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公開番号2024036729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141151
出願日2022-09-06
発明の名称製氷機
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F25C 5/187 20180101AFI20240311BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】効率的に製氷や貯氷ができる製氷機を提供する。
【解決手段】氷を生成する製氷部1と、氷を貯める貯氷部2と、制御部50と、を備え、製氷部1で生成された氷を貯氷部2で貯める構成とされ、貯氷部2は、当該貯氷部2に貯められる氷が載ることで歪む歪部11Aと、歪部11Aが歪んだ歪量を検出する検出部20と、を備え、制御部50は、製氷部1において氷を生成する製氷運転を行い、検出部20が検出した歪量が所定値以上となった場合に、製氷運転を停止する、製氷機100。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
氷を生成する製氷部と、
氷を貯める貯氷部と、
制御部と、を備え、前記製氷部で生成された氷を前記貯氷部で貯める構成とされ、
前記貯氷部は、
当該貯氷部に貯められる氷が載ることで歪む歪部と、
前記歪部が歪んだ歪量を検出する検出部と、を備え、
前記制御部は、
前記製氷部において氷を生成する製氷運転を行い、
前記検出部が検出した前記歪量が所定値以上となった場合に、前記製氷運転を停止する、製氷機。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記制御部は、使用者によって予め設定される設定値に基づき、前記設定値よりも所定の値分低い値を、前記所定値とする、請求項1に記載の製氷機。
【請求項3】
使用者が認知可能な信号を出力する出力部を備え、
前記制御部は、
1回分の前記製氷運転によって生成する氷により前記歪部が歪む単位歪量を記憶し、
前記検出部が検出した前記歪量の増加量が、前記単位歪量未満となった場合に、前記出力部から前記信号を出力する、請求項1または請求項2に記載の製氷機。
【請求項4】
前記貯氷部は、
内壁部と、
前記内壁部の外側に位置する外壁部と、を備え、前記内壁部の内側に氷を貯める構成とされ、
前記歪部は、前記内壁部の下側の壁を構成する下壁部とされ、
前記検出部は、前記下壁部における外側の面に取り付けられている、請求項1または請求項2に記載の製氷機。
【請求項5】
前記貯氷部は、下側の壁を構成する下壁部に配されるスノコを備え、
前記歪部は、前記スノコの上側部分を構成しており、
前記検出部は、前記スノコの上側部分の下面に取り付けられている、請求項1または請求項2に記載の製氷機。
【請求項6】
前記貯氷部は、下側の壁を構成する下壁部に配され、前記歪部と前記検出部とを有する歪ユニットを備える、請求項1または請求項2に記載の製氷機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、製氷機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製氷機として、特許文献1に記載のものが知られている。具体的に、特許文献1に記載の製氷機(冷凍冷蔵庫)は、製氷装置の下に設けられて、当該製氷装置からの氷を受止めて貯氷する貯氷室と、貯氷室の氷に当接して回転することで、貯氷箱に所定量以上の氷が蓄えられているか否かを検出する検氷レバーと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-289544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
氷の使用量は、年間を通じて一定ではない場合があり、例えば、冬季では、夏季に比して氷の使用量が少ないことがある。しかしながら、特許文献1に開示の構成では、検氷レバーに当接するまで氷が貯められない限り、氷が所定量以上であるか否の判定を行うことができない。検氷レバーの代わりに、例えば一定の高さ以上の貯氷量を検出する光学式センサを用いることも考えられるが、その場合も同様である。このような構成では、氷の使用量が比較的少ない時期では、使用しない氷が多量に長期に亘って貯氷される可能性がある。その場合、使用しない氷が徐々に溶けて水として排水されるので、製氷に必要な水や電気代等の無駄遣いとなる。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、効率的に製氷や貯氷ができる製氷機を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、氷を生成する製氷部と、氷を貯める貯氷部と、制御部と、を備え、前記製氷部で生成された氷を前記貯氷部で貯める構成とされ、前記貯氷部は、当該貯氷部に貯められる氷が載ることで歪む歪部と、前記歪部が歪んだ歪量を検出する検出部と、を備え、前記制御部は、前記製氷部において氷を生成する製氷運転を行い、前記検出部が検出した前記歪量が所定値以上となった場合に、前記製氷運転を停止する、製氷機である。
【0007】
このような製氷機によると、製氷運転が停止する条件である歪量の所定値を、例えば使用者が任意の値に設定することにより、貯氷部で貯めることが可能な氷の量を適宜変更することができる。例えば、氷の使用が少ない時期では、氷の使用が多い時期に比べて、歪量の所定値を小さい値に設定すれば、貯氷部に必要以上に氷が貯まることを防ぐことができる。これにより、効率的な製氷と貯氷を行うことができる。
【0008】
上記構成において、前記制御部は、使用者によって予め設定される設定値に基づき、前記設定値よりも所定の値分低い値を、前記所定値としてもよい。
【0009】
使用者によって予め設定される設定値を、製氷運転を停止する閾値(所定値)とした場合、この閾値にわずかに達していない貯氷状態で、製氷部において1回分の製氷が行われると、必要としている貯氷量を大幅に超えて氷が生成され、貯氷されてしまう事態が考えられる。しかしながら、上記のような製氷機によると、設定値よりも所定の値部低い値を、所定値とするので、設定値から所定値の間に幅を持たせて、上記事態を緩和することができる。
【0010】
上記製氷機は、使用者が認知可能な信号を出力する出力部を備え、前記制御部は、1回分の前記製氷運転によって生成する氷により前記歪部が歪む単位歪量を記憶し、前記検出部が検出した前記歪量の増加量が、前記単位歪量未満となった場合に、前記出力部から前記信号を出力してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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