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公開番号2024033907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137824
出願日2022-08-31
発明の名称剪定機
出願人株式会社やまびこ
代理人弁理士法人IPX
主分類A01G 3/08 20060101AFI20240306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】枝の剪定作業や枝打ち作業時時の操作性が良好であり、地面や載置台等に載置した際も転倒し難い剪定機を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、剪定機が提供される。この剪定機は、先端側に剪定刃を有する剪定機構と、剪定機構の基端側に接続されたポールと、ポールの中心軸に対して略直交する側方に突出し、端部が中心軸から離間する第1の位置と、端部が中心軸に接近する第2の位置との間で変位可能に設けられたフックを有するフック機構とを備える。フックは、基端側から先端側に向かう方向の第1の外力が付与された場合、第1の位置を維持し、先端側から基端側に向かう方向及び/又は側方から中心軸に向かう方向の第2の外力が付与された場合、第1の位置から第2の位置に変位するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
剪定機であって、
先端側に剪定刃を有する剪定機構と、
前記剪定機構の基端側に接続されたポールと、
前記ポールの中心軸に対して略直交する側方に突出し、端部が前記中心軸から離間する第1の位置と、前記端部が前記中心軸に接近する第2の位置との間で変位可能に設けられたフックを有するフック機構とを備え、
前記フックは、前記基端側から前記先端側に向かう方向の第1の外力が付与された場合、前記第1の位置を維持し、前記先端側から前記基端側に向かう方向及び/又は前記側方から前記中心軸に向かう方向の第2の外力が付与された場合、前記第1の位置から前記第2の位置に変位するように構成されている、剪定機。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フックは、前記第1の位置と前記第2の位置との間で回動するように構成されている、剪定機。
【請求項3】
請求項2に記載の剪定機において、
更に、前記第1の位置において、前記フックに当接して前記フックの回動を阻止する第1の当接部を有する、剪定機。
【請求項4】
請求項2に記載の剪定機において、
更に、前記第2の位置において、前記フックに当接して前記フックの回動を阻止する第2の当接部を有する、剪定機。
【請求項5】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フックは、前記第1の位置と前記第2の位置との間で、前記中心軸に対して略直交する方向に沿ってスライドするように構成されている、剪定機。
【請求項6】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フック機構は、更に、前記フックを前記第2の位置から前記第1の位置に向かって付勢する付勢部材を有する、剪定機。
【請求項7】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フックは、その長手方向のサイズが前記先端側から前記基端側に向かって増大している、剪定機。
【請求項8】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フックの前記端部は、直線状又は湾曲凸状の端面を有する、剪定機。
【請求項9】
請求項1に記載の剪定機において、
前記フック機構は、前記剪定機構と前記ポールとの接続部又はその付近に設けられている、剪定機。
【請求項10】
請求項1に記載の剪定機において、
前記剪定刃は、前記中心軸に沿った方向を長軸とする楕円軌道に沿って回転するように構成されている、剪定機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、剪定機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、草刈りや枝葉の剪定作業、樹木の枝打ち作業等に用いられる剪定器具が知られている(特許文献1参照)。この剪定器具は、器具部分と、器具部分に接続されたポールとを備える。
また、剪定器具は、器具部分又はポールに配置されたフック組立体を備える。フック組立体を使用することにより、木に引っかかった剪定後の枝を引き落とすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/046141号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者の検討によれば、フック組立体のサイズが大きいと、剪定後の枝を引き落し易いが、剪定器具を剪定目的の枝に到達させる際に邪魔になる。一方、フック組立体のサイズが小さいと、剪定器具を剪定目的の枝に到達させる際に邪魔になり難いが、剪定後の枝の引き落しが難しくなる。
また、フック組立体のサイズが大きいと、剪定器具を地面や載置台に載置した際に、剪定器具がバランスを崩して転倒してしまう。
【0005】
なお、特許文献1には、フック組立体を手動で回動可能に構成した例も開示されているが、フック組立体の回動操作をするために、剪定作業等を一時中断する必要が生じる。
本発明では上記事情に鑑み、枝の剪定作業や枝打ち作業時時の操作性が良好であり、地面や載置台等に載置した際も転倒し難い剪定機を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、剪定機が提供される。この剪定機は、先端側に剪定刃を有する剪定機構と、剪定機構の基端側に接続されたポールと、ポールの中心軸に対して略直交する側方に突出し、端部が中心軸から離間する第1の位置と、端部が中心軸に接近する第2の位置との間で変位可能に設けられたフックを有するフック機構とを備える。フックは、基端側から先端側に向かう方向の第1の外力が付与された場合、第1の位置を維持し、先端側から基端側に向かう方向及び/又は側方から中心軸に向かう方向の第2の外力が付与された場合、第1の位置から第2の位置に変位するように構成されている。
【0007】
かかる態様によれば、枝の剪定作業や枝打ち作業時時の操作性が良好であり、地面や載置台等に載置した際も転倒し難い剪定機を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る剪定機の斜視図である。
図2は、図1に示す剪定機の平面図である。
図3は、図1に示す剪定機の側面図である。
図4は、剪定機構の平面図である。
図5は、フック機構の構成を示す分解斜視図である。
図6は、フック機構の他の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュ-タが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサ-バからダウンロ-ド可能に提供されてもよいし、外部のコンピュ-タで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピュ-ティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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