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公開番号2024046643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2023156329
出願日2023-09-21
発明の名称魚種識別システム及び方法
出願人古野電気株式会社
代理人
主分類G01S 15/96 20060101AFI20240327BHJP(測定;試験)
要約【課題】特定の魚種を正確かつ効率的に検出して判別する魚種判別装置、魚種判別方法及びプログラムを提供する
【解決手段】魚種判別装置は、水中からの反射信号を受信する信号受信部と、魚特性情報を取得するデータ受信部と、データ受信部と通信可能であり、対象魚種に関するユーザ入力を受け付ける入力部とを備える。更に魚種判別装置は、信号受信部、データ受信部、及び入力部に通信可能に結合された信号処理部を備える。更に信号処理部は、対象魚種の深度を測定し、対象魚種の魚体長を測定し、対象魚種の深度及び魚体長に基づいて表示信号を生成する。
【選択図】図11-12
特許請求の範囲【請求項1】
水中に超音波を送信し、反射波の情報から魚種を判別する装置において、
水中からの反射信号を受信する信号受信部と、
魚特性情報を取得するデータ受信部と、
データ受信部と通信可能であり、対象魚種に関連するユーザ入力を受け付ける入力部と、
前記信号受信部、前記データ受信部、及び前記入力部に通信可能に結合された信号処理部は、
対象魚種の深度を測定し、
対象魚種の魚体長を測定し、
対象魚種の深度及び魚体長に基づいて表示信号を生成する、
ことを特徴とする魚種判別装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の魚種判別装置において、
データ受信部は、魚特性情報を取得し、
入力部は、魚種に関するユーザ入力を受け付け、
信号処理部は、更に
対象魚種の深度及び魚体長に基づいて、魚特性情報から魚種を判別し、
その判別に基づいて表示信号を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の魚種判別装置
【請求項3】
前記信号受信部は、前記水中からの反射信号を送受信する送受波器である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の魚種判別装置。
【請求項4】
前記データ受信部は、魚種、魚の魚体長、及び深度などの前記魚特性情報を保存する魚特性データベースを記憶する記憶部を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の魚種判別装置。
【請求項5】
請求項4に記載の魚種判別装置であって、前記魚特性データベースは、更に
魚種に対応する特定の魚種アイコン、
魚種が生息する水温情報、
魚種が生息する地域情報、
魚種が生息する底質判別情報、
の一つを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の魚種判別装置。
【請求項6】
前記データ受信部は、ネットワークを介して前記魚特性データベースから前記魚特性情報を受信する通信部である、
ことを特徴とする請求項5に記載の魚種判別装置。
【請求項7】
前記ネットワークは、LTE、5G、6G、米国海洋電子機器協会(NMEA)バス、コントローラ・エリアネット・ワーク(CAN)バス、ローカルエリアネットワーク(LAN)、Wi-Fi、及び衛星通信のうちの一つである、
請求項6に記載の魚種判別装置。
【請求項8】
前記魚特性データベースは、人工知能または機械学習技術を用いて、周期的、自動的、またはランダムに更新される、
ことを特徴とする請求項4乃至7に記載の魚種判別装置。
【請求項9】
前記魚特性データベースは、前記ネットワークを介したユーザ入力に基づいて手動で更新される、
ことを特徴とする請求項4乃至7に記載の魚種判別装置。
【請求項10】
前記ユーザ入力は、前記対象魚種の深度及び魚体長のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至9に記載の魚種判別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水中の対象魚種を判別する為の魚種判別装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、魚群を検出し、魚種を判別する為に魚群探知機が使用されている。魚群探知機は、超音波を送受信して魚群を検出する。既存の魚群探知機は、信号送信部及び信号受信部を備え、信号送信部は、魚群が存在する水中に向けて超音波を送信する。送信される超音波は、探索が行われる水中の領域に応じて様々な強度・周波数を用いる。超音波の特性として、障害物があると、超音波がその障害物に当たって反射する。反射された超音波は、信号受信部によって受信され、信号処理される。超音波を電子信号に変換することによって、魚群探知機(水中探知装置)は水中の魚種の存在を確認する。
【0003】
釣り人にとって、特定の魚種を対象とするには、魚種の判別が不可欠である。異なる魚種の判別装置(魚種判別魚探)は、魚(群)の長さ(魚体長)、及び水中の特定の深度における特定の魚種の検出履歴のデータセットに基づいて魚種を判別する。しかし魚の形状及び魚体長のみに基づいて特定の魚種を検出・判別することは、現在の魚群探知機のみでは難しい。また魚種のみを特定するだけでは、関連する魚種を捕獲することができない。
【0004】
従って、特定の魚種を決定する効率的な魚種判別装置が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
US7663974
US9354314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、特定の魚種を正確かつ効率的に検出して判別する魚種判別装置、魚種判別方法及びプログラムを提供することにある。本発明は、魚種判別装置及び魚種判別方法に関する。魚種判別装置は、水中からの反射信号を受信する信号受信部と、魚特性情報を取得するデータ受信部と、データ受信部と通信可能であり、対象魚種に関するユーザ入力を受け付ける入力部とを備える。更に魚種判別装置は、信号受信部、データ受信部、及び入力部に通信可能に結合された信号処理部を備える。信号処理部は、対象魚種の深度を測定し、対象魚種の魚体長を測定し、対象魚種の深度及び魚体長に基づいて表示信号を生成する。
【0007】
信号受信器は、水中からの反射信号を送受信する送受波器である。データ受信部は、魚種、魚の長さ(魚体長)、及び深度などの魚特性情報を保存する魚特性データベースを記憶する記憶部を含む。前記魚特性データベースは、更に前記魚種に対応する魚種アイコン、前記魚種が生息する水温情報、前記魚種が生息する地域情報及び底質判別情報等を含む。
【0008】
本実施形態によれば、魚特性データベースは、人工知能又は機械学習技術を用いて、定期的、自動的又はランダムに更新される。この実施形態として、魚特性データベースは、ネットワークを介したユーザ入力に基づいて手動で更新される。ユーザ入力は、対象魚種の深度及び魚体長等を含む。
【0009】
別の実施形態として、魚種判別装置は、魚特性情報を取得するデータ受信部を更に備え、入力部は、魚種に関連するユーザ入力を受け付ける。更に魚種判別装置は、対象魚種の深度及び魚体長に基づいて魚特性情報から魚種を判別し、判別に基づいて表示信号を生成する信号処理部を備える。
【0010】
本実施形態にあっては、前記魚種判別装置は、前記魚種を判別して前記魚種を判別する学習処理を行う。本発明によれば、魚種判別装置は、魚群探知機或いはソナーのどちらであってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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