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公開番号2024039436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144007
出願日2022-09-09
発明の名称魚釣用電動リール
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/027 20060101AFI20240314BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ハンドル側の側板の基本的形状を変更することなくドラグワッシャの構成変更を可能とし、かつストッパ不良の回避でき、様々な機種に対して基本的構造を共有化できる魚釣用電動リールを提供する。
【解決手段】魚釣用電動リールは左右フレームと左右フレームを覆う側板とを有するリール本体と、リール本体の左フレーム側又は右フレーム側に設けられ回転操作可能な操作部と、操作部のハンドル軸と筒部と筒部の外周に設けられた歯面とを有し、ハンドル軸に回動可能に摩擦結合するドライブギアとハンドル軸に回り止め嵌合されると共に、ドライブギアのハンドル軸方向側の端部に設けられたドラグワッシャとを備える魚釣用電動リールであり、左フレーム又は右フレームを覆う側板の内側からドライブギアの方向に突出する突出部が設けられ、突出部の端部がドライブギアのハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右フレームと該左右フレームを覆う側板と、を有するリール本体と、該リール本体の左フレーム側又は右フレーム側に設けられ、回転操作可能な操作部と、該操作部のハンドル軸と、筒部と該筒部の外周に設けられた歯面とを有し、該ハンドル軸に回動可能に摩擦結合するドライブギアと、該ハンドル軸に回り止め嵌合されると共に、該ドライブギアの該ハンドル軸方向側の端部に設けられたドラグワッシャと、を備える魚釣用電動リールであって、
前記左フレーム又は前記右フレームを覆う側板の内側から前記ドライブギアの方向に突出する突出部が設けられ、該突出部の端部が、前記ドライブギアの、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されていることを特徴とする魚釣用電動リール。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記突出部の端部は、前記ドライブギアの前記歯面の、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている、請求項1に記載の魚釣用電動リール。
【請求項3】
前記突出部の端部は、前記ドライブギアの前記筒部の、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている、請求項1に記載の魚釣用電動リール。
【請求項4】
前記突出部は、前記左フレーム又は前記右フレームを覆う前記側板と一体に形成されている、請求項1に記載の魚釣用電動リール。
【請求項5】
前記突出部は、前記左フレーム又は前記右フレームを覆う前記側板とは別体で形成されている、請求項1に記載の魚釣用電動リール。
【請求項6】
前記突出部は、前記ハンドル軸の周方向にC字状に形成されているリブである、請求項1に記載の魚釣用電動リール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用電動リールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ドラグ機構を備える魚釣用電動リールとして様々なものが知られている。
【0003】
このような魚釣用電動リールとして、例えば、特許文献1では、釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、リール本体と、リール本体の側部に糸巻取方向に回転可能に設けられるハンドルと、ハンドルの前記糸巻取方向の回転に連動して糸巻取方向に回転するスプールと、ハンドルが一体回転可能に連結される駆動軸を有し、ハンドルの糸巻取方向の回転をスプールに伝達する回転伝達機構と、駆動軸の外周面に一体回転可能かつ相対回転可能に係合し、駆動軸との相対回転により駆動軸に対して軸方向に移動可能な操作部材と、駆動軸に配置され、操作部材の前記軸方向の移動量に応じてドラグ力が変化する摩擦機構と、を有し、スプールの糸繰り出し方向の回転を制動するドラグ機構と、を備え、
操作部材は、ハンドルの前記糸巻取方向と逆方向に駆動軸に対して相対回転することによってドラグ力が増加する方向に移動する両軸受リールについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-212739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドラグを緩めた場合に、スタードラグ内部のナットがドライブギアより離れる方向に移動し、制動部材間に隙間が発生せしめようとするが、スプリングワッシャにより吸収される。しかしながら、ドラグを締め続けた状態が継続すると、スプリングワッシャにクリープが生じたり、繰返しの使用によりドラグワッシャの摩耗等が生じた場合、当該隙間はスプリングワッシャでは吸収しきれず、ドライブギアや制動部材にガタを生ぜしめ、ハンドル逆転防止用のストッパが外れてしまう等の不具合が発生する。
【0006】
近年では、よりコンパクトで高いドラグ力を発揮すると共により低いドラグフリー性が同時に要求されているところ、ドラグ力を向上させる主な手法としてドラグワッシャの枚数を増やすことが行われている。特許文献1のような両軸受リールを含めた従来の方法において、ドラグ機構上部にリブを設け、ドラグを緩めてガタが生じた場合であってもドライブギアがハンドル側に移動しないようにすることができるものの、こうした方法では、ドラグ機構上部の上記リブがあるために、ドラグワッシャ枚数を増やすことができないという問題があった。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハンドル側の側板の基本的形状を変更することなく、ドラグワッシャの構成変更を可能とし、かつ上記ストッパ不良の回避できるため、様々な機種に対して基本的構造を共有化でき、これにより開発コストや投資を大幅に削減できる魚釣用電動リールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールは、左右フレームと該左右フレームを覆う側板と、を有するリール本体と、該リール本体の左フレーム側又は右フレーム側に設けられ、回転操作可能な操作部と、該操作部のハンドル軸と、筒部と該筒部の外周に設けられた歯面とを有し、該ハンドル軸に回動可能に摩擦結合するドライブギアと、該ハンドル軸に回り止め嵌合されると共に、該ドライブギアの該ハンドル軸方向側の端部に設けられたドラグワッシャと、を備える魚釣用電動リールであって、前記左フレーム又は前記右フレームを覆う側板の内側から前記ドライブギアの方向に突出する突出部が設けられ、該突出部の端部が、前記ドライブギアの、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールにおいて、前記突出部の端部は、前記ドライブギアの前記歯面の、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールにおいて、前記突出部の端部は、前記ドライブギアの前記筒部の、前記ハンドル軸方向でみた上面に対して、3.0mm以下の距離を隔てるように形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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