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公開番号2024037351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142152
出願日2022-09-07
発明の名称水蒸気検知器付の膜式エアドライヤ
出願人株式会社フクハラ
代理人個人
主分類B01D 53/26 20060101AFI20240312BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】エアドライヤを取り付ける以前の水蒸気量とエアドライヤを取り付けた後の水蒸気を容易に測定可能な膜式エアドライヤを提供する。
【解決手段】検知器と膜式エアドライヤから成り、該検知器は、検知部と、該検知部を挿嵌状に保持するホルダと、該ホルダに保持された検知部を保護する保護ケースと、該ホルダと該検知部との間に設けられたオリフィスと、から成り、該検知部は、管状であり、水蒸気、オイルミスト、CO2、温度のいずれかを検知するものであり、該ホルダの端部には雄ネジが設けてあり、該膜式エアドライヤの入力側及び出力側には、T字管が配置され、該T字管の分岐管側にバルブを持ち、分岐管の端部に雌ネジが設けてあり、該雄ネジと該雌ネジが接続可能であるという構成を採用した。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
検知器と膜式エアドライヤから成り、
該検知器は、
空気中の成分を検知する検知管と、
該検知管を挿嵌状に保持する保持体と、
該検知管を保護する保護ケースと、
該保持体及び該保護ケースを支持するホルダと、
から成り、
該検知管は、管状であり、水蒸気、オイルミスト、CO2、温度のいずれかを検知するものであり、
該保持部には、空気の流量を調整するオリフィスが設けてあり、
該ホルダの端部には雄ネジが設けてあり、
該膜式エアドライヤの入力側及び出力側には、T字管が配置され、
該T字管の分岐管側にバルブを持ち、該分岐管の端部に雌ネジが設けてあり、
該雄ネジと該雌ネジが接続可能であることを特徴とする水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記膜式エアドライヤの入力側と出力側の前記検知器を、同種の前記検知管とし、同じタイミングで検知することを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項3】
前記膜式エアドライヤの入力側と出力側の前記検知器を、異なる種類の前記検知管とし、検知することを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項4】
前記雄ネジと前記雌ネジとの間に、プラグ及びソケットを介在させ、ワンタッチで着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項5】
前記ホルダ端部と前記分岐管の端部の間に、エアホースを介在させ、
エアホースの前記検知器側または前記検知器に、バルブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項6】
前記検知器は、他の装置に流用可能であることを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項7】
前記オリフィスの径を同一として、水蒸気、オイルミスト、CO2の検知を行うことを特徴とする請求項1に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。
【請求項8】
オイルミスト、水蒸気、CO2のいずれかの検知を行う際、前記検知管の仕様の流量と異なる流量と、前記検知管の仕様の所要時間と異なる時間とにより、検知を行い、検知量について補正を行うことを特徴とする請求項7に記載の水蒸気検知器付膜式エアドライヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水蒸気検知器付の膜式エアドライヤに関し、詳しくは、膜式エアドライヤでの水蒸気除去量を容易に測定するための技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の中空糸膜式のエアドライヤに装備されている除湿状態の確認インジケータは製品に組み込まれ、製品内を通過後の除湿効果状況を表示させているため、製品を取り付ける以前の配管の水蒸気量の状況や、別箇所の状態を確認するためには別途計測器を用意する必要があった。
また、水蒸気以外のオイルミスト、CO2、温度等について同様の測定を容易に行うことができなかった。
そこで、エアドライヤを取り付ける以前の水蒸気量とエアドライヤを取り付けた後の水蒸気を容易に測定できる構成が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、メンブレンエアドライヤ(膜式エアドライヤ)の下流に露点計が配置され、露点計によって、メンブレンエアドライヤ後の圧縮空気の水蒸気量を測定する技術である。
しかしながら、メンブレンエアドライヤの出力にのみ露点計が設けられていることから、メンブレンエアドライヤの入力部分での水蒸気量を測定することができず、未だ問題の解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-199972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、エアドライヤの通過前後の水蒸気量を容易に計測することが可能な膜式エアドライヤを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る水蒸気検知器付の膜式エアドライヤは、検知器と膜式エアドライヤから成り、該検知器は、空気中の成分を検知する検知管と、該検知管を挿嵌状に保持する保持体と、該検知管を保護する保護ケースと、該保持体及び該保護ケースを支持するホルダと、から成り、該検知管は、管状であり、水蒸気、オイルミスト、CO2、温度のいずれかを検知するものであり、該保持部には、空気の流量を調整するオリフィスが設けてあり、該ホルダの端部には雄ネジが設けてあり、該膜式エアドライヤの入力側及び出力側には、T字管が配置され、該T字管の分岐管側にバルブを持ち、分岐管の端部に雌ネジが設けてあり、該雄ネジと該雌ネジが接続可能である手段を採る。
【0007】
また、本発明は、前記膜式エアドライヤの入力側と出力側の前記検知器を、同種の前記検知管とし、同じタイミングで検知する手段を採る。
【0008】
さらに、本発明は、前記膜式エアドライヤの入力側と出力側の前記検知器を、異なる種類の前記検知管とし、検知する手段を採る。
【0009】
またさらに、本発明は、前記雄ネジと前記雌ネジとの間に、プラグ及びソケットを介在させ、ワンタッチで着脱可能である手段を採る。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記ホルダ端部と前記分岐管の端部の間に、エアホースを介在させ、エアホースの前記ホルダ端部側または前記ホルダに、バルブが設けられている手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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