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公開番号
2024021593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-16
出願番号
2022124529
出願日
2022-08-04
発明の名称
芋焼器
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
A47J
37/06 20060101AFI20240208BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】遠赤外線ヒータの特徴を活かしておいしい焼き芋を焼くことができる芋焼器を提供する。
【解決手段】加熱室2と、さつま芋3を加熱する遠赤外線ヒータ4と、遠赤外線ヒータ4のオンオフ制御を行う制御部5と、さつま芋3を加熱室2に収納する際の収納情報を属性として持つ複数の収納情報セット21と、収納情報セット21の各々に対応する調理条件セット22と、複数の収納情報セット21から少なくとも1つを選択する選択手段8とを備え、収納情報セット21は大きさと収納個数の情報を要素として有し、調理条件セット22は遠赤外線ヒータのオン時間とオフ時間と調理開始から調理終了までの調理時間を要素として有し、制御部は、選択手段8によって選択された収納情報セット21に対応する調理条件セット22の条件で遠赤外線ヒータ4を駆動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体内にさつま芋を収納する加熱室と、
前記さつま芋を加熱する遠赤外線ヒータと、
前記遠赤外線ヒータのオンオフ制御を行う制御部と、
調理開始を入力するスタート手段と、
前記さつま芋を前記加熱室に収納する際の収納情報を属性として持つ複数の収納情報セットと、
前記収納情報セットの各々に対応する調理条件セットと、
前記収納情報セットと前記調理条件セットを予め記憶する記憶部と、
複数の前記収納情報セットから少なくとも1つを選択する選択手段と、
を備え、
前記収納情報セットは、前記さつま芋の1個の大きさと収納個数の情報を要素として有し、
前記調理条件セットは、前記遠赤外線ヒータの前記オンオフ制御のオン時間とオフ時間と前記調理開始から調理終了までの調理時間を要素として有し、
前記制御部は、
前記選択手段によって選択された前記収納情報セットに対応する前記調理条件セットの条件で前記遠赤外線ヒータを駆動する
ことを特徴とする芋焼器。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記選択手段は、第1キーと第2キーを配列したキー入力装置であり、
前記第1キーは、前記さつま芋の前記大きさを予め複数に区分した中から1つを選択するキーであり、
前記第2キーは、前記さつま芋の前記収納個数を予め複数に区分した中から1つを選択するキーである
ことを特徴とする請求項1に記載の芋焼器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用の焼き芋機に関し、特に簡単においしい焼き芋が作れる機能を備えた芋焼器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、焼き芋をおいしく焼くこつは、低温で長時間かけて焼き上げることと言われている。これは、さつまいもに含まれる酵素(アミラーゼ)がデンプンを糖化するのに60度前後の温度帯で最適に作用するためといわれる。
特許文献1に示す芋焼器は、ヒータ(5)と、温度センサ(6)が設けられ、オーブン室内が所定温度に保持できる構成が示されている。
特許文献1によれば、指定の温度範囲で所定時間を予熱したあと、焼き温度で焼き上げて焼き芋を完成させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-41863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、温度センサで温度を検出しながら指定の温度範囲で予熱、焼成する際、庫内温度が所定の温度に達すると、所定の温度を超え過ぎないようヒータをオフにする制御が働くため、ヒータは一時オフとなる。
そのため、ヒータ表面の温度が低下し、ヒータ表面が高温時に放射されていた遠赤外線が放射されなくなるため、調理時間全体の中で遠赤外線が放射されない時間帯ができてしまい、遠赤外線を放射するヒータの特徴を最大限活かせておらず改善の余地があった。
【0005】
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、調理中は遠赤外線を絶えず放射し続けることができ、遠赤外線ヒータの特徴を活かして、おいしい焼き芋を焼くことができる芋焼器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、本体内にさつま芋を収納する加熱室と、前記さつま芋を加熱する遠赤外線ヒータと、前記遠赤外線ヒータのオンオフ制御を行う制御部と、調理開始を入力するスタート手段と、前記さつま芋を前記加熱室に収納する際の収納情報を属性として持つ複数の収納情報セットと、前記収納情報セットの各々に対応する調理条件セットと、前記収納情報セットと前記調理条件セットを予め記憶する記憶部と、複数の前記収納情報セットから少なくとも1つを選択する選択手段と、を備え、前記収納情報セットは、前記さつま芋の1個の大きさと収納個数の情報を要素として有し、前記調理条件セットは、前記遠赤外線ヒータの前記オンオフ制御のオン時間とオフ時間と前記調理開始から調理終了までの調理時間を要素として有し、前記制御部は、前記選択手段によって選択された前記収納情報セットに対応する前記調理条件セットの条件で前記遠赤外線ヒータを駆動することを特徴とした。
【0007】
請求項2では、前記選択手段は、第1キーと第2キーを配列したキー入力装置であり、前記第1キーは、前記さつま芋の前記大きさを予め複数に区分した中から1つを選択するキーであり、前記第2キーは、前記さつま芋の前記収納個数を予め複数に区分した中から1つを選択するキーであることを特徴とした。
【発明の効果】
【0008】
この本発明によれば、調理中は遠赤外線を絶えず放射し続けることができ、遠赤外線ヒータの特徴を活かしておいしい焼き芋を焼くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態を説明する芋焼器の概略構成図
本発明の第1の実施形態を説明する要部ブロック図
本発明の第1の実施形態の記憶部を説明する概略図
本発明の第1の実施形態を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明にかかる芋焼器の第1の実施形態を図1を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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