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公開番号2024030676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133719
出願日2022-08-25
発明の名称光通信装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04B 10/80 20130101AFI20240229BHJP(電気通信技術)
要約【課題】結露に起因する光通信の通信品質劣化を抑制可能な光通信装置を提供する。
【課題手段】水中光通信を行う光通信装置1は、透明筐体2と、透明筐体2内に配設され、透明筐体2の内側表面2aを介して外部装置との光通信を行う1つ又は複数の光通信部10と、透明筐体2内に配設された菅体部31aと透明筐体2外から水が流入する開口端部31cとを有する水管31と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
水中光通信を行う光通信装置であって、
透明筐体と、
前記透明筐体内に配設され、前記透明筐体の内側表面を介して外部装置との光通信を行う1つ又は複数の光通信部と、
前記透明筐体内に配設された菅体部と前記透明筐体外から水が流入する開口端部とを有する水管と、を備える
光通信装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記開口端部から流入する水によって前記菅体部が冷却されると、前記菅体部の外側表面に結露を生じさせる
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項3】
前記透明筐体は、第1部材によって形成され、
前記水管は、前記第1部材よりも熱伝導率が高い第2部材によって形成される
請求項1又は2に記載の光通信装置。
【請求項4】
金属によって形成されたフレームを備え、
前記第2部材が前記金属であって、前記水管は、前記フレームの少なくとも一部を構成する
請求項3に記載の光通信装置。
【請求項5】
前記1つ又は複数の光通信部のそれぞれは、前記透明筐体の内側表面との間に間隙を有する
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項6】
前記開口端部は、前記透明筐体の下端側に位置する第1開口端部であり、
前記水管は、前記透明筐体の上端側に露出する第2開口端部をさらに有し、
前記第1開口端部から流入する水は、前記水管内で過熱されて前記第2開口端部に向けて流れる
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項7】
前記水管は、前記菅体部の外側表面に形成された凹凸部をさらに有する
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項8】
前記水管に配設され、前記菅体部の周囲を囲む1つ又は複数の水受け皿をさらに備える
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項9】
金属によって形成されたフレームを備え、
前記1つ又は複数の水受け皿は、前記フレームの一部を構成する
請求項8に記載の光通信装置。
【請求項10】
前記1つ又は複数の水受け皿の少なくとも1つに設けられ、当該水受け皿の上方を覆う蓋部をさらに備える
請求項8に記載の光通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水中光通信を行う光通信装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
水中での通信において、伝送媒体として光(特に、可視光)を用いる光通信システムが知られている。光は高い指向性を持つため、従来の光通信システムでは、送信側及び受信側のそれぞれの光通信装置が固定されている前提下で、送信側及び受信側を対向させて通信することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-103232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水中光通信を行う光通信装置の構成として、光通信部を水密性の高い透明筐体内に配設し、光通信部が透明筐体の内側表面を介して外部装置との光通信を行う構成が考えられる。
【0005】
しかしながら、このような構成の光通信装置は水中で冷えることで透明筐体に結露が発生し得る。具体的には、結露によって、透明筐体内の空気中の水蒸気が凝縮し、透明筐体の内側表面に曇りが発生する場合がある。その場合、透明筐体の内側表面の曇りによって、光通信の通信品質が劣化するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、結露に起因する光通信の通信品質劣化を抑制可能な光通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様に係る光通信装置は、水中光通信を行う装置である。前記光通信装置は、透明筐体と、前記透明筐体内に配設され、前記透明筐体の内側表面を介して外部装置との光通信を行う1つ又は複数の光通信部と、前記透明筐体内に配設された菅体部と前記透明筐体外から水が流入する開口端部とを有する水管と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、結露に起因する光通信の通信品質劣化を抑制可能な光通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムの構成例を示す図である。
実施形態に係る光通信装置の概略断面を示す模式図である。
実施形態に係る光通信装置の機能ブロック構成例を示すブロック図である。
実施形態に係る光通信装置のフレームの構成例を示す斜視図である。
実施形態に係る光通信装置の外観構成例を示す斜視図である。
実施形態に係る光通信装置の内部構成例を示す断面図である。
第1変更例に係る光通信装置のフレームの断面図である。
第2変更例に係る光通信装置の外観構成例を示す斜視図である。
第2変更例に係る光通信装置の内部構成例を示す断面図である。
他の実施形態に係る光通信装置の外観構成例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しながら、実施形態に係る光通信装置について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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