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公開番号2024031448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022135000
出願日2022-08-26
発明の名称組合せ計量装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240229BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数連の計量ユニット及び各計量ユニットに物品をそれぞれ搬送する複数の供給搬送機構が、直線状に並ぶように列設された組合せ計量装置において、簡単な構造で、過量な物品を排除できるようにする。
【解決手段】各計量ユニット4の計量ホッパ11は、計量した物品を、重量が過量である場合に、過量の物品を排除するリジェクト経路bと、組合せ計量した物品を排出する通常の経路aとの二つの排出経路へ選択的に排出するようにしている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
供給される物品を保持して排出する供給ホッパ及び該供給ホッパから排出される物品を保持してその重量を計量するための計量ホッパを、上下に一連に有する計量ユニットの複数連と、各計量ユニットの前記供給ホッパに前記物品をそれぞれ搬送する複数の供給搬送機構とを備え、前記複数連の計量ユニット及び前記複数の供給搬送機構が、直線状に並ぶように列設された組合せ計量装置であって、
前記各計量ユニットの前記計量ホッパは、計量した物品を、二つの排出経路へ選択的に排出するものであり、
前記二つの排出経路の一方の排出経路は、前記計量ホッパに供給される前記物品の重量が過量である場合に、過量の物品を排除するリジェクト経路であり、他方の排出経路は、組合せ計量した物品を排出する通常の経路である、
ことを特徴とする組合せ計量装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
台枠を備え、前記複数の供給搬送機構が、前記台枠の上部に設けられると共に、前記供給搬送機構の前記物品の搬送方向の下手側である前記台枠の前面側に、前記複数連の計量ユニットが設けられる、
請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記リジェクト経路が、前記計量ユニットの前記計量ホッパから前記台枠前面の下方へ向かう経路である、
請求項2に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記リジェクト経路には、前記計量ホッパから排出される過量の物品を流下案内するリジェクトシュートと、リジェクトシュートを介して排出される過量の物品を収容する回収容器とが配備される、
請求項3に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記通常の経路には、前記計量ホッパから排出される物品を保持して排出するメモリホッパが配備される、
請求項4に記載の組合せ計量装置。
【請求項6】
前記メモリホッパは、物品を二つの排出経路へ選択的に排出するものであり、
前記メモリホッパから物品が排出される前記二つの排出経路には、排出される物品を集めて排出する集合シュートがそれぞれ配備される、
請求項5に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品や菓子類等の各種の物品を、複数の計量ユニットを用いて組合せ計量する組合せ計量装置に係り、特には、複数の計量ユニットを直線状に並ぶように列設した、いわゆる、横型配置の組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
かかる横型配置の組合せ計量装置として、例えば、特許文献1に記載されている組合せ計量装置がある。
【0003】
この組合せ計量装置では、供給ホッパと計量ホッパとを上下に一連に有する計量ユニットの複数連、及び、各計量ユニットの供給ホッパに物品をそれぞれ供給する複数列のリニアフィーダを直線状に並ぶように列設している。この組合せ計量装置では、貯留ホッパから送り出された物品を、複数列の前記リニアフィーダで搬送して、各計量ユニットの供給ホッパに供給し、供給ホッパから計量ホッパに物品を供給し、計量ホッパで物品の重量を計量する。
【0004】
この計量ホッパの物品及び該計量ホッパから排出される物品を一時保持するメモリホッパの物品の重量に基づいて組合せ演算を行なって、目標組合せ重量に基づく許容重量範囲となる計量ホッパ及びメモリホッパの組合せである適量組合せを選択し、選択された適量組合せのホッパから物品を排出し、集合シュートを介して後段の包装機等へ投入する。
【0005】
この組合せ計量装置では、計量ホッパから排出される物品は、メモリホッパを経由して集合シュートに排出する経路と、メモリホッパを介することなく、集合シュートに直接排出する経路とを有すると共に、計量ホッパに、所定重量を超える重量の物品、いわゆる、過量の物品が供給された場合に、その過量の物品を、適量組合せの物品が排出される通常の経路以外へ排除する、いわゆる、リジェクトするためのリジェクト経路を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-77075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の組合せ計量装置においては、計量ホッパに過量の物品が供給された場合には、計量ホッパの下方へ通常の経路以外のリジェクト経路へ物品を排除するためのリジェクトシュートを進出移動させ、過量の物品を、リジェクトシュートを介して排出した後、リジェクトシュートを計量ホッパの下方から退避移動させるように構成されている。
【0008】
このように、過量の物品をリジェクト経路に排出するために、進退駆動可能なリジェクトシュートを、複数の計量ユニットの各計量ホッパにそれぞれに対応して配備する必要があり、装置が大型になると共に、コストが増大する。
【0009】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、簡単な構造で、過量な物品を排除できるようにした組合せ計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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