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公開番号2024034679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022139086
出願日2022-09-01
発明の名称野生動物撃退装置
出願人株式会社ウルフ・カムイ
代理人個人
主分類A01M 29/30 20110101AFI20240306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】農耕地、牧場、特に水が潤沢にある水田、野菜畑、海上養殖場等に出没する哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を効率よく退避させ、かつ持続性のある野生動物撃退装置を提供する。
【解決手段】野生動物撃退装置は、哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を威嚇し撃退する野生動物撃退装置であって、少なくとも1つの水噴出口を有し、水を連続的又は間歇的に噴出するように構成されている水噴出手段と、哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知する少なくとも1つの検知手段と、水噴出手段の動作を制御する制御手段とを備えており、制御手段は、検知手段によって哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知した場合に水噴出手段を、哺乳類および鳥類を代表とする野生動物接近時に及び/又は所定時間間隔で作動させて哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を撃退させるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を威嚇し撃退する野生動物撃退装置であって、
少なくとも1つの水噴出口を有し、水を連続的又は間歇的に噴出するように構成されている水噴出手段と、
前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知する少なくとも1つの検知手段と、
前記水噴出手段の動作を制御する制御手段とを備えており、
前記制御手段は、前記検知手段によって前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知した場合に前記水噴出手段を、哺乳類および鳥類を代表とする野生動物接近時に及び/又は所定時間間隔で作動させて前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を撃退させるように構成されていることを特徴とする野生動物撃退装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
少なくとも1つの空気噴出口を有し、圧縮空気を連続的又は間歇的に噴出するように構成されている空気噴出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検知手段によって前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知した場合に前記空気噴出手段を、哺乳類および鳥類を代表とする野生動物接近時に及び/又は所定時間間隔で作動させて前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を撃退させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の野生動物撃退装置。
【請求項3】
哺乳類および鳥類を代表とする野生動物が視認可能な波長の光を発生する発光手段と、
前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を威嚇する威嚇音を野生動物が可聴な周波数で発生する音響発生手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記検知手段によって前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物の接近を検知した場合に前記発光手段及び前記音響発生手段を、前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物接近時に及び/又は所定時間間隔で作動させて前記哺乳類および鳥類を代表とする野生動物を撃退させるように構成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の野生動物撃退装置。
【請求項4】
前記野生動物を威嚇する動物の映像を動画もしくは静止画で表示するディスプレイ手段もしくは映像投影手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記ディスプレイ手段もしくは映像投影手段を、野生動物接近時に及び/又は所定時間間隔で作動させて前記野生動物を撃退させるように構成されている請求項1又は2に記載の野生動物撃退装置。
【請求項5】
前記野生動物撃退装置が載置されて移動する移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の野生動物撃退装置。
【請求項6】
前記野生動物撃退装置が載置されて移動する移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の野生動物撃退装置。
【請求項7】
前記野生動物撃退装置が載置されて移動する移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の野生動物撃退装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農耕地、牧場、特に水田、野菜畑、海上養殖場等に出没する哺乳類や鳥類を代表とする野生動物を威嚇し撃退するための野生動物撃退装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、野生動物保護や人間の住環境拡大、農村の過疎化、耕作放棄、猟師の減少などが要因となって、野生動物(シカ、イノシシ、クマ等)の出没地域が拡大しており、農作物等への被害が深刻なものとなっている。
【0003】
これまで、野生鳥獣から農作物を守るために、電気柵の設置(例えば、特許文献1)、超音波、爆音等の音響による野生動物の退避(例えば、特許文献2)、天敵のライオンやオオカミの糞尿の臭い系の退避剤の散布、及び狩猟及び捕獲による害獣の確保や駆除等さまざまな対策が実施されている。
【0004】
また、オオカミの風貌に似せた形状、威嚇音及び光で野生動物を威嚇する野生動物撃退装置が報道されている(例えば、非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-98708号公報
特開2000-316460号公報
【非特許文献】
【0006】
「モンスターウルフ」は効果があるか? クマ、シカ、サルを撃退の映像 - 読んで見フォト - 産経フォト、[online]、2017年11月27日、[2022年3月29日検索]、インターネット<URL:https://www.sankei.com/photo/story/news/171127/sty1711270007-n1.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の電気柵の場合は、設置やメンテナンスが作業として煩雑であり、電気がショートするため下草を短く管理する必要があり、設置及び撤去作業に労力がかかること、正確な張り方などを徹底することが、農家の高齢化も相まって、事実上困難になってきている。また、感電事故など安全性にリスクもあるという問題点もあった。さらに、逆に電気柵を突破し田畑に侵入した動物は、簡単に電気柵の外に出られないため、田畑をかえって荒らすという問題点もあった。
【0008】
また、特許文献2に記載の爆音等の音響による野生動物を退避させる方法は、一時的な撃退効果はあるが、野生動物の学習機能によって危険との関連付を継続的に植え付けることができないので、効果が持続しないという問題点があった。
【0009】
非特許文献1に記載の野生動物撃退装置は、野生動物が恐れる動物の形状に似せて作った姿像(フィギュア)を搭載しているため、野生動物に対して撃退効果を有している。野生動物が接近すると装置は稼働し、一定時間ごとにも稼働し、多種類の大音響での威嚇音もランダムに再生され、光る二つの眼を有した首が揺動するため、生きているかのように野生動物を威嚇するものである。本野生動物撃退装置は、一定の効果を上げており市場でもその優位性を保っている。しかしながら、その効果は、周囲環境に依存しているものと類推されている。周囲にも野生動物が好む餌場があったり、他の縄張りも有していたりした場合は、その装置の設置場所には特別に固執しないことになり、野生動物撃退装置の周囲には野生動物は近づかないことになる。しかし、周囲に適切な餌場が無い、野生動物の密集地帯、野生動物の大好物の食材である場合などでは、その場所に固執する野生動物も現れる可能性が高く、事実そのような傾向も見受けられた。
【0010】
さらに、従来の野生動物を退避させる方法は、地面上の野生動物に対象とするものが多く、空中のカラスなどの鳥に対して退避効果を上げている方法が殆どないという問題点があった。
(【0011】以降は省略されています)

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