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公開番号2024035283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022139647
出願日2022-09-02
発明の名称攪拌装置
出願人株式会社エフエムピー
代理人個人,個人
主分類B01F 29/64 20220101AFI20240307BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】攪拌羽根を攪拌槽の外部から挿入する構成における攪拌槽の開口部のシール性を向上させることができる攪拌装置を提供する。
【解決手段】攪拌装置1は、支持体3と、支持体3に回転可能に支持されたドラム状の攪拌槽5と、支持体3に回動可能に支持され、一部が攪拌槽5内にその開口部5aから進入して被攪拌物を攪拌する攪拌ユニット9とを備え、攪拌ユニット9は、回動アーム45と、攪拌槽5内に進入する攪拌モータ49や第1の攪拌羽根51等を支持する固定軸47と、該固定軸47にベアリングユニット53を介して回転可能に設けられ、攪拌槽5の開口部5aを塞いだ状態で攪拌槽5と連れ回りする蓋部材55とを有している。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
支持体と、
前記支持体に回転可能に支持されたドラム状の攪拌槽と、
前記攪拌槽をその軸心回りに回転駆動する第1の駆動源と、
前記支持体に支持されて前記攪拌槽に接離自在に設けられ、一部が前記攪拌槽内に該攪拌槽の開口部から進入して被攪拌物を攪拌する攪拌位置と、前記攪拌槽から退避する退避位置とに任意に設定可能な攪拌ユニットとを備え、
前記攪拌ユニットが、前記攪拌槽内に進入する部分を支持する固定軸と、該固定軸に低摩擦部材を介して回転可能に設けられ、前記攪拌槽の前記開口部を塞いだ状態で前記攪拌槽と連れ回りする蓋部材とを有していることを特徴とする攪拌装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載した攪拌装置において、
低摩擦部材がベアリングユニットであることを特徴とする攪拌装置。
【請求項3】
請求項2に記載した攪拌装置において、
ベアリングユニットの攪拌槽の底面側にダストシールが設けられていることを特徴とする攪拌装置。
【請求項4】
請求項1に記載した攪拌装置において、
蓋部材と攪拌槽の開口部のうち少なくとも一方にシール部材が設けられていることを特徴とする攪拌装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載した攪拌装置において、
攪拌ユニットが、支持体に回動自在に支持された回動アームと、固定軸に固定された第2の駆動源と、該第2の駆動源で回転駆動される第1の攪拌羽根とを備えていることを特徴とする攪拌装置。
【請求項6】
請求項5に記載した攪拌装置において、
攪拌槽の内壁に第2の攪拌羽根が固定されていることを特徴とする攪拌装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載した攪拌装置において、
攪拌槽が支持体に上下方向に回動自在に支持され、攪拌槽を上下方向に回動する第3の駆動源を有していることを特徴とする攪拌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば粉末状の食品を混合する場合等に用いられる攪拌装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の攪拌装置としては、例えば特許文献1に記載の食品ミキサーが知られている。
この装置は、L字型の架台の水平部に容器を回転可能に設け、垂直部の上側に二股状の攪拌羽根を回転駆動する駆動構成部を上下方向に回動自在に設けた構成を有している。
駆動構成部には容器の開口部を覆う蓋部材としての透明カバーが、攪拌羽根を貫通させた状態に設けられており、駆動構成部を下方に回動すると、容器の開口部が透明カバーで覆われ、容器内で攪拌羽根が上下方向の軸心回りに回転駆動するようになっている。透明カバーは駆動構成部に位置固定されている。
【0003】
特許文献2には、攪拌槽側に攪拌羽根を設けた攪拌装置が開示されている。この攪拌装置は、支持体に回転可能に支持されたドラム状の攪拌槽をその軸心回りにモータで回転駆動して攪拌槽の内壁に取り付けられた羽根部材で被攪拌物を攪拌する構成を有している。
また、被攪拌物の投入、排出を容易にすべく別のモータで攪拌槽を上下方向に任意の角度に回動して攪拌槽の開口部の位置を変えることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-165710号公報
特開2011-20106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の食品ミキサーでは、容器内に攪拌羽根が存在しないので容器側の構成が簡易となって清掃し易いという利点を有している。
しかしながら、蓋部材としての透明カバーは容器の回転に対して位置固定されているので、回転する容器との間での摩擦を回避できず、ブラシシール等が採用されているものの、蓋部材と容器開口部との間のシール性が不十分であるという問題がある。
【0006】
ところで、特許文献1に記載の構成と特許文献2に記載の構成とを組み合わせれば、攪拌槽の内外に存在する攪拌動作が異質の攪拌羽根の組み合わせとなり、攪拌機能のさらなる向上が期待できる。
しかしながら、この場合にも上述のシール性が不十分であるという問題が避けられない。
【0007】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、攪拌羽根を攪拌槽の外部から挿入する構成における攪拌槽の開口部のシール性を向上させることができるとともに、攪拌槽側の攪拌羽根との組み合わせによっては攪拌機能のさらなる向上を図ることができる攪拌装置の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明は、支持体と、前記支持体に回転可能に支持されたドラム状の攪拌槽と、前記攪拌槽をその軸心回りに回転駆動する第1の駆動源と、前記支持体に支持されて前記攪拌槽に接離自在に設けられ、一部が前記攪拌槽内に該攪拌槽の開口部から進入して被攪拌物を攪拌する攪拌位置と、前記攪拌槽から退避する退避位置とに任意に設定可能な攪拌ユニットとを備え、前記攪拌ユニットが、前記攪拌槽内に進入する部分を支持する固定軸と、該固定軸に低摩擦部材を介して回転可能に設けられ、前記攪拌槽の前記開口部を塞いだ状態で前記攪拌槽と連れ回りする蓋部材とを有していることを特徴とする攪拌装置である。
【0009】
好ましくは、低摩擦部材がベアリングユニットであることを特徴とする攪拌装置である。
【0010】
好ましくは、ベアリングユニットの攪拌槽の底面側にダストシールが設けられていることを特徴とする攪拌装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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