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公開番号2024023711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-21
出願番号2023213482,2023039248
出願日2023-12-19,2017-02-28
発明の名称消火栓装置及び消火栓設備
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類A62C 35/20 20060101AFI20240214BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】道路側及び監視員通路の路面側から簡単且つ容易に消火用ホースを取り出すことを可能とする。
【解決手段】消火栓装置は、上面に形成された扉開口に、後縁部を軸として上下回りに開閉自在に軸支されると共に、前縁部を軸として上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、上扉の裏面に配置され、内部に収納したホース76の先端に装着された泡ノズル78を着脱自在に係止させるノズルホルダー86Aと、を備え、ノズルホルダー86Aは、上扉の閉鎖時、上扉が後縁部を軸として開放されたとき及び上扉が前縁部を軸として開放されたときの何れにおいても、泡ノズル78を懸下した状態で係止させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
先端にノズルが装着された消火用ホースが内部に収納された消火栓装置に於いて、
前記消火栓装置の上面に形成された扉開口に、後縁部を軸として上下回りに開閉自在に軸支されると共に、前縁部を軸として上下回りに開閉自在に軸支された上扉と、
前記上扉の裏面に配置され、前記ノズルを着脱自在に係止させるノズルホルダーと、
を備え、
前記ノズルホルダーは、前記上扉の閉鎖時、前記上扉が前記後縁部を軸として開放されたとき及び前記上扉が前記前縁部を軸として開放されたときの何れにおいても、前記ノズルを懸下した状態で係止させることを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記ノズルホルダーは、
前記上扉の裏面に対して所定の方向に回動可能であり、
前記上扉が前記後縁部を軸として開放されたとき及び前記上扉が前記前縁部を軸として開放されたときに回動して前記ノズルを懸下した状態で維持することを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
トンネル内のトンネル壁面に沿った監視員通路の路面下の内部空間である消火栓埋込部を備える消火栓設備であって、
請求項1又は2記載の消火栓装置が、前記消火栓埋込部に前記上面が前記監視員通路の路面側に露出し前面が道路側に露出するように埋込設置されたことを特徴とする消火栓設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、先端にノズルが装着された消火用ホースが内部に収納された消火栓装置及び該消火栓装置が設置された消火栓設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内に設置するトンネル非常用設備として消火栓装置が設けられており、消火栓装置は開放自在な消火栓扉を備え、先端にノズルを装着したホースと消火栓弁を含むバルブ類を収納している。
【0003】
消火栓装置は、一般的に、トンネル側壁に沿って例えば50メートル間隔でトンネル壁面に埋込み設置されている。火災を伴う車両事故が発生した場合には、監視員通路のあるトンネルでは、事故車両の運転者等の道路利用者は監視員通路の側面に設置されたステップ等により監視員通路に登り、トンネル壁面に設置された消火栓装置の消火栓扉を前方に開放してノズル付きのホースを取出して消火作業を行うようにしている。
【0004】
監視員通路は路面に対し高くした側壁通路として設けられ、トンネル内の車両通行を妨げることなく且つ安全にトンネル内に設置している消火栓装置を含む各種の機器の点検を行うことを可能としている。
【0005】
また、監視員通路のないトンネルにあっては、事故車両の運転者等の利用者は、トンネル壁面に設置された消火栓装置に近づき、同様に、消火栓扉を前方に開放してノズル付きのホースを取出して消火作業を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-181057号公報
特開2008-055024号公報
特開2009-285126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、シールド工法等により作られた都市型トンネルにあっては、トンネル壁面に消火栓装置を埋込み設置できない構造であり、監視員通路側面(壁面)に消火栓装置を埋込み設置する必要がある。
【0008】
しかしながら、従来の消火栓のように扉を前開きする消火栓装置を監視員通路に設置した場合には、消火栓扉が開くと建築限界を超えて道路側に飛び出す問題がある。
【0009】
この問題を解決するため、監視員通路内に消火栓収納箱を埋込み設置し、道路側に面してスライド開閉される前扉を設けると共に、監視員通路面に上向きに開閉される上扉を設けた消火栓収納箱が提案されている。
【0010】
このように監視員通路に埋込み設置された消火栓収納箱によれば、車両事故による火災の発生時に、利用者は、道路に面した前扉を開くことで、ホース収納部から簡単且つ容易にノズル付きホースを引き出して消火を行うことができる。また、消火栓装置の前に車両が停止して前扉からの操作ができない場合には、監視員通路の上扉を開くことで、停止車両に妨げられることなく、ノズル付きホースを引き出して消火を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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