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公開番号2024057900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164880
出願日2022-10-13
発明の名称振動検出ユニット
出願人株式会社アイティーコスモス
代理人個人
主分類G01V 1/18 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】空中から地上に投下しても損傷することなく検出作動が可能な振動検出ユニットを提供する。
【解決手段】充填剤130として第1充填剤131と第2充填剤132とが混合した場合に硬化する二液性硬化樹脂を用い、第1充填剤131を充填するための第1充填部121、第2充填剤132を充填するための第2充填部122、所定の値の衝撃が印加された場合に、第1充填部121の一部又は第2充填部122の一部の内少なくともいずれかを開放して第1充填剤131と第2充填剤132とを混合させる起動部140及び振動を検出する振動検出部110を内包する被覆材120を備え、所定以上の値の衝撃が加わった場合に第1充填剤131と第2充填剤132とが混合して硬化するようにした振動検出ユニット1。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
振動を検出する振動検出部と、
前記振動検出部の全体を覆う被覆部と、
前記振動検出部と前記被覆部との間の空間に充填され、所定の条件を満たした場合に硬化を開始する充填剤と、
を備えたことを特徴とする振動検出ユニット。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の振動検出ユニットにおいて、
前記充填剤は、第1充填剤と第2充填剤とが混合した場合に硬化する二液性硬化樹脂であり、
前記被覆部は、
前記第1充填剤を充填するための第1充填部と、
前記第2充填剤を充填するための第2充填部と、
前記所定の条件として、所定の値以上の衝撃が印加された場合に、前記第1充填部の一部又は前記第2充填部の一部の内少なくともいずれかを開放して前記第1充填剤と前記第2充填剤とを混合させることにより硬化を開始させる起動部と、
を備えたことを特徴とする振動検出ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の振動検出ユニットにおいて、
前記充填剤は、前記所定の条件として、所定の衝撃が印加された場合に硬化を開始する衝撃硬化剤であることを特徴とする振動検出ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の振動検出ユニットにおいて、
前記所定の条件として、前記充填剤を前記被覆部に充填を終了してから予め設定された時間が経過した場合であることを特徴とする振動検出ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空中から地上に投下した際の衝撃を受けても損傷することなく検出作動が可能な振動検出ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、耐衝撃性を向上させた振動センサとして、固定電極と、この固定電極に対向する面が振動電極として機能し、この振動電極とは反対側の面に錘を有する振動板とを備え、固定電極と振動板との間の静電容量の変化に基づいて振動検出信号を出力する振動センサであって、振動板は、複数のスリットによって、中央部に位置して錘を備える振動部と、周辺部に位置して振動板を固定する固定部と、狭幅の中央部を有し、周方向に等間隔に複数形成して振動部と固定部とを連結する弾性支持部とに分割形成され、複数のスリットが、隣り合う各スリットの振動部の側の端部と固定部の側の端部とが径方向に重なり合うように周方向に沿って等間隔に設けた振動センサがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-331281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記従来の振動センサは、振動センサの内部構造を改良することにより、振動センサが作動している際の耐衝撃性を高めているため、振動センサそのものの構造が複雑になってしまうという課題がある。また、振動センサを空中から地面に投下して、投下後に作動を開始するような場合には、作動開始前にのみ衝撃に耐えればよく、作動時の耐衝撃性を得るために振動センサの構造を複雑にする必要はないという課題もある。
【0005】
本発明は、こうした課題に鑑みなされたもので、空中から地上に投下した際の衝撃を受けても損傷することなく検出作動が可能な振動検出ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
適用例1に記載の発明は、
振動を検出する振動検出部(110)と、
前記振動検出部(110)の全体を覆う被覆部(120)と、
前記振動検出部(110)と前記被覆部(120)との間の空間に充填され、所定の条件を満たした場合に硬化を開始する充填剤(130)と、
を備えたことを要旨とする振動検出ユニット(101)である。
【0008】
このような振動検出ユニット(101)では、振動検出部(110)は被覆部(120)で覆われ、振動検出部(110)と被覆部(120)との間の空間に充填剤(130)が充填されている。また、充填剤(130)は、所定の条件を満たした場合に硬化を開始する。
【0009】
つまり、所定の条件を満たすまでは、振動検出部(110)は、被覆部(120)と充填剤(130)とで覆われた状態で保護されている。したがって、振動検出ユニット(101)を空中から地上へ投下して地上に衝突した場合でも振動検出部(110)は保護される。
【0010】
一方、所定の条件を満たすと充填剤(130)が硬化するため、地上で発生する振動は被覆部(120)と硬化した充填剤(130)を介して振動検出部(110)に伝わり、振動検出部(110)で検出することができることとなる。つまり、適用例1に係る振動検出ユニット(101)は空中投下が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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