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公開番号2024019965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122770
出願日2022-08-01
発明の名称折り畳み式安全柵
出願人株式会社 いそのボデー,山九株式会社
代理人弁理士法人 武政国際特許商標事務所
主分類B60P 1/44 20060101AFI20240206BHJP(車両一般)
要約【課題】 本発明の目的は、テールゲートリフターに取り付け、柵部を開閉できることで、多くのタイプのテールゲートリフターにおいて取り付けたまま畳める、安全柵を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、トラックのテールゲートリフターに取り付ける安全柵1であって、テールゲートリフターの床版3に装着される柵部12と、前記柵部12と前記床版3を連結する連結部と、を備え、前記連結部は、前記柵部12の下端に設けられ、前記柵部12は、下端を中心に回転可能であって、直立または略直立と水平または略水平までの間を、正回転または逆回転する、ことを特徴とする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
トラックのテールゲートリフターに取り付ける安全柵であって、
テールゲートリフターの床版に装着される柵部と、
前記柵部と前記床版を連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、前記柵部の下端に設けられ、
前記柵部は、下端を中心に回転可能であって、
直立または略直立と水平または略水平までの間を、正回転または逆回転する、
安全柵。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記「柵部の回転」を規制する、回転規制手段を、さらに備え、
前記回転規制手段は、前記柵部の下端に固定される張出板と、水平または略水平方向にスライド可能な係止体と、を含んで構成され、
前記係止体が、前記張出板の上にスライドすると、係止状態となって前記柵部の回転が規制され、
前記係止体が、前記張出板の上から外れるようにスライドすると、解放状態となって前記柵部の回転が自由となる、
請求項1に記載の安全柵。
【請求項3】
前記回転規制手段は、係止体に弾性力を付与する弾性体を、さらに含み、
前記係止体のうち前記張出板側に、先端から肉厚が増加していく尖端部が設けられ、
前記弾性体は、前記係止体が前記係止状態となる方向に弾性力を付与し、
前記柵部を回転して直立させる際に、前記張出板が、前記尖端部に接触し、前記係止体をスライドさせ解放状態とし、
該張出板が該尖端部から外れるまで回転すると、前記弾性体によって該係止体が係止状態となるようにスライドする、
請求項2に記載の安全柵。
【請求項4】
前記柵部の回転を抑制する回転抑制手段を、さらに備え、
前記回転抑制手段は、前記柵部の側面に配置されて前記床版に固定される側面板と、該柵部の側部に設けられたネジ孔に螺合可能な抑制ネジと、を含んで構成され、
前記側面板に設けられた挿通孔に前記抑制ネジを挿通したうえで、前記ネジ孔に螺合した該抑制ネジを締め付けると、前記柵部の回転が抑制される、
請求項1に記載の安全柵。
【請求項5】
前記側面板の前記挿通孔が、前記柵部が回転するときの前記抑制ネジの軌跡に応じた形状である、
請求項4に記載の安全柵。
【請求項6】
前記柵部が、第1柵部と第2柵部からなり、
前記連結部が、第1連結部と第2連結部からなり、
前記第1柵部の上部に設けられる接続具を、さらに備え、
前記第1柵部および前記第2柵部が、前記床版の相対する位置にそれぞれ装着され、
前記第1連結部が前記第1柵部と前記床版を回転可能に連結するとともに、前記第2連結部が前記第2柵部と前記床版を回転可能に連結し、
前記第1柵部および前記第2柵部を回転して水平または略水平の姿勢としたとき、前記接続具が、前記第2柵部の一部に嵌合することによって、該第1柵部と該第2柵部が接続される、
請求項1に記載の安全柵。
【請求項7】
前記連結部の前記床版側に、装着部を、さらに備え、
前記装着部によって、前記安全柵は前記床版に脱着自在に装着され、
前記連結部が、前記柵部と前記装着部を回転可能に連結することによって、前記床版に対して前記柵部を回転可能にする、
