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公開番号2024036420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2024011439,2020058844
出願日2024-01-30,2020-03-27
発明の名称火災監視システム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240308BHJP(信号)
要約【課題】火災監視グループを構成する火災警報器の台数を減らすことなく、当該グループ内で検知された情報を、当該グループを構成しない他の装置に対して出力する。
【解決手段】中継装置2は、登録スイッチが押下されると、親器1Aに対して登録要求を送信する。この登録要求を受信した親器1Aは、この登録要求に含まれる機器IDを自機のメモリに記憶し、中継装置2に対して登録情報を送信する。この登録情報を受信した中継装置2は、この登録情報に含まれるグループIDを自機のメモリに記憶し、親器1Aに対して消去要求を送信する。この消去要求を受信した親器1Aは、この消去要求に含まれている機器IDを自機のメモリにおいて特定し、この機器IDを削除する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1の火災警報器と、1以上の第2の火災警報器と、中継装置とを備える火災監視システムであって、
前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、登録スイッチを押下されると登録要求を送信する登録要求部を備え、
前記第1の火災警報器は、前記1以上の第2の火災警報器から前記登録要求を受信すると、前記登録要求の送信元の前記1以上の第2の火災警報器の機器IDを自機のメモリの所定の記憶領域に記憶するとともに、火災監視グループを識別するグループIDを前記1以上の第2の火災警報器に送信し、前記中継装置から前記登録要求を受信すると、前記グループIDを前記中継装置に送信する第1登録部を備え、
前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、前記グループIDを受信すると、前記グループIDを自機のメモリに記憶する第2登録部を備え、
前記第1の火災警報器は、前記グループIDを含む無線信号を送信する無線信号送信部を備え、
前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、前記無線信号を受信すると、前記無線信号に含まれるグループIDが自機に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には所定の処理を実行する処理実行部を備え、
前記第1の火災警報器の前記メモリの前記所定の記憶領域には、前記1以上の第2の火災警報器の機器IDは前記1以上の第2の火災警報器の登録処理が完了した後も記憶されるが、前記中継装置の機器IDは少なくとも前記中継装置の登録処理が完了した後は記憶されない
ことを特徴とする火災監視システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記第1登録部は、前記1以上の第2の火災警報器から前記登録要求を受信した場合には、前記登録要求の送信元の前記1以上の第2の火災警報器の機器IDを前記自機のメモリの前記所定の記憶領域に記憶し、前記中継装置から前記登録要求を受信した場合には、前記登録要求の送信元の前記中継装置の機器IDを前記自機のメモリの前記所定の記憶領域に記憶しない
ことを特徴とする請求項1に記載の火災監視システム。
【請求項3】
前記第1登録部は、前記1以上の第2の火災警報器から前記登録要求を受信した場合には、前記登録要求の送信元の前記1以上の第2の火災警報器の機器IDを前記自機のメモリの前記所定の記憶領域に記憶し、前記中継装置から前記登録要求を受信した場合には、前記登録要求の送信元の前記中継装置の機器ID又はダミーの機器IDを前記自機のメモリの前記所定の記憶領域以外の記憶領域に記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の火災監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災監視システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の火災警報器を連動させる住宅用の火災監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この火災監視システムを構成する複数の火災警報器は、親器に複数の子器を登録することで連動が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-248230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この火災監視システムで検知された異常情報を他のシステムに通知したいというニーズがある。そのような通知を可能にするためには、親器に対して中継装置を登録する必要がある。しかし、親器に対して登録可能な機器の台数には制限がある。そのため、中継装置を親器に登録してしまうと、当該親器に登録可能な子器の台数が減ってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、火災監視グループを構成する火災警報器の台数を減らすことなく、当該グループ内で検知された情報を、当該グループを構成しない他の装置に対して出力することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る火災監視システムは、第1の火災警報器と、1以上の第2の火災警報器と、中継装置とを備える火災監視システムであって、前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、登録スイッチを押下されると登録要求を送信する登録要求部を備え、前記第1の火災警報器は、前記登録要求を受信すると、前記登録要求の送信元の機器IDを自機のメモリに記憶するとともに、火災監視グループを識別するグループIDを送信する第1登録部を備え、前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、前記グループIDを受信すると、前記グループIDを自機のメモリに記憶する第2登録部を備え、前記第1の火災警報器は、前記グループIDを含む無線信号を送信する無線信号送信部を備え、前記1以上の第2の火災警報器と前記中継装置は、前記無線信号を受信すると、前記無線信号に含まれるグループIDが自機に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には所定の処理を実行する処理実行部を備え、前記中継装置は、前記グループIDを自機のメモリに記憶したことを契機として、消去要求を送信する消去要求部を備え、前記第1の火災警報器は、前記消去要求を受信すると、前記中継装置の機器IDを自機のメモリから消去する消去部を備えることを特徴とする。
【0007】
好ましい態様において、前記中継装置は、前記無線信号を受信すると、前記火災監視システムとは異なる他のシステム又は前記火災監視グループとは異なる他の火災監視グループに、前記無線信号に対応する信号を送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、火災監視グループを構成する火災警報器の台数を減らすことなく、当該グループ内で検知された情報を、当該グループを構成しない他の装置に対して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
火災監視システムを示す図
火災警報器1のハードウェア構成を示すブロック図
中継装置2のハードウェア構成を示すブロック図
登録処理を示すシーケンス図
登録処理を示すシーケンス図
火災連動処理を示すシーケンス図
復旧処理を示すシーケンス図
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.実施形態
本発明の一実施形態に係る火災監視システムについて図面を参照して説明する。
1-1.構成
図1は、住宅Hに設置された火災監視システムを示す図である。同図に示す火災監視システムは、親器である火災警報器1A(以下、単に「親器1A」という。)と、子器である火災警報器1B(以下、単に「子器1B」という。)と、中継装置2を備える。以下の説明では、この親器1A及び子器1Bを総称して「火災警報器1」という。
(【0011】以降は省略されています)

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