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公開番号2024057901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164881
出願日2022-10-13
発明の名称センサシステム
出願人株式会社アイティーコスモス
代理人個人
主分類G01H 17/00 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】軽量・簡易なセンサで、取得するデータの補正が容易にできるセンサシステムを提供する。
【解決手段】地上202に複数個配置され、地面を伝播する振動を検出する振動センサ211、振動センサ211の位置を特定するGPS受信機212及びドローン250に搭載した、振動センサ211の配置面に対し、錘204を投下させる錘投下部220、振動センサ211で検出する際に、基準となる基準データを格納する基準データ格納部231、錘投下部220から投下された錘204が配置面に落下した際に振動センサ211から取得したデータを基準データに基づいて補正するデータ補正部232を備えたセンサシステム200。
【選択図】図11


特許請求の範囲【請求項1】
地上に複数個配置され、地面を伝播する振動又は音響振動を検出する検出部と、
前記検出部の位置を特定する位置特定部と、
前記検出部の配置面に対し、錘を投下させる錘投下部と、
前記検出部で検出する際に、基準となる基準データを格納する基準データ格納部と、
前記錘投下部から投下された前記錘が前記配置面に落下した際に前記検出部から取得したデータを前記基準データに基づいて補正するデータ補正部と、
を備えたことを特徴とするセンサシステム。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1に記載のセンサシステムにおいて、
前記錘投下部は、ドローンに搭載されていることを特徴とするセンサシステム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のセンサシステムにおいて、
前記基準データ格納部は、
前記検出部を平坦な基準地面に配置した状態で、前記錘投下部から前記基準地面に前記錘を落下させた場合に前記検出部で検出したデータを基準データとして格納することを特徴とするセンサシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地上に配置した振動センサや音響センサを正確に作動させるためのセンサシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、振動監視装置として、振動検知手段と振動発生手段とを内蔵する振動センサを備え、振動発生手段に対して振動を発生させ、その振動を振動検知手段で検知することにより振動センサの健全性の確認を行うことにより、振動センサを計測対象物から外すことなくリモート操作で校正が可能な振動監視装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開H08-159862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の振動監視装置では、振動を発生させるために、コイルと磁石とから構成される振動発生手段及び錘が振動センサの内部に配置され、コイルに交流信号を入力することにより既定の振動を発生させ、その振動を振動検知手段で検知して、既定の振動が計測できることを確認することにより、振動センサの校正を行うようになっている。
【0005】
つまり、振動発生手段や錘を振動センサに内包させる必要があり、振動センサの構成が複雑で重量が大きくなるという課題があった。
本発明は、こうした課題に鑑みなされたもので、軽量・簡易なセンサで、取得するデータの補正が容易にできるセンサシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
適用例1に記載の発明は、
地上(202)に複数個配置され、地面を伝播する振動又は音響振動を検出する検出部(211)と、
前記検出部(211)の位置を特定する位置特定部(212)と、
前記検出部(211)の配置面に対し、錘(204)を投下させる錘投下部(220)と、
前記検出部(211)で検出する際に、基準となる基準データを格納する基準データ格納部(231)と、
前記錘投下部(220)から投下された前記錘(204)が前記配置面に落下した際に前記検出部(211)から取得したデータを前記基準データに基づいて補正するデータ補正部(232)と、
を備えたことを要旨とするセンサシステム(200)である。
【0008】
このようなセンサシステム(200)では、位置特定部(212)によって位置が特定された検出部(211)が複数地上(202)に配置されている。また、基準データ格納部(231)に検出部(211)で検出する際の基準データが格納されている。
【0009】
ここで、投下部から検出部(211)の配置面に投下されると振動や音響が発生し、検出部(211)で検出され、データ補正部(232)にデータとして取得される。このとき取得されるデータは、検出部(211)が配置されている地上(202)の状態によって異なる。例えば、複数の検出部(211)が地上(202)に同じ離隔距離で同じ方向に配置されていたとしても、地上(202)の地質や起伏によって変化する。
【0010】
したがって、取得されたデータを基準データに基づいて補正しておけば、実際に発生する振動や音響のデータに基づいて種々の処理、例えば、振動源や音源の特定を行う場合に正確な特定結果を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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