請求項1から6のいずれかに記載の安全柵。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、安全柵に関する。より詳しくは、トラックのテールゲートリフターに取り付けて用いる折り畳み式安全柵に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
テールゲートリフターは、トラックに荷物の積み下ろしをする際に地上から荷台の高さまで昇降する装置である。台車やロールボックスパレット(かご車)のような車輪付きの物の積み下ろしによく用いられる。しかし、従来のリフターには荷物が転がり落ちるのを防ぐ高さ数センチメートルのストッパーがあるのみであり、人や物が傾いたときに、転倒・落下を防ぐことはできない。かご車や人の転倒・落下を防ぐ為には、柵が必要である。
【0003】
特許文献1には、車両に設置された昇降板に着脱可能な昇降板用後付け柵であって、柵部と収容部と操作具とセット部を備え、前記柵部は縦枠材を備え、前記収容部は前記縦枠材の延長線上の下側に設けられ、前記セット部は前記収容部の延長線上の下側に設けられ、前記セット部は昇降板の下面側に宛がわれる底面部を備え、前記操作具は昇降板の上面を抑える上下動可能な押圧体と、当該押圧体を上下動させる操作部を備え、前記操作具は、前記押圧体が前記縦枠材の延長線上に位置するように前記収容部に収容され、前記底面部が昇降板の下面側に配置された状態で前記押圧体が前記操作具の操作部によって押し下げられると、当該底面部と押圧体とによって昇降板が挟持され、前記底面部と押圧体で昇降板を挟持した状態で前記押圧体が前記操作具の操作部によって引き上げられると、当該底面部と押圧体による昇降板の挟持が解除される、ことを特徴とする昇降板用後付け柵、が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6752458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の後付け柵は、柵部が常に立ったままであるため、取り付けたままテールゲートリフターを畳めないという欠点があった。つまり、使用する度に付け外しが必要だった。
【0006】
本発明の目的は、テールゲートリフターに取り付けたまま畳める、安全柵を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
トラックのテールゲートリフターに取り付ける安全柵であって、
テールゲートリフターの床版に装着される柵部と、
前記柵部と前記床版を連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、前記柵部の下端に設けられ、
前記柵部は、下端を中心に回転可能であって、
直立または略直立と水平または略水平までの間を、正回転または逆回転する、
ことを特徴とする。
【0008】
本発明は、
前記「柵部の回転」を規制する、回転規制手段を、さらに備え、
前記回転規制手段は、前記柵部の下端に固定される張出板と、水平または略水平方向にスライド可能な係止体と、を含んで構成され、
前記係止体が、前記張出板の上にスライドすると、係止状態となって前記柵部の回転が規制され、
前記係止体が、前記張出板の上から外れるようにスライドすると、解放状態となって前記柵部の回転が自由となる、ようにすることもできる。
【0009】
本発明は、
前記回転規制手段は、係止体に弾性力を付与する弾性体を、さらに含み、
前記係止体のうち前記張出板側に、先端から肉厚が増加していく尖端部が設けられ、
前記弾性体は、前記係止体が前記係止状態となる方向に弾性力を付与し、
前記柵部を回転して直立させる際に、前記張出板が、前記尖端部に接触し、前記係止体をスライドさせ解放状態とし、
該張出板が該尖端部から外れるまで回転すると、前記弾性体によって該係止体が係止状態となるようにスライドする、ようにすることもできる。
【0010】
本発明は、
前記柵部の回転を抑制する回転抑制手段を、さらに備え、
前記回転抑制手段は、前記柵部の外側に配置されて前記床版に固定される側面板と、該柵部の側部に設けられたネジ孔に螺合可能な抑制ネジと、を含んで構成され、
前記側面板に設けられた挿通孔に前記抑制ネジを挿通したうえで、前記ネジ孔に螺合した該抑制ネジを締め付けると、前記柵部の回転が抑制される、ようにすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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