孔の径方向外側に設けられる、請求項3に記載の制御ケース。
【請求項6】
リール本体と、
電動リールの制御のための電気部品と、下部ケースと上部ケースとを有し、前記リール本体上部に配置されかつ該電気部品が内蔵されるケース本体と、前記上部ケースの上側に取付けられるカバー部材と、該カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能にされる、押圧操作可能なスイッチ操作部と、を備える制御ケースと、
を備える魚釣用電動リールであって、
前記カバー部材は、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第1の貫通孔を有し、前記上部ケースは、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第2の貫通孔を有し、
該第1の貫通孔と該第2の貫通孔との同芯性を確保するため、前記カバー部材と前記上部ケースとは凹凸嵌合部により位置決め可能とされることを特徴とする魚釣用電動リール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御ケース及びこれを備える魚釣用電動リールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、制御ケースを備える魚釣用電動リールとして様々なものが知られている。
【0003】
魚釣用電動リールのカウンタケースとして、例えば、特許文献1では、リール本体に回転自在に装着された釣り糸巻き取り用のスプールをブラシレスモータで駆動する電動リールのカウンタケースであって、第1搭載部と、該第1搭載部と隣接して配置された第2搭載部と、を有し、少なくとも一部が金属製であり、該リール本体に固定されるケース本体と、該第1搭載部に搭載された回路基板と、該回路基板に電気的に接続され該第2搭載部に搭載される複数のコンデンサと、該回路基板に搭載された水深表示用の液晶表示部と、該回路基板に搭載され、該ブラシレスモータ及び該液晶表示部を制御するリール制御部と、を備えた電動リールのカウンタケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-200124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のようなカウンタケースを備える電動リールでは、スイッチ操作部の外周は、僅かな間隙を以て上ケースとカバー部材の貫通孔の内周に挿通されるところ、このような貫通孔の上ケースに対するカバー部材の同芯度に係る精度が低いと、押圧操作後に同芯度のズレによる摩擦抵抗の影響により、スイッチ操作部が戻り難くなって、スイッチ機能のトラブルに発展してしまうという問題があった。これは、汚れ(異物、魚のヌメリ等)が付着し易い釣用リールのスイッチ操作部に特に発生する傾向にあることも判っている。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スイッチ操作部を挿通する上ケースとカバー部材との貫通孔同士が同心円となるに位置決め機構を設け、上ケースとカバー部材との同芯度ズレに起因するスイッチ操作部への摩擦抵抗の影響によるスイッチ機能のトラブルを回避し、安定的かつ確実なスイッチ操作を行わしめ、かつ故障のリスクを最小限に抑えることができる制御ケース及びこれを備える電動リールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールのための制御ケースは、電動リールの制御のための電気部品と、下部ケースと上部ケースとを有し、リール本体の上部に配置されかつ該電気部品が内蔵されるケース本体と、前記上部ケースの上側に取付けられるカバー部材と、該カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能にされる、押圧操作可能な1又は複数のスイッチ操作部と、を備え、前記カバー部材は、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第1の貫通孔を有し、前記上部ケースは、前記スイッチ操作部が挿通可能な1又は複数の第2の貫通孔を有し、該第1の貫通孔と該第2の貫通孔との同芯性を確保するため、前記カバー部材と前記上部ケースとは凹凸嵌合部により位置決め可能とされる。
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールのための制御ケースは、前記カバー部材から一部が露出する又は該カバー部材の外部から視認可能な表示部をさらに備える。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールのための制御ケースは、前記カバー部材又は前記上部ケースのいずれか一方に環状凸部を、他方に環状凹部を設けるように構成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールのための制御ケースにおいて、前記環状凸部は、前記カバー部材の前記第1の貫通孔又は前記上部ケースの前記第2の貫通孔の径方向外側に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